結婚相談所で真剣交際まで進んだのに破局してしまう理由とは?
結婚相談所イノセント代表
IBJが2023年に発表した最新の成婚白書によると、結婚相談所で真剣交際まで進んでも、2〜3割のカップルは破局するというデータがあります。
「真剣交際まで進んだのに破局?」と違和感を感じるかもしれませんが、珍しいことではありません。
よく相手を知っていく中で、「やっぱり無理」「不安」と別れを選ぶ人もいるのです。
今回は、真剣交際でお相手と破局してしまう原因と歩み寄りの方法について解説します。
現在結婚相談所で活動中の方も、そうでない婚活中の方も参考になる内容です。ぜひ最後までご覧ください。
真剣交際で破局する理由①
隠れた条件の発覚
事前にお相手のプロフィールを知ることができることは、結婚相談所で婚活することのの大きな強みです。
年齢や年収など数字の部分はもちろん、職種や家族構成についてなど、基本的な情報は出会う前に知ることができます。
しかし、考え方など全ての条件がプロフィールに記載されている訳ではありません。
隠れた条件が理由で破局してしまうこともあります。
その隠れた条件とはどのようなものか、確認していきましょう。
子供・仕事・住む場所など
例えばプロフィールで網羅できない項目は下記のようなことです。
・子供について(人数や育て方)
・働き方について(自分や相手)
・金銭感覚について
プロフィールではわからなかった条件で、合わないことや不安な部分が見えてくることはよくあることです。
結婚相談所では、例えば借金やトラブルなど一般的な隠し事の発覚よりも子供や働き方などの考え方の違いの方が多いです。
これらの項目は、男女の考え方の違いによるところも大きいです。
都度話し合うことが大切ですね。
交際相手と話し合うことを避けると、真剣交際に入っても条件が折り合わずに破局してしまうのです。
真剣交際で破局する理由②
価値観の不一致
結婚相談所イノセントは年間100組以上の成婚カップルが誕生していますが、今まで条件が完璧にぴったりなカップルに出会ったことがありません。
最初の簡単なプロフィールで良いと思って交際を進めていても、お互いに合わない部分が見えてくるのは当然です。
どちらが正しい・悪いという問題ではありません。
真剣交際で別れてしまうほど大きなことは、例えばどんな合わないポイントなのでしょうか?
自分と違う=結婚は無理?
たとえば、「私は朝はご飯を食べないの。」という習慣や考え方は、間違っている訳ではなく誰も否定はできません。
でも、相手の価値観に合わないこともありますよね。
住む場所についても問題になることが多いです。
・実家の近くに住みたい女性
・2人の職場の中間地点がいい男性
2つの考え方は、どちらもいたって普通の考えです。
ほぼすべてのカップルで出てくることです。
ではどうするべきなのでしょうか?
実際に成婚退会された人たちはどうやって乗り越えてきたのか、もう少し詳しくお話していきます。
真剣交際での破局を避けるには?
真剣交際での破局を避けるには「お互いの歩み寄り」が不可欠です。
では、歩み寄るとは具体的にどのような行動なのでしょうか?
条件は最初に固めるべき?
