結婚相談所の自己PR｜婚活で使える魅力的なプロフィールの書き方

婚活ノウハウ

2024年1月12日

【執筆】坂田啓太

結婚相談所イノセント代表

婚活ではプロフィールがとても重要です。

結婚相談所に入会すると、まず最初にすることはプロフィールの作成です。

婚活のプロフィールは下記のような項目に分かれます。

・自分の情報
・相手への条件
・自己PR
・カウンセラー紹介文

その中でも今回は、書くのが難しい「自己PR」の書き方についてご紹介します。

現在婚活中の方も、これから結婚相談所への入会を控えている方もぜひ最後までご覧ください。

この記事の結論

・自己PRの充実で、写真やスペック以外に会う理由がうまれる
・書く際はあなたらしさが伝わる内容がおすすめ
・自分の希望を書きすぎないように注意する

1．結婚相談所で自己PRの充実をおすすめする理由
2．結婚相談所の自己PRの書き方で大切なこと
3．結婚相談所の自己PRの例文
4．結婚相談所の自己PRの書き方
5．結婚相談所の自己PRが婚活の行方を左右する！

1．自己PRの充実をおすすめする理由

わずか数行のシンプルな人もいれば、しっかり細かく書く人もいる自己PR。

自己PRを充実させることで、どんな効果があるのでしょうか？

① 写真や条件以外の魅力を
アピールできる

写真や条件だけで相手を選ぶ人はほとんどいません。

結婚相談所で成婚（結婚）したカップルに、相手の第一印象を尋ねると「プロフィールが素敵で会うのが楽しみだった」という声を聞きます。

具体的に人柄・性格が分かるようなエピソードを盛り込むことによって、人物を想像してもらうことがポイントです。

不利な条件もカバーできる！

例えば年収が条件に合致していなくても、明るく優しそうな人柄が伝わるプロフィールを作成することで、OKをもらえる確率は確実に上がります。

また、下記に上げるようなさまざまなことが、お相手へのアピールにつながるのです。

ーーーーーーーーーーーー
・料理や掃除など生活力
・仕事への想いや向上心
・性格や人柄
ーーーーーーーーーーーー

ポイントは自分の言葉で書くことです。

綺麗な文章を書こうとすると、自分の良さを消してしまうことにもなるので

例文などの使用は最低限にして、自分の言葉で書くように意識しましょう。

② お見合い前に会話の準備ができる

IBJではお見合い前に本人同士でメッセージをやり取りする機会がありません。

ですが、プロフィールが充実していれば事前に話題や、質問を準備できます。

坂田代表

情報が少なすぎるプロフィールでは、会った時に何を話せば良いか分かりません。

趣味や休日の過ごし方など、普段の生活の様子や好きなことを書いておきましょう。

会話のヒントを散りばめよう

お相手が質問しやすいような話題を散りばめておくことはとても大切。

仕事からプライベートのことまで、満遍なく話題を盛り込みましょう。

③共通点を見つけてもらえる

自分と考えが似ている、趣味が同じなど、共通点がある人は好印象ですよね。

性格や趣味などの項目はなるべく固有名詞を使って具体的なエピソードを盛り込むことで、身近に感じてもらえます。

ーーーーーーーーーーーー
・読書が好き→最近読んだ本のタイトル
・登山が好き→登ったことのある山
ーーーーーーーーーーーー

なぜ好きなのか？どう感じたのか？まで書けると内面や考えまで伝わり、さらに魅力的なプロフィールに仕上がります。

読書が好き、音楽が好き、スポーツが好きなど内容が薄いプロフィールは記憶に残りません。

なるべく一つの内容を掘り下げて書くことで、記憶に残るあなたらしいプロフィールを作成することができます。
ーーーーーーーーーーーー
・読書が趣味
・好きなジャンルはミステリー
・よく読む作家さんは坂木司さん、綾辻行人さん
・週末はカフェで小説を読むのが楽しみ
ーーーーーーーーーーーー

