真剣交際の進め方とは?流れ・話すこと・プロポーズのタイミングを紹介
結婚相談所イノセント代表
結婚相談所で真剣交際に進むということは、結婚というゴールも目の前です。
真剣交際に入ったら、何か変わるの?何をすればいいの?と不安を抱える人も多いですよね。
「あとは結婚に向けて進めていくだけ」と油断していると失敗することもあるので、ぜひ最後まで気を抜かずに頑張ってほしいと思います。
今真剣交際中の方も、これから進む方にも参考になる内容です。ぜひ最後までご覧ください。
真剣交際の進め方:大まかな流れ
まず、真剣交際の進め方の大まかな流れを知っておくことが大切です。
全体の流れを知って、スケジュール感を把握することで、過度に不安になったり焦らずに真剣交際を進めることができます。
流れを頭に入れて、一回一回のデートを大切に愛を育んでいきましょうね。
真剣交際からプロポーズまでのおおまかな流れ
イノセントでは毎年100名以上の会員様が成婚退会されますが、真剣交際に入り2ヶ月目くらいでプロポーズをされる方が多いです。
大まかな流れとしては、以下のようなスケジュールです。
■真剣交際スタート~1ヶ月(30日)
- 結婚についての話をする
- 1日デートや遠出で距離を縮める
- 家デート
■1ヶ月(30日)~2ヶ月(60日)
- 親への挨拶
- プロポーズ
IBJ(日本結婚相談所連盟)の交際の期間は基本は3ヶ月、最長6ヶ月ですが、プロポーズが6ヶ月ギリギリになることはほとんどありません。
いざ真剣交際に入ると、みなさん2〜3ヶ月で気持ちを固められます。
長すぎる真剣交際で上手く成婚まで辿り着いた例は、イノセントではあまりありません。
まずはスケジュール感をしっかりと把握して、結婚へ向けて進める意思を持ちましょうね。
真剣交際の進め方2:必ず話すべきこと
真剣交際では、何も考えずに仮交際と同じようにデートしていては、結婚という目的がぼやけてしまいます。
進め方を知らないと、何も進展しないまま2ヶ月、3ヶ月とあっという間に過ぎてしまいます。
真剣交際では何を意識するべきなのか、必ずやるべきことを押さえて進めていきましょう。
①結婚について話し合う
真剣交際の進め方で大切なことは、最初の1ヶ月で結婚についての話がしっかりできているかどうかです。
一般的な恋愛結婚であれば、プロポーズの後に子供の話しや結婚式はどうするかという話をします。
しかし結婚相談所では、順序は逆になると覚えておきましょう。
結婚を目的とした場所で相手と出会うので、考え方や条件のすり合わせをしてから「結婚しよう」となります。
女性はプロポーズをされたとしてもOKできないんです。
もちろん、恋愛感情優先で真剣交際を進めていくカップルもいるので全てがこのパターンではありませんが、結婚についての話は意識的に出すようにしたいですね。
②最初の1ヶ月で話しておくべきこと
それでは、具体的にどのような結婚についての話をするべきなのでしょうか。
以下の項目を参考に必要なことを話していきましょう。
・入籍のタイミング
・子供のこと(欲しいか欲しくないか、絶対ほしいか、いつごろ、何人くらいほしいか)
・仕事のこと(女性は仕事を続けたいのか、男性は仕事を続けてほしいのか)
・住む場所(エリア、一軒家、マンション、賃貸)
・結婚式のこと(するかしないか、どんな式にしたいか)
・お互いの家族について(両親や兄弟、どんな人たちか、仲が良いのか悪いのか)
話し合う中で大切なことは、必ずしも意見は一致する必要はないということです。
お互いの考えを知り、2人にとって最善の形を見つけていくことが大切です。
③入籍のタイミング
後でトラブルになることが多いのが、入籍のタイミングです。
実は、「成婚退会」に入籍は条件ではありません。
女性は成婚退会後すぐに入籍をすると思っていたけれど、男性は1年後を考えていたという例も実際にあります。
どちらが悪い訳ではありませんが、後で揉めないためにも確認しておくと良いですよ。
ただ、結婚相談所であれば、すでに結婚への準備を進めているはずなので1年後にする意味はほとんどないはずです。
もし入籍を先に伸ばしたいなら、理由は何なのか。しっかりと説明してお互いが納得できるようにしておきましょう。
④両親への挨拶について
結婚相談所では、お互いの両親に対して、「結婚します」という結婚直前の挨拶ではなく、真剣交際中に「結婚を前提にお付き合いしています」と挨拶に行くことがあります。
これは絶対にしておくべきことではありませんが、早めに挨拶しておいたほうが間違いなくスムーズに進むのでおすすめです。
結婚の覚悟が決められないこともありますしね。
初対面の相手との突然の結婚報告に拒否反応を示してしまう親御さんもいらっしゃるので、真剣交際に入ったら親への告知と挨拶を一度しておくと心の準備ができます。
早い段階で挨拶に行っておけば、問題が発覚しても乗り越えられることもありますし、安心して結婚に向かって進めるのではないでしょうか。
真剣交際の進め方3:プロポーズの準備
次に、結婚相談所のプロポーズについて説明します。
まず最初に知っておいていただきたいのは、一般的な恋愛における「プロポーズ」と、結婚相談所における「プロポーズ」は少し意味が違うということです。
結婚相談所におけるプロポーズとは?
