真剣交際なのに条件的に合わなくて破局になる理由と大切な考え方


結婚相談所イノセント代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。

真剣交際で「好きになれない」という理由で破局する問題については、前回の記事でお話させていただきました。
今回は、「条件的な部分で不安なところがある」という理由で破局することについてのお話です。
「真剣交際まで進んだのに今さら条件で破局?」と違和感を感じるかもしれませんが、これもよくあることなのです。
年収や学歴など、プロフィールに書いてあるようなわかりやすい条件ではなく、交際を続けていくうちに少しずつわかることってあると思います。
自分が許容できることなら問題ありませんが、「どうしても受けれることができない」「不安が大きい」ということで悩む人はたくさんいます。
今日は「真剣交際まで進展したけど条件的に悩んでいる」という人のために、不安になる理由や考え方についてお話さえていただきます。
プロフィールではわからなかった条件的な部分とは
事前にお相手のプロフィールを知ることができるというのは、結婚相談所の大きな強みではないでしょうか。
年齢や年収はもちろん、宗教やご家族についてなど、基本的な情報は出会う前に知ることができます。
しかし、交際を続けていくうちに、
- 自分はどうしても子供がほしいのに、お相手は「二人で楽しめたらいい」と考えている
- 自分は専業主婦希望だけど、お相手は共働きを希望している
- 自分は仕事を続けたいと思っているけど、お相手は全国転勤があるお仕事をされている
などなど、プロフィールではわからなかった条件的な部分で、合わないことや不安な部分が見えてくることはよくあることです。

そして、どれだけ話し合ってもお互いに歩み寄れなくて、最終的に破局してしまうということは少なくありません。
条件で合わない部分が出てくるのは仕方がない
私は長年カウンセラーとしてたくさんの会員さんを見てきましたが、
- 本当にお互い条件的な部分がぴったり
- 何の不満もない完璧なカップル
というのは、今までほとんど見たことがありません。
最初の簡単なプロフィールで良いと思って交際を進めていても、合わない部分が見えてくるのは仕方のないことだと思っています。

考え方や価値観が正しかったとしても、相手に望むことが正しいとは限らないということです。
たとえば、
「真剣交際に進んだから、結婚に向けてもっとコミュニケーションを取りたい。LINEはせめて1日に1回はしたい。」
という考え方は、誰も否定はできないと思います。
でも、相手の価値観に合わないこともありますよね。
仕事についても、「女性が折れるべき」という考え方をする男性は多いと思いますが、男性のほうが柔軟に対応できる(転職しやすい)という意味では、男性が折れたほうが良い場合もあります。
住んでいる場所についても、
「二人でこんなところで住みたい」
「できるだけ今の環境を変えたくない」
という2つの考え方は、どちらもいたって普通の考え方だと思います。

ではどうするべきなのか、成婚退会された人たちはどうやって乗り越えてきたのか、もう少し詳しくお話していきます。
お互いに歩み寄ることが大切
「お互いに歩み寄ることが大切」というのは、とても当たり前なことに聞こえますが、できない人が本当に多いのも事実です。
結婚相談所のカウンセラーでさえ、「結婚後の理想の生活や、結婚相手に望む希望条件は最初に明確にしておきましょう」という人がいます。
しかしイノセントとしては、最初に理想や希望を決めておくという考え方には反対です。
もちろんある程度理想や希望は思い描いておいたほうが良いですが、明確に決めてしまうと、本当は相性が良いはずなのに「希望や条件に合わないから無理」と判断してしまうことがあるからです。
結婚すれば、実際いろんな変化が起こります。結婚は自分ごとですが、自分の周りにも大きな影響を及ぼします。
結婚しても自分の考え方や、今ある生活を変えたくないというのは、現実的にとても難しいことです。
ではどうすれば上手くいくのかというと、「お互いに歩み寄ること」が大切になります。

それでも本当に幸せな結婚をしたいと思うのであれば、「条件的な部分で合わないから無理」と足切りしていくのではなく、
ある程度は歩み寄る考えを持ち、気持ちの部分で一緒にいたい、好きだと思える人と結婚するほうがずっと幸せになれるのではないかなと思います。
歩み寄れない原因は「条件」ではなく「考え方」
歩み寄ることが大切とは言いましたが、簡単なことではないですし、歩み寄れないからこそ悩んでいるのだと思います。
ただほとんどの人は、考え方を少し変えるだけで、歩み寄ることができて、幸せな結婚ができると私は考えています。
まず、お相手に歩み寄れない人は、どんな人とでも「条件が合わない」と言う人が多いのです。
たとえば、
- 「Aさんと真剣交際に進んだけど、条件が合わなくて交際終了した。」
- 「Aさんで合わなかった条件を満たすBさんと出会い真剣交際に進んだ。」
- 「やっぱりBさんとも条件が合わない部分が出てきて破局した。」
ということが起きます。

もちろん内容によっては「歩み寄れなくても仕方ない」ということもありますが、「それくらいなら歩み寄ってあげてほしい」ということも多いです。
条件で考えすぎる人は、自分の中に正しいと思う「物差し」を持つ人が多く、正解から少し外れただけで「この人はダメ」と考えてしまいます。
何でもかんでも相手に合わせるということではなく、自分から歩み寄る姿勢や寛容さを持つことも大切だということです。
「歩み寄ろうとしていなかったかも」と気づくことが、最初の一歩だと思います。
「良い人がいない」という人ほど交際終了されることが多い
条件的な部分が合わずに「全然良い人がいない」という人ほど、相手からも同じように思われていることが多いです。
相手に対して地雷センサーが過敏になりすぎている人ほど、相手から見た自分が地雷かどうかという視点が抜けています。

特に何か強いコンプレックスを抱えている人ほど、相手に完璧さを求めようとします。
そして、「条件が合わない」と言う人ほど、相手が歩み寄ってくれていることに気づきません。
お互いに歩み寄るべきところなのに、自分だけが妥協している感覚に陥ってしまうのです。
「良い人がいない」と嘆く人がいますが、良い人から申込みされない自分の状況にまずは気づくべきです。
自分が妥協しようとしている人からも求められていない可能性があるということです。

私の経験上、魅力的な人ほど心に余裕があって、「自分にもダメなところはある」と謙虚に考えることができます。
そして、謙虚に歩み寄れる人ほど本当に良い人からたくさん申込みがありますし、真剣交際の話もされやすいものです。
「一番大事なのは条件ではない」と気づくことが大切
真剣交際に進めばほとんどのカップルが成婚退会される中で、
- 好きになれない
- 親に反対される
- 条件的な部分で不安がある
などの理由で破局になるカップルが多いのも事実です。
特に条件的な部分に関しては、合わないことは仕方がない部分が多いので、お互いにどこまで歩み寄れるかということが大切になってきます。
もちろんどうしても妥協できない部分もあるかもしれませんが、変化を恐れずに受け入れるという考え方も必要です。
本当に大切なのは「条件」ではなく「気持ち」です。
お相手を想う気持ちがあれば、多少希望通りでない条件でも受け入れることができるものです。
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