坂田代表

万人に受ける必要はないので、グッと誰かに響くプロフィールを書くことを意識しましょう。

④デートにも役立つ

自己PRの内容は交際成立後のデートのきっかけやネタにもなります。

ーーーーーーーーーーーー
・カフェが好き→カフェデート
・映画が好き→映画デート
ーーーーーーーーーーーー

まだお互いをよく知らない同士のデートは緊張するもの。

どこに行って、何をすれば良いのか気を使いますよね。

そんな時にプロフィールにヒントが書いてあればとても助かります。

坂田代表

女性会員さんで「餃子が大好物」とプロフィールに書いている方がいました。

インパクトがあったようで、「美味しい餃子のお店デート」を提案されたそうですよ。

婚活ウケを過度に狙いすぎると、量産型のプロフィールになってしまいます。

ぜひ、あなたらしさを意識して考えてみて下さいね。

2．自己PRの書き方で大切なこと

よく勘違いをしている方が多いのですが自己PRは自分の求める条件をアピールする場ではありません。

お相手に良いイメージを持ってもらうことが大切です。

就活でもいきなり年収や、年間休日を企業に尋ねるのはNGなはずです。

結婚相談所の婚活でもそれが同じこと。まずは、選んでもらうと言う意識が大切です。

①自己PRはお相手目線が大切

お相手が安心してこの人に会ってみたいなと思える内容を意識しましょう。

自分の伝えたい価値観も大切ですが、一度異性の気持ちになって、「何を知りたいか」「パートナーに何を求めるか」をイメージすることを大切にしてください。

②希望ばかり書くのはNG

ーーーーーーーーーーーー
・子供が好きなので3人欲しいです。
・共働き希望なので家事は分担希望です。
ーーーーーーーーーーーー

このように、自分の求める条件をストレートに書きすぎていませんか？

押し付けているつもりはなくても、会ったこともない異性の結婚の条件をスッと受け入れられる異性は少ないのが現実です。

そのような内容は思っていたとしても、自己PRに書く内容ではありません。

③具体的に、わかりやすく書く

特殊な職業であれば噛み砕いて説明することで、「よく分からないからやめておこう」という不安を取り除くことができます。

また、お仕事の説明をするときは専門用語をできるだけ避け、誰にでもわかる噛み砕いた表現で記載するようにしましょう。

まずは仲人にお話をして、伝える練習をしてみるのも良いですね。

3．男性・女性別
自己PRの例文

結婚相手のとしてのイメージを持ってもらえるように書いてみましょう。

例文はほんの一例なので参考にあなたらしい自己PRを作ってください。

挨拶

例：
はじめまして。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。

挨拶はシンプルに定番の上記文章で問題ありません。

結婚相談所では砕けた表現よりも、しっかりした文章が良いでしょう。

自分の性格

女性例：
周りの友人には「いつも笑顔で明るい」と言われます。
自分でも笑顔やプラス思考を大事にしたいと思っているので、そのように言って頂けると嬉しく感じます。

男性例：
友人や家族と話すことが好きで、明るい性格だと思います。
周りからは真面目だよね、と言われることが多いです。
挨拶と笑顔が大切なことと育てられてきましたので、「笑顔と愛嬌」がモットーです。

性格に関しては男女で書き方に大きく違いはありません。

友人や家族など、周りからの声と、自分の思うことを織り交ぜて人柄を伝えましょう。

仕事

女性例：
予備校で校舎運営や生徒たちの進路指導を担当しています。
生徒が困った時に何でも相談してもらえるように、どれだけ忙しくても態度に出さないように意識しています。
人と接することが好きで、今の会社は育休有給等の制度も整っているので、結婚後もぜひ続けていきたいです。

男性例：
出版社で観光関係の媒体の編集者をしています。様々な年代の方と関わることで、日々刺激を受けています。職場環境には大変恵まれ、やりがいを持って毎日仕事をしています。

イノセントでは特に事情がない限り皆さんには必ずお仕事の内容を記載していただくようにしています。

坂田代表

仕事の内容を伝えるというよりは、皆さんの活躍や取り組み方から

姿勢や長所を想像してもらうことが大切だと考えています。

福利厚生についてもさりげなく触れることでお相手から見たときに結婚生活への安心感も増します。

業務の内容、職場環境、やりがい、人間関係など何でも良いので自分の思いを盛り込みましょう。

休日の過ごし方

女性例：
休みの日には、録画した料理番組を見ながらそのレシピを再現することにはまっています。将来の家族においしいと思ってもらえるように練習中です！
お相手の方が料理が好きであれば一緒にできる機会もあれば嬉しいです。

女性例：
映画はマーベル系のアメコミが好きで、スパイダーマン、アイアンマン、キャプテンアメリカなどが特にお気に入りです。アクションが好きで、作品毎に物語がリンクしているのも好きなポイントです！

男性例：
カフェ巡りが好きで、おいしいコーヒーやスイーツを見つけることが楽しみです。
休みの日に、大好きなスピッツを聴きながら散歩をして、新しいお店が見つかるとテンションが上がります。

男性例：
サッカーを見ることが好きで、よく見ています。海外サッカーを見ることが多いのですが、Jリーグも勉強中です。最近はなかなか行けていないのですが、スタジアムへ観戦にも行きたいと思っています。

ポイントは固有名詞をあげて具体的に書くことです。

いくつか書く中で、全ての趣味を変わったものばかりにせずに、親しみやすいものや一緒に楽しめることを書くと話題が広がりやすいので意識してみて下さいね。

将来、家庭のイメージ

女性例：
お互いに「ありがとう」「ごめんね」をいつまでも素直に伝え合える、そんな関係性が理想です。
私は管理栄養士というお仕事柄、健康管理は得意です。
お食事の面からも、家族の幸せをサポートできれば幸せです。

男性例：
それぞれの時間も、二人の時間もそれぞれ尊重し合いながら、穏やかな家庭を築いていきたいです。
お相手の方がお仕事の継続を希望される時も、しっかり応援していけるように、家事は率先して行うつもりです。
YouTubeのレシピ動画を参考に、料理を作るのも好きなので、お相手の方の「美味しい」が聞けるようにこれからも努力していきます。

相手への要望よりも、自分がどんな家庭を築いていきたいか、素直な気持ちで書きましょう。