こんにちは!結婚相談所イノセントです。
結婚相談所で真剣交際に進んだ場合、7割ほどの方はそのまま成婚退会されますが、残りの約3割は交際終了になっています。
「まだ終了はしていないが、別れるべきか考えている」という方もおられるのではないでしょうか。
今日はそんな真剣交際で悩まれている方のために、
この記事でわかること
・真剣交際で別れるときのルール
・真剣交際でよくある終了の理由
・真剣交際で別れる前に考えておきたいこと
などについて、カウンセラーの私(坂田)と永島の二人で話していきたいと思います。
真剣交際で別れる際の結婚相談所のルール
坂田代表
実は、真剣交際で別れるときのルールって、IBJでも
はっきり明文化されていないんですよね。
これはやっぱり、結婚相談所の方針や、二人の関係性によっていろんなケースが考えられるから、一概にこうしないとダメというルールを作れないのかなとは思います。
永島代表
そうですね。イノセントでも、私は割と担当者経由で伝えても良いんじゃないかなと思っていますが、坂田代表はなるべく本人が直接伝えたほうがいいというスタンスですよね。
坂田代表
私はそうですね。でもさっきも言ったように二人の事情にもよるから、とりあえず相談はしてほしいとは思いますね。
永島代表
喧嘩別れとかはあんまりないですけどね。もう顔を合わせづらいとかもあるでしょうし、そういうときは担当者経由でも良いですよね。
坂田代表
いいと思います。とは言え、基本は本人から言ったほうが、やっぱり気持ちは伝わるし、
最後の話し合いができますから。
それでまた復活する可能性もありますし。
永島代表
担当者経由だとお互いの温度感がわからないですからね。お互いに、「チャンスがあるなら話し合ってみたい」と思っている可能性だってあるわけですから。
坂田代表
そもそも結婚相談所では結婚を前提に交際していて、しかも真剣交際に進んだということで、
お相手が結婚の準備を進めてしまっている可能性もありますよね。
プロポーズとか指輪とか。
その状況で、担当者経由で伝えられると、もちろんルール的にはOKですけど、相手はもやもやが残るのではないでしょうか。
永島代表
最後くらい自分で伝えて欲しいなとは思いますね。
坂田代表
そうですね。なので、担当者の考え方とか、二人の関係性とか、真剣交際に進んでどれくらいの期間が経っているかとか、いろんな要素が絡んでくるので、「別れ方はこれがベスト」というのは一概には言えないです。
永島代表
そうですね。悩んでいるなら、ぜひ相談はしてほしいですね。
真剣交際における上手な別れ方、別れの切り出し方
坂田代表
ツイッターなどで、「真剣交際で上手な別れ方を教えてください」と相談されることがあるんですけど、正直言ってそんなもの無いですよね。笑
永島代表
ないですね。真剣交際まで進んでおきながら終了を切り出すので、心苦しいのは当然ですよ。
悪者になりたくないって思うかもしれませんが、それは仕方ないと思います。
坂田代表
そもそも、別れを切り出すことが、絶対的に悪いということじゃないですからね。
もちろん理由によってはひどい別れ方はありますが…。
永島代表
そうですね。むしろ、結婚しなくてよかった、早めに気づいてよかった、という終了理由は全然ありますよね。
坂田代表
「このまま二人が一緒にいるとダメになっちゃう」とか、本音とは別のよくわからない理由でごまかそうとするのが一番良くないと思います。
相手を傷つけたくないと思ってそう言うのかもしれませんが、相手はもやもやが残りますよ。
永島代表
相手からすると、「え?なんで別れるの?話し合おうよ」ってなりますよね。
坂田代表
本当に相手のことを想うのであれば、
ちゃんとした理由を言ってあげるのが一番です。
傷つけたくないという発想は、中途半端な優しさというか、自分のための優しさです。ずるいと思います。
真剣交際の終了の先延ばしはダメ
坂田代表