一般的には男性が女性に対して「求婚」という意味でプロポーズをすることが多いと思います。
プロポーズというイベントを思い出に残すためだったりします。
対して、結婚相談所でのプロポーズは、「けじめ」としての意味合いが強いです。
結婚相談所は一般的な恋愛と違い、そもそも結婚を前提に出会うところです。
お互いが結婚するつもりで出会い、結婚に対する考え方や価値観、条件などを共有したうえで、あらためて「結婚してください」とプロポーズをします。
ひとつの区切りと考えても良いかもしれません。
一般的な恋愛ではプロポーズのあとに結婚について本格的に話し合うことが多いですが、結婚相談所では交際中に結婚についての話は十分できているはずなので、一か八かのプロポーズは基本的にありません。
男性は、まずこのプロポーズの意味をしっかりと理解しておきましょう。
真剣交際の進め方4:プロポーズ
結婚相談所のプロポーズは一般的な恋愛と違い、サプライズ的な意味合いはありません。
しかし、ひとつの区切りとして、しっかりプロポーズはするべきです。それでは、どのようにプロポーズを進めていくのでしょうか。
男性と女性でプロポーズの考え方が違う
女性はプロポーズを重視しますが、「プロポーズをしたい!という男性」は少ないですよね。
特に結婚相談所では、
- そもそも結婚を前提に真剣交際している
- すでに結婚をする話で準備を進めている
ということで、「あらためてプロポーズはする必要ない」と考えてしまう男性も多いです。
「結婚してほしい」と伝えることは非常に高い壁を感じてしまいますよね。
女性はプロポーズがして欲しい
しかし一方で、真剣交際に進んで、「結婚後の話や子供の話はしているのに、プロポーズされない」と悩む女性は本当に多いです。
男性が行動で示しているつもりでも、女性は言葉で伝えて欲しい生き物です。
「なんのために行くの?」と不満を感じてしまいます。
まずは、男女でプロポーズについて意識の差があるということは、お互いに知っておかなければいけません。
結婚相談所でのプロポーズは「結婚してほしい」と伝えること
結婚相談所のプロポーズは、サプライズ演出や箱パカは必ずしも必要というわけではありません。
しかし、良い雰囲気のレストランなどで、女性の思い出に残るような形でプロポーズしてあげるのは大切なことです。
ただし、雰囲気や演出よりも「結婚してほしい」という言葉を伝えてあげることのほうが何よりも重要です。
場合によっては、プロポーズよりも先に「結婚してほしいと思っている」という気持ちを伝える必要があります。
と軽く伝えてしまうと、なかなか女性は納得できません。
あなたと結婚を考えているから親に会ってほしい
と、「私はあなたと結婚したいから」という気持ちをちゃんと伝えることがプロポーズ前の大切な準備です。
真剣交際中のプロポーズのタイミング(判断基準)
真剣交際で結婚についてしっかり話ができているなら、あとは2人の温度感でタイミングを考えましょう。
ちゃんと話ができていて、お互いに結婚の意思が固まっていれば、プロポーズをするべきタイミングがわかるはずです。
もしプロポーズのタイミングで不安を感じるなら、担当者経由で聞いてもらうのもひとつの手です。
お相手の担当者に確認することができます。
担当のカウンセラーは上手くサポートをしてくれるので、不安がある場合は迷わずに頼りましょう。
プロポーズのタイミング(時期の目安)
プロポーズのタイミングは、目安として「真剣交際に入って1ヶ月が過ぎて2ヶ月目以降」です。
実際、真剣交際に進んで1ヶ月くらい経てば、お互いに結婚の意思が固まってくるでしょう。
交際終了を視野に入れた方が良いかもしれません。
真剣交際で1ヶ月も経って「会うのがしんどい」「容姿や性格が好きになれない」という人もいます。
仕事や住まいなど、条件的な部分で折り合いを付けられるかという部分で悩む人もいるでしょう。
しかし、この時期に「相手を好きになれない」ということで悩んでいるなら、早めに終了したほうがお互いにとっていい場合も多いです。
真剣交際の進め方に関するQ &A
Q.真剣交際に進みたい時はどうすればいいですか?
結婚相談所で真剣交際に進みたいと思う相手が現れたら、まずカウンセラーに相談しましょう。相手が告白を受けてくれる状態かをカウンセラーと一緒に判断してから、告白をするのが一般的な流れです。
Q.IBJの真剣交際は何ヶ月間ですか?
IBJでは、真剣交際の期間は基本は3ヶ月、最長6ヶ月と決まっています。この期間に結婚に向けてのすり合わせを行い、結婚に向けての準備を進めます。
Q.真剣交際のスキンシップはどこまでOKですか?
真剣交際では、婚前交渉や外泊、同棲は禁止されていますが、それ以外のスキンシップについて特に禁止事項はありません。結婚を決めるまでに、ある程度のスキンシップを取っておくことは大切です。
Q.真剣交際が破局してしまう確率は?
真剣交際に進んでから破局する確率は2〜3割程度です。中には、真剣交際に進んで破局を何度も繰り返す人もいます。
真剣交際の進め方を知って確実に成婚へ
真剣交際に進んだら、最初の1ヶ月でしっかりとお互いの結婚観を話し合いましょう。
しっかり共有でき、カウンセラーと相談しながら2ヶ月目以降のタイミングでプロポーズをするのが良いでしょう。
プロポーズで大切なのは、「結婚してほしい」「結婚したいと思っている」という気持ちや意思を伝えることです。
あなたの真剣交際が上手く進むことを祈っています。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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