結婚相談所(大手4社)の比較すべき4つのポイントを徹底解説!
結婚相談所イノセント代表
結婚相談所に興味を持って調べても、どこが良いのか、何が違うのかなど、「良く分からない」と感じているお客様も多いのではないでしょうか。
結婚相談所を運営している立場からしても、どう比較したらいいのかは非常に分かりにくく、入会検討中のお客様からすれば、分からないのも当然のように感じます。
この記事では、結婚相談所を運営する立場から、大手結婚相談所の比較すべきポイントを分かりやすく説明させて頂きます。
解説する大手結婚相談所は下記の通りです。
・楽天オーネット
・ゼクシィ縁結びカウンター
・パートナーエージェント
・IBJメンバーズ
比較する際に確認べきポイントは4つあります。
是非、参考にしてみてください。
大前提として結婚相談所は2種類ある!
結婚相談所を検討中のお客様でも、大前提である「結婚相談所には2種類ある」ということを知らない人も多くいます。
実は、結婚相談所には「結婚相談所」と「結婚情報サービス」があります。
この違いを知らずに入会してしまうと、想像していたサービスとは違った!ということになりかねません。
結婚相談所の入会検討する場合、まずはこの2種類の違いから理解するようにしてください。
この記事で比較する4つの相談所は下記の通り分かれています。
<結婚情報サービス>
・楽天オーネット
・ゼクシィ縁結びカウンター
<結婚相談所>
・パートナーエージェント
・IBJ
それでは「結婚相談所」と「結婚情報サービス」がどのように違うかを具体的に説明します。
結婚情報サービスとは?
データマッチング型結婚相談所とも表現されることがあります。
結婚情報サービスとは、結婚願望のある独身男女の個人情報を提供するサービスです。
マッチングアプリで有名なペアーズなどとの違いは、入会時に、独身証明書・卒業証書・源泉徴収票などの書類提出が必要で、入会者のプロフィールに嘘がないことが特徴です。
あくまで嘘のないプロフィールを提供することに重点を置いており、基本的に会員同士でやり取りを行います。
それぞれの会員に担当者はいますが、フォローやサポートに重点を置いておらず、「何かあれば相談してください」というスタンスです。
希望条件に合った異性に対してファーストコンタクトを行い、もしお相手からOKが出れば、マッチングとなり、会員専用の掲示板でやり取りを行います。
いつ会うか、どこで会うかなどは会員同士で決めることになります。
結婚相談所ではありますが、基本的には会員さんが自ら積極的に活動する必要のあるサービスになっています。
結婚相談所とは?
仲人型結婚相談所とも表現されることもあります。
結婚相談所とは、結婚願望のある独身男女の会員に、結婚を前提とした出会いを提供し、お見合いの日時調整、交際から結婚に到るまでのフォローなどを含めたサービスです。
結婚情報サービスと同じく、入会時に、独身証明書・卒業証書・源泉徴収票などの書類提出が必要で、会員のプロフィールに嘘がないことが特徴です。
会員さんのフォローやサポートに重点を置いており、お見合いの日時場所やお店の予約、交際からプロポーズまでをしっかりサポートしながら会員さんを導くサービスとなっています。
二つの大きな違いは成婚のタイミング
結婚相談所のゴールである「成婚退会」ですが、結婚相談所と結婚情報サービスでは成婚退会」の定義に違いがあります。
<結婚情報サービスの成婚>
2人が結婚に向けて交際をスタートしたら成婚退会
<結婚相談所の成婚>
結婚の承諾(プロポーズがOK)を得たら成婚退会
各社で成婚退会者数や成婚率をアピールしていますが、成婚退会のタイミングが違うので、単純な比較ができないということになります。
どちらが良い悪いではない
結婚相談所と結婚情報サービスの違いについて、説明しました。
ここで紹介した違いですが、どちらが良い悪いということではありません。
お客様がどちらのサービスを希望されるかで、判断して下さい。
嘘のないプロフィールで結婚の意思のある人と出会いたいのであれば、結婚情報サービス。
嘘のないプロフィールで結婚の意思のある人と出会いたい+結婚が決まるまでサポートして欲しいのであれば、結婚相談所。
似ているようで全く違うので、しっかり違いを理解した上で、比較検討してください。
料金プラン(オプションサービス)の比較
結婚相談所を入会検討中のお客様にとって、一番気になるのが料金ではないでしょうか。
比較検討する際には、必ず各社の料金ページをチャックされているかと思いますが、そこで確認し忘れるお客様が多いのが、追加料金の必要なオプションサービスです。
各社ともにオプションサービスは複数あります。
料金ページにも掲載されていないオプションが多いので、ここではオプションサービスを中心に説明します。
楽天オーネットの料金プラン
・入会金:30,000円
・活動初期費用:76,000円
・月会費:13,900円
それでは楽天オーネットのオプションサービスについて説明します。
<イントロG掲載>
イントロGは会員紹介ページのことで、ここにプロフィールを掲載するのがオプションとなっています。
入会2~3ヶ月の新規会員を紹介する「エントランス」、新規会員以外の方を紹介する「ラウンジ」「オープンテラス」の3種類があります。
・エントランス :写真なし、掲載期間3ヶ月(無料)
・ラウンジ :写真なし、掲載期間3ヶ月(5,000円)
・オープンテラス:写真あり、掲載期間3ヶ月(20,000円)
<オーネットパス>
オーネットパスとは、写真付きのプロフィール検索のサービスです。
楽天オーネットでは写真付きプロフィール検索は各支店でないとできないシステムになっています。
支店の専用ブースで、写真付きプロフィール検索