交際終了するか迷っていて、決めきれずにずるずる長引いてしまうのはあまり良くないですよね。
永島代表
先延ばしはダメですね。相手が
結婚の準備をどんどん進めてしまうこともありますし。
お互いのためにならないです。
坂田代表
昨年あった出来事なのですが、男性が指輪を用意しちゃっていて、女性が別れを切り出したときに、お金を払って欲しいということになって、問題になりましたね。
永島代表
ありましたね。結婚に向けて進めて行こうと女性も話していたので、男性側も親に全部言って、いろいろ進めちゃっていて…。
坂田代表
あの件は男性の暴走もあったということで一件落着はしましたが、やっぱり別れようと思っているならちゃんと言ったほうが良いということですね。
永島代表
はい。違和感を感じているなら、担当者に相談したほうが良いと思います。
真剣交際で別れたいと思う、よくある理由
坂田代表
真剣交際の終了理由っていろいろありますけど、やっぱり「決めきれない」というのは多い気がしますね。
永島代表
決断力がないんですよね。
坂田代表
あとは、
・自分が相手のことを本当に好きかどうかわからない
・相手の気持ちが伝わってこない
・この人のことは嫌いじゃないけど、本当に結婚して良いのかわからない
みたいなケースですね。
永島代表
特に結婚相談所は期限がありますから、決めきれないから別れるというのは多いですね。
どちらかの担当者に「長引かせるのは良くないよ」と言われて終了するケースは多いと思います。
坂田代表
そうですね。でもこのケースは仕方ないこともありますよね。
もちろん、本当に決断力がなくて決めきれないタイプの人かもしれませんが、違う人と出会ったときに「この人だ」とスッと決められることもありますから。
永島代表
全然上手く行かなくて悩んでいたのに、本当に相性の良い人と出会って短期でサクッと成婚されていく人も多いですからね。
決めきれないからダメ、とは一概には言えないですね。
坂田代表
あとは、「スピード感」でしょうか。
永島代表
親への挨拶とか、成婚退会までの進め方とか、
スピード感に差があるのは当然ですからね。
片方はちゃんと話しをしながら少しずつ着実に進めたいのに、もう片方はもう気持ちが高ぶっちゃって、今すぐにでも結婚したくてどんどん進めちゃって、温度差が出てしまって、片方が「ちょっと無理かも」というようなケースは本当に多いと思います。
坂田代表
「
違和感」というのも多いかもしれません。真剣交際に進む前から違和感は感じていたけど、「嫌じゃないから」という理由で真剣交際に進んで。
真剣交際に進んでから突っ込んだ話をするようになって、元々感じていた違和感がどんどん大きくなって破局、みたいな。
永島代表
ありますね。価値観とか、人間性とか、デートでのお金の使い方とか、理由はいろいろあると思いますけど、何かはっきりとしない違和感というのが結構大事だったりしますよね。
坂田代表
仮交際の時点で違和感を感じているなら、真剣交際に進む前にちゃんと話し合ったり、自分の気持ちを見つめ直したりすることが大切かもしれませんね。
永島代表
もし違和感を感じながらも真剣交際に進んでしまったとしても、真剣交際に進んで1ヶ月経って迷いがあるなら、終了フラグと判断したほうが良いと思います。
坂田代表
その通りだと思います。結婚を前提で交際して、真剣交際にまで進んでいるのに、1ヶ月で何か違うと感じているのは、かなり終了に近いと思います。
その状態から、あと1ヶ月で結婚する覚悟に持っていけるのか?と言われたら、難しいですよね。
坂田代表
「親が反対して終了」というのも、そこまで多くはないですけど、あるかもしれませんね。
永島代表
東京では多くないですね。
坂田代表
関西では在日二世の方とか、韓国籍の方が多かったりして、国籍が問題になるというようなケースがまれにあります。
永島代表
なるほど。あと、宗教問題も同じですよね。
坂田代表
そうですね。でも国籍問題も宗教問題も、仕方ないですからね。本人が親を説得できるかどうかですよね。