中には「理想の結婚生活や相手に望む条件は最初に明確にするべき」という考え方もありますが
結婚相談所イノセントとしては、最初に1人で結婚に対する理想や希望を決めておくという考え方には反対です。
もちろんある程度理想や希望は思い描いておいたほうが良いですが、明確に決めてしまうと、本当は相性が良いはずなのに「希望や条件に合わないから無理」と判断してしまうことがあります。
結婚後は、想定外の色々な変化が起こります。
自分の親の介護がすぐに始まるかもしれません。
結婚後も自分の考え方や、今ある生活を変えたくないというのは、現実的にとても難しいことです。
歩み寄り=一緒にいたい気持ち
それならどうすれば上手くいくのかというと、「お互いに歩み寄ること」が重要になります。
条件を捨てろ・折れろという訳ではなく、「ではどうすれば良いのか?」を一緒に考えることが歩み寄りです。
幸せな結婚をしたいと思うのであれば、「条件的な部分で合わないから無理」と足切りしていくのではなく
気持ちの部分で好きで一緒にいたいと思える人と結婚するほうがずっと幸せになれるのではないかなと思います。
真剣交際での破局を避ける大切なポイント
次に、真剣交際での破局を避ける「歩み寄り」について、大切なポイントを確認していきます。
まず、どんな考え方が歩み寄りを邪魔しているのかを確認していきましょう。
歩み寄りを邪魔する考え方
まず、お相手に歩み寄れない人は、どんな人とでも「条件が合わない」と言う人が多いのです。
Aさんと真剣交際に進んだが、条件が合わず交際終了
↓
条件を満たす男性Bさんと真剣交際へ進む
↓
やはりBさんとも別の条件が合わず破局
上記のように、誰と出会っても「条件が合わない」ということが起こってしまいます。
相手に厳しくなったりしてしまいますよね。
もちろん内容によっては「歩み寄れなくても仕方ない」ということもありますが、「それくらいなら歩み寄ってあげてほしい」ということも多いです。
自分の中の「正解」がある人は難しい
条件で考えすぎる人は、自分の中に正しいと思う「物差し」を持つ人が多く、正解から少し外れただけで「この人はダメ」と考えてしまいます。
何でもかんでも相手に合わせろということではなく、自分から歩み寄る姿勢や寛容さを持つことも大切ですよね。
自分が歩み寄れば、相手も歩み寄ってくれるものです。
「歩み寄ろうとしていなかったかも」と気づくことが最初の一歩。そこに気付けたなら、成婚まであと少しです。
困ったときはカウンセラーに相談する
真剣交際まで進むと、カウンセラーへ相談する機会が減る人もいますよね。
2人だけで解決しようとせずに、第三者を頼ることも解決の一つの大切な方法です。
カウンセラーを頼る
真剣交際に入ったら、担当者とよく連絡を取り合い、困った時にアドバイスをもらえるようにしておきましょう。
歩み寄りのアドバイスや、相手の気持ちを確認して2人の橋渡しをしてくれますよ。
そして仲人にもっと頼ることです。
コンプレックスを抱えている人ほど相手に完璧さを求め、「条件が合わない」と言う人ほど、相手が歩み寄ってくれていることに気づきません。
真剣交際という関係に油断せずに、至らないお互いが一緒に幸せになる道を模索していきたいですね。
真剣交際の破局に関するQ &A
Q.真剣交際が破局してしまう確率は?
結婚相談所で、真剣交際に進んでから破局する確率は2〜3割です。中には真剣交際に進んで破局を何度も繰り返す人もいます。
Q.真剣交際で破局してしまう原因は?
真剣交際で破局する原因は大きく2つです。一つ目は隠れた条件の発覚、2つ目は価値観の不一致です。隠れた条件とは、プロフィールで網羅できない子供、住む場所、家族との関係など、後から発覚する条件のこと。価値観の不一致とは、金銭感覚や働き方など、交際を進めていく中で出てくるお互いの合わない部分や意見の食い違いです。
Q.真剣交際の破局の予兆は?
真剣交際の破局の予兆は、デートが楽しそうじゃない・連絡の頻度が下がる・次に会う予定が決まらない、などが破局の予兆です。特に、デートに誘っても次に会う予定が決まらず、納得のできる理由の説明や日程の提案がない場合は、破局の可能性が高いでしょう。
Q.真剣交際で破局してから復縁はあり得る?
真剣交際で破局からの復縁の可能性は0%ではありませんが、かなり厳しく上手く行った例は少ないです。真剣交際となると、真剣に結婚を考えた上で破局していると考えられるので、感情的な喧嘩による破局を除いては、覆ることは難しいでしょう。更に、復縁を申し込む際は、相手と成婚する覚悟を持って申し込む必要があります。
真剣交際で大切なことは歩み寄り
真剣交際での破局は隠れた条件の発覚が理由で上手くいかなくなることが多く、破局を防ぐためにはカウンセラーへの相談と「お互いの歩み寄り」が大切です。
至らない完璧ではない自分と相手を受け入れ、一緒に幸せになる道を探すことを諦めないでくださいね。
これまで、条件が合わない中でもお互いを受け入れ成婚まで愛を育まれたカップルをたくさん見てきました。
相手を好きだと思う気持ちを大切に、あなたの真剣交際がうまくいくことを願っています。
結婚相談所イノセントでは、結婚をもっと自然に・自分らしく叶えるための婚活情報を発信しています。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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