お見合いのお断り理由からわかる本音とは?改善するべきこと・しなくて良いことを解説
結婚相談所イノセント東京代表
結婚相談所では、お見合いの申し込みをお相手からお断りされたときに、簡単なお断り理由を知ることができます。
お相手がいくつかの選択肢の中からお断りの理由を選ぶだけなので、簡単な理由しかわかりませんが、実は担当者はそれ以上の情報を持っていたりするのです。
そこで今回は
・仲人が持っているデータ
・お相手のお断り理由からわかる「本音」
上記2点についてお話していきたいと思います。
カウンセラーが持つ「お断り理由のデータ」
意外と知られていませんが、お断り理由のデータを結婚相談所は見ることができます。
このように、各会員ごとの「お見合いの申込みや交際希望を出したときの、お相手のお断り理由」の割合をグラフ化したものです。
結婚相談所によっては会員さんに見せていないところ多いです。
会員も確認できるようになると良いのですが、基本的にはカウンセラーしか見ることのできない情報です。
会員さんに面談で「こういう理由でよくお断りされているので、これを気をつけましょう」と言ってこのデータをお見せすると、驚かれることも多いです。
アドバイスもしやすいですし、会員さんも納得してくださるんですよね。
もちろん結婚相談所の方針にもよるので、活用されていない所も多いと思いますが、もしお見合いがなかなか決まらないとか、お見合いは決まるけど仮交際に全然進めないということであれば、担当者にお断り理由のデータを見せてほしいと、一度言ってみると良いかもしれません。
お見合いを申し込んでお断りされたNG理由
いくつかの選択肢の中から選んだ「お断り理由」を伝えられても、それだけを見ても納得できないという人は多いと思います。
「価値観の違い」「自己PRの内容」と言われても、結局具体的に何がダメだったの?と思いますよね。
次に、選択肢からわかる「お断り理由の本音」について、お話しします。
年齢、居住地
年齢と居住地に関しては、変えられるものではないので仕方ありません。
居住地の場合は、都道府県だけでなく、市まで書くことである程度はコントロールできます。
都道府県までは必須で、何市を書くかどうかは自由です。
東京の人に申し込むのに、東京から離れている秩父市に住んでいるなら「埼玉県」までにしておいたほうがいいですし、
東京に近い大宮であれば、「埼玉県大宮市」までしっかり書いたほうがアピールになりますよね。
自己PRの内容
自己PRの内容とは、プロフィールからわかるスペックや、プロフィールの内容のことで、スペックや仕事の内容、趣味などでお断りされたということです。
あとは、家族構成なども割と多いお断り理由です。
実家住まいで、ご両親が高齢となると、結婚後すぐに介護するハメになるんじゃないか?と考える人もいます。
今は宗教欄は無くなりましたが、宗教もお断り理由の一つになることが多いです。
写真の印象
写真の印象に関しては、単に「見た目がタイプじゃない」ということが多いです。
この理由でのお断りが極端に多いのであれば、プロフィール写真の撮り直しも考えて良いと思います。
ただ、すでにしっかりしたプロフィール写真とカジュアル写真が撮られているなら、これはもう仕方がありません。
趣味・共通点
自己PRの欄に書いた趣味などを見て、「合わなさそう」と判断された場合です。
特に多いのは、お金のかかる趣味を書いている場合です。
あまりに価値観が違いますからね。
また、海外旅行とだけ書いている人も、注意が必要です。
海外旅行は真っ二つに分かれる趣味なので、行かない人は一生行きませんから「お金がかかりそう」と思われてしまいます。
お金がかからない趣味であっても、すごく珍しい個性的な趣味ばかりを書いていると、この理由でお断りされることもあります。
モトクロスとか、石集めとか、切手収集など、珍しすぎる趣味ばかりだと共通点を見つけてもらえません。
3つともよくわからない趣味を描くのではなく、一つは一般的なものにしておくことをお勧めします。
結婚観
そもそも結婚観を書く項目がないので、あまりお断り理由になることはありませんが、もし書いている場合には合わないと判断されることもあるでしょう。
あまり尖った内容のものは避けて、温かい家庭、信頼し合える関係などに留めておくと良いかもしれません。
詳細な内容は交際を進めていく中で擦り合わせていく方が良いでしょう。
交際希望をお断りされたとき
お見合い結果のお断り理由は、
- 会話がはずまなかった
- 写真と印象が違った
- 価値観や性格が合わなさそうだった
- マナーが良くなかった
という、4つの選択肢から選ばれます。
この4つだけでは納得できない人もいると思いますので、それぞれどういう本音を含んでいるのか、お話していきます。
会話がはずまなかった
会話がはずまなかったという理由は双方が納得しやすい理由です。
もしかしたら、お相手が頑張って盛り上げようとしていたのに、自分が盛り下げるような話し方をしてしまっていた場合もあるかもしれません。
よくある失敗が、面接のように一方的に質問をしてしまっていたケースです。
自分ではいろいろ話を振っていたつもりなのに、相手にとっては苦痛になっており、お断りされてしまうパターンには注意が必要です。
写真との印象が違う
写真と実物に大きな差があってがっかりされた時に選ばれるお断り理由です。
プロフィール写真が奇跡の1枚だったときに、この選択肢が選ばれることが多いです。
奇跡の1枚を載せるのは悪くはありませせんが、やっぱり実物と会ったときにがっかりしてしまいます。
期待値がどうしても高くなってしまって、実物が上回ることがありません。
実物はこっちのほうが近いですよと伝えておくためにも、カジュアル写真を載せておくと、ギャップが少なくすみます。
また、何年も前の写真を載せているときも、注意が必要です。
あとは、写真では明るい印象だったのに、会ってみたら暗かったとかも、会員さんから聞くことが多いです。
なるべく実物とギャップの少ないように上手くコントロールして見てくださいね。
価値観や性格が合わなさそう
一番多いお断り理由がこの「価値観が合わない」という項目です。
ちゃんと会話はできるしキャッチボールも成り立っているけど、なんとなく自分の考えと相手の考えが合わないなと感じるときに、このお断り理由になることが多いと思います。
どちらが良い悪いではないですけど、なんとなく合わないということが多いかもしれません。
この理由の場合は、改善とかそういう問題ではなく、合う合わないの仕方のない場合がほとんどです。
理由になるものをあげるとすれば、お金と家族に対する価値観はよく話題に上がります。
その他にも、目線・話し方、服装など、ちょっとした違和感でお断りになるときも、「価値観や性格」の項目になります。
遅刻するタイプの人や仕事に対する姿勢なども、「価値観や性格」でお断りになります。
普通に出歩いている人もいれば、すごく警戒している人もいたり、ワクチンを打つ、打たないとかもそう。
「価値観や性格の違い」というのは、合う合わないであって良い悪いじゃないですから、話し合いでどうにかなる可能性も、あるにはあリマス。
このお断り理由の割合が多い人は、自分の気持ちをちゃんと伝えるとか話し合うとか、何ができるか少し考えてみると次につながる改善点が見つかるかもしれません。
お相手から「価値観や性格が合わない」と言われているということは、自分の考えを押し付けてしまっている可能性もあります。
マナーが良くなかった
マナーでのお断りはすぐに改善できる項目なので、ぜひチェックしてみましょう。
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・スーツで来なかった
・サンダルできた
・ずっと肘をついていた
・貧乏ゆすり
・いきなりタメ口
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これ以外にも本当に色々あるので、マナーは今一度気をつけてほしいですね。
実際に会員さんからよく聞くお断り理由
お断りの理由は基本的に選択肢から選ぶだけですが、イノセントでは会員さんの本音を聞き出すために、「どうしてお断りにしましたか?」とあらためて確認することが多いです。
実際に聞いてみると、
- 結婚がイメージできない
- 友達としてしか見れない
- フィーリングが合わない
などの理由が多いので、その点もここで少し触れておきたいと思います。
結婚がイメージできない
会員さんから話を聞いていて一番多いのが、「結婚がイメージできない」というお断り理由です。
・好きになれなさそう
・タイプじゃない
・興味がわかない
・異性として見れそうにない
これらの理由は仕方のないお断り理由なので、ご縁が無かったと考えて問題ないと思います。
友達としてしか見れない
「結婚がイメージできない」と似ていますが…「友達としてしか見れない」という会員さんも多いです。
趣味も合うし会って話していても楽しい。けど手をつないだり、キスやセックスは想像できないと考えてしまいます。
この裏には、実は生理的な問題が関わっている場合もあります。
・服装に清潔感が欠ける
・見た目がタイプじゃない
という場合も、あるので清潔感を今一度見直して欲しいですね。
ちょっと小汚くて、友達としてはまぁ許せるけど、夫としては無理、という感じです。
言いにくい事ははっきりと言ってもらえないので、「友達としてしか見れない」とか「価値観の違い」で誤魔化す人は多いので、心当たりのある方は清潔感を見直してみましょう。
フィーリングがあわない
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・なんとなく歩くペースや歩幅が合わない
・何回も肩がぶつかる
・同じタイミングで話し出しちゃう
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このようなことの積み重ねで、「なんとなく合わないな」と感じる現象です。
いくら条件が良かったとしても、やはり気持ちの部分で違和感を感じたままだと上手く行かないことが多いです。
ただ「フィーリングが合わない」と言われただけであれば、気にしないことも大切です。
婚活では「なんとなく合わない」というのは間違いなく出てきますから、気にしすぎは良くないですね。
あなたの良い所、個性は大切に、素敵な人と出会えることを願っています。
この記事があなたの婚活の助けになれば幸いです。
イノセントが気になった方は、ぜひお問合せお待ちしております。
結婚相談所イノセント 東京代表
永島 一之
結婚相談所イノセントの東京代表。会員様とのコミュニケーションを重視し、画一的なアドバイスではなく会員様一人一人に寄り添ったアドバイスを信条としています。
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