永島代表
親関係の問題という意味では、「親との関係」で嫌になるケースのほうが多いような気がします。
相手と、相手の親の関係性が近すぎて嫌になるとか。
坂田代表
共依存ってやつですね。
永島代表
はい。挨拶に行ったら、親と娘が仲良しすぎたとか。
もちろんその関係性を見て、「お互いの家族が仲良くなれそうで嬉しい」と感じる人もいれば、
「これから二人で生活していく中で、何かを決めるたびに相手の親が出てきそうで嫌」と感じる人もいますからね。
坂田代表
考え方次第ですね。
仲が良いこと自体に問題はないけど、親を安心させるために◯◯しようというような思考だと、嫌になる可能性は高いですよね。
親のために結婚するとか、世間体を気にして結婚するとか。
永島代表
相手からすると、「俺は何なの?」って思いますよね。
親のために婚活しているわけじゃないし、親が結婚するわけでもないですからね。
未成年だったらわかりますけど、30代でってなるとちょっと問題ですよね。
坂田代表
もしお相手がこういう「親に依存しているタイプ」で、嫌だなと思うんだったら、
ちゃんと相手に伝えたほうが良いと思います。
ちゃんと伝えて、わかってくれないのであれば、早めに終了で良いんじゃないでしょうか。
永島代表
こちらが相手の親を説得することはできないですからね。早めに別れたほうが良い場合が多いと思います。
何より大切なのは、相手と向き合うこと
坂田代表
真剣交際に進んでから上手く行かないと、それだけで「もうヤバい」と思う人がいるんですよ。
「今この段階で不安に感じていることがヤバいんじゃないか?」って思っちゃうんですよね。
でも本当にヤバいのは、そのまま何もせずに終了しちゃうことだと思います。
永島代表
相手と向き合っていないですよね。
相手にちゃんと気持ちを伝えて、話し合って、そのうえでダメだったら終了も考えれば良いと思います。
坂田代表
「真剣交際に進んだら、結婚までトントン拍子に進むものでしょ?」というイメージがあるのかもしれませんが、
成婚されている方も、いろんな問題を乗り越えて成婚にたどり着いているので、「何か問題があったからもう無理かも」とは思わないで欲しいです。
永島代表
別れたいと思っても、その背景にあるものをちゃんと伝えて、話し合ったうえで決めて欲しいですね。
坂田代表
はい。仮交際であれば担当者に相談したり、担当者経由で気持ちを伝えたりしたらいいですけど、
真剣交際で起きた問題はもう二人の問題ですから、ちゃんとお互いに向き合って欲しいなと思います。
もちろん真剣交際でも、「こういうことを伝えても良いのか?」というような相談は良いとは思います。
永島代表
そうですね。すでに終了の覚悟が決まっているなら担当者経由でも良いですけど、そうでないならきちんと向き合ってから決めてほしいと思います。
温度感が違うのは当たり前
坂田代表
そもそも真剣交際に進むときの温度感って、人によって全然違うんですよね。
進むときにいろんな話をして、全部納得してから進みたい人と、とりあえず進んで真剣交際になってから話せばいいやという人。
どちらが正解とかはありませんが、この違いが真剣交際中に如実に現れて問題になるケースは非常に多いです。
永島代表
人によって真剣交際の意気込みや考え方は全然違いますから、ちゃんと話し合ってすり合わせていくしかないですよね。
坂田代表
いまだに、「仮交際で3回デートしたから真剣交際の告白をするものでしょ?」という考えの人もいます。
そういう考えで告白して真剣交際に進んだ人と、本気で考えて真剣交際に進んだ人では、交際を進めるうちにズレが生じるのは当然のことです。
永島代表
そうですね。もちろんぴったり合う人もいますけど、そもそも他人なんですから、
温度感やスピード感に違いがあって当然だし、何も問題ないんですよね。
それをどうすり合わせて行くか、ですね。
坂田代表
本当は進む前にいろいろ話して決めておくべきですけど、もう進んじゃったんですから、あとは向き合うだけです。
いろいろ話し合ったうえでダメだったら、そのとき初めて別れるという選択肢を選べばいいのかなと思います。
別れても上手く行く人、別れないほうが良い人
坂田代表
別れてもそのあと良い人を見つけて上手く行くという人もいますが、
今の人と別れたらもう次は厳しいかも、という人がいますよね。
全然お見合いが決まらないとか、お見合いをしてもまったく仮交際に進めないとか。
永島代表
お見合いもたくさん申し込まれて、仮交際にもどんどん進める人もいれば、一方でそもそもお見合いが決まらない人もたくさんいますから。
坂田代表
そういう意味で、別れたほうがいい場合と、別れないほうが良い場合というのを考えたほうが良いのかもしれませんね。
永島代表
長くカウンセラーをやっていて思うのが、上手く行く人と行かない人の差って、「
別れ方」でわかるなと思います。
たとえば、今日ずっと話してきたように、ちゃんと向き合ってから別れた人は他の人とも上手く行きますし、
最後に相手を批判したり、文句ばかり言って終了するような人は、他の人と出会ってもなかなか厳しいですよね。
坂田代表
わかります。
相手のせいにする考え方というか。
向き合おうとせず、自分の中で結論を決めて終了しようとする人は難しいと思います。
お相手に気持ちを伝えるときのポイント
坂田代表
いつもイノセントのブログで、相手と向き合おうとか、気持ちを伝えることが大切だと言っていますが、伝え方も大切ですよね。
永島代表
そうですね、伝え方が下手だと、押し付けになってしまったり、本当に自分が伝えたいことが伝わらなかったりすると思います。
大切なのは、「これからあなたと上手く進めて行きたいからこそ話していることなんだよ」ということを伝えることでしょうか。
単純に相手を批判したり指摘するのではなく、これからの二人の生活のために、これが障害になっているから話しているんだよと言ってあげることはとても大切なことだと思います。
坂田代表
本当にその通りですね。「
二人の将来のために」ということを伝えていないと、「終了したいのかな?」と思われる可能性もあります。
話し合いをするということは、明るい将来を見据えての前向きな気持ちがあるということですから、その気持ちを伝えることが大事だと思います。
永島代表
「そんなの言わなくてもわかるでしょ」と思うかもしれませんが、ちゃんと言わないと伝わらないと考えておいたほうが良いですね。
坂田代表
ちゃんと伝えたうえで、話し合おうとしても話にならないなら、別れても良いとは思います。
問題は交際中だけじゃなく、むしろ結婚してからもたくさん出てきますから、今の段階で話し合いができないというのはかなり問題かなと思います。
永島代表
そもそも話し合いを切り出せない人は、もしかしたら逃げグセがあるかもしれませんね。
坂田代表
向き合うのってエネルギーがいりますから、めんどくさいと思ってしまったり、どうせダメだろうと決めつけてしまったりするのだと思います。
永島代表
問題は放置して直ることはないですから、今向き合えないと、終了して他の人と真剣交際に進めても上手く行きづらいのかなと思います。
終了するにしても、やっぱりちゃんと向き合ってから終了してほしいですね。
話し合いで絆が深まる
これまで多くの会員さんを見てきましたが、本音で向き合って話し合いをしたことで、より絆が深まるというパターンは非常に多いです。
話し合いをすることで、当然相手のこともわかりますし、自分のこともわかってもらえます。
さらに、自分で自分のことをもっと深く知るきっかけにもなります。
もちろん伝え方の勉強にもなりますから、人間的にも間違いなく成長できます。
向き合った結果ダメになったとしても、話し合ったという経験は必ず次に生きてきますから、逃げないでほしいなと思います。
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