【結婚相談所の婚活体験談】「もっと病」で3年間の長期婚活。迷走した42歳男性がたどり着いた幸せな結婚


結婚相談所イノセント代表
イノセントを成婚退会し、幸せを掴んだ会員様の婚活ストーリーを紹介するインタビュー。
今回は、アプリを開けば素敵な人だらけの状況に、もっと良い人がいるんじゃないか?と「もっと病」に陥り迷走。3年間の長期婚活を経てこの度成婚されたTさん(男性)にお話を伺いました。
お二人の出会いから成婚までのストーリーとは?
- このインタビューはこんな人におすすめ!
・1年以上婚活をしている方
・アラフォー男性
・「もっと病」に陥っている方
活動3年を経て見つけた「本命」との出会い
ーTさんの簡単な自己紹介をお願いします。
Tさん:年齢は42歳で、東京都内在住の会社員です。婚活期間は約3年で、2022年5月から活動を開始し、2025年の5月末に成婚退会しました。
ー成婚退会された今の状況についてお聞かせください。
Tさん:まだそれぞれ別の場所に暮らしています。プロポーズと両家への挨拶は済ませており、8月に籍を入れる予定で、今は一緒に住む家を探しているところです。
ー結婚式のご予定は?
Tさん:入籍して一緒に暮らし始めてから、落ち着いたら家族中心のシンプルな形で行うことを考えています。今は入籍と新居探しに注力しています。入籍日は、覚えやすい日が良いという話から、当初7月7日を候補にしましたが、相手の親御さんから「日が悪い」と言われたため断念しました。その後、8月11日(山の日)が覚えやすく祝日であることから決定しました。
ー家探しは順調ですか?家生活費の分担については話し合われましたか?
Tさん:家が決まればすぐにでも住み始めたいと思っていますが、相手の仕事の関係で希望エリアがあり、予算との兼ね合いで苦労しています。家賃などの生活費の分担については、仮交際中から話はしていましたが、具体的なことはまだ決まっておらず、まさに今話し合っている段階です。
3年間の長期婚活中の変化
ー約3年間の活動期間中、ご自身に変化はありましたか?
Tさん:ざっくり3つの時期に分けられると感じています。活動初期の「頑張る時期」、次に「中だるみ期」、そして終盤の「このままではいけない」という危機感から活動を見直した時期です。活動初期には一度真剣交際に入りましたが、残念ながら終わってしまいました。
ー申し込みの条件などに変化はありましたか?
Tさん:基本的な条件はあまり変えませんでした。一時的に見た目の印象で避けていた相手にも申し込む時期もありましたが、最終的には自分の気持ちが動かないと意味がないと感じ、元のスタイルに戻りました。
ー活動期間が長引いた一番の理由は何だったのでしょうか?
Tさん:大きく2つあると思います。一つは、高望みをしていたこと。もう一つは、「もっといい人がいるのではないか」という「もっと病」に陥っていたことです。仮交際に進むこと自体が目的化してしまい、その後の関係構築を怠っていました。
アプリを開けば次々と魅力的な女性が現れる状況に忙殺され、間違った方向に進んでいましたね。女性側から交際終了となることも多く、相手に自分の気持ちが伝わらず不安にさせてしまったり、LINEの連絡も少なかったと思います。
女性に求めた条件とお相手との出会い
ー相手に特に求めていた条件はありましたか?
Tさん:写真の印象が最も大きく、年齢は35歳から同年代くらい、仕事をしていることが条件でした。条件よりも、実際に会ってみての感覚的な相性を重視していました。
ー活動中に工夫したことはありますか?
Tさん:今年に入ってから、カウンセラーに積極的に相談するようになったこと、そして2週間に1回の定期面談があるコンパスプランに切り替えたことが大きかったです。これが非常に効果的でした。
ー仮交際に進んでから何か変えたことはありますか?
Tさん:LINEの連絡頻度を増やし、相手との関係構築を意識するようになりました。以前は次のデートが決まっていればLINEは不要と感じていましたが、結婚相談所での活動ではこまめなコミュニケーションが重要だと気づきました。
元々他人同士なので、連絡を取らないと関係が薄れてしまう。次回会うまで熱量を維持するためにも、ある程度の連絡は必要だと感じました。
ー成婚されたお相手との出会いについて教えてください。
Tさん:私からの申し込みでした。お見合い時の印象は、とても綺麗な人で、話していて非常に楽しく、自然体でリラックスして話せました。お見合い後すぐに交際希望を出したほど、相手に惹かれました。相手の方も同じように感じていたようです。
真剣交際から成婚退会まで
ー真剣交際を意識したきっかけは?
Tさん:初めての食事で、相手が会計を済ませてくれたことに驚き、強く印象に残りました。また、女性の方から関係を進めようとしてくれていると感じる言動があったことも理由に挙げられます。
後から聞くと、彼女にとって私が初めてのお見合い相手だったようです。しかし、初めての相手であることに迷いもあったと話していました。
ー真剣交際への進展はどうでしたか?
Tさん:仮交際3回目で真剣交際の話になり、4回目のデートで相手の迷いについて話し合いました。その時、私が「焦らなくても良い」と伝えたことがきっかけで、相手も腹を決め、その後は急速に進展しました。
約1ヶ月で真剣交際、2ヶ月後には成婚退会となりました。相手の活動期間は約3ヶ月で、出会った人数も6、7人程度だったそうです。真剣交際後は、お互いに成婚退会を前提としていたため、特に問題なくスムーズに進みました。
ーお子さんについては話し合われましたか?
Tさん:真剣交際に入ってから、欲しいかどうか、希望するとしてもどこまで取り組むかなど、率直に話し合いました。お互いの年齢を考慮して重要な話題でした。
ー交際中に合わない部分や終了を考えたことはありましたか?
Tさん:私自身は終了を考えたことはありませんでした。しかし、合わないと感じる部分はいくつかあり、真剣交際の期間が短かったため、もっと時間をかければ分かったこともあったかもしれません。
結婚後、一人暮らしが長かったことによる生活習慣の違いなどが出てくる可能性についても意識しています。
お相手女性の印象と関係構築のために意識したこと
ーお相手の印象について、もう少し詳しく聞かせていただけますか?
Tさん:笑顔が素敵で、話していてよく笑ってくれる明るい人です。また、距離を縮めようとしてくれる言動に好意を感じました。例えば、お店の提案なども積極的にしてくれました。
言葉に出してちゃんと伝えてくれることも嬉しかったですし、「優しいね」「こんな優しい人なかなかいないよ」など、すごい褒めてくれるのが嬉しかったですね。男性は女性に比べて褒められる経験が少ないので、そうした言葉は非常に心に響きます。
ー関係を深めるために共同作業が重要だとよく言いますが、いかがでしたか?
Tさん:おっしゃる通りです。相手の気持ちを理解し、それに応えることの重要性を認識しました。結婚相談所のカウンセラーを通じて相手の気持ちを確認できたことが、関係の進展に大きく役立ちました。
関係が停滞しそうになった際、カウンセラーの滝澤さんからのアドバイスに従い、一度相手への積極的なアプローチを控えたことで、相手が安心し関係がスムーズに進展した経験もあります。
ーお相手のどんなところに魅力を感じましたか?
Tさん:外見はスリムで健康的な印象です。内面は、一緒にいて楽しく、自分の気持ちをきちんと伝えてくれるところに魅力を感じています。女性がしてほしいことを言葉で伝えてくれると、男性は対応しやすいのでありがたいです。
ー距離感はどうやって縮めましたか?
Tさん:これは完全に相手のおかげです。仮交際2回目のデートで、相手の女性からの提案で敬語をやめることになり、それが二人の距離を縮める大きなきっかけになりました。敬語をやめることは心理的な距離を縮める上で非常に重要だと感じました。
「もっと病」からの脱却
ー今のお相手よりも魅力的な人を探そうとはなりませんでしたか?
Tさん:その方と仮交際をスタートしてから、もう他の相手を探すのをやめたんです。この人と真剣に向き合おうと思いました。
ー手を繋ぐタイミングは?
Tさん:真剣交際を申し込んだ後、自然な流れで相手と手を繋ぎました。仮交際中は、相手が相談所のルールを気にしていたため、手を繋ぐことはありませんでした。
ーお見合いが成立した要因は?
Tさん:仲人さんからの紹介文が良かったことを相手の女性が挙げていました。紹介文に書かれていた私の人柄や、相手の性格との共通点に惹かれたそうです。女性は男性に比べてプロフィールをよく見ているなと感じました。
ー真剣交際後や退会後にお相手にしてもらって嬉しかったことはありますか?
Tさん:まだ実現はしていませんが、真剣交際後、相手の女性から頻繁に「欲しいものないの?」と聞かれ、「プレゼントしたい」と言われたことが嬉しかったです。私が喜ぶことをしたいという気持ちが伝わってきました。
まとめ
ーでは、最後に活動中の皆さんに一言お願いします。
3年間という長い婚活を終え、幸せいっぱいでインタビューに答えてくださったTさん。
「もっと病」は多くの方が陥る可能性がありますが、それに気づいてコンパスの受講を決断されたことが大きかったですね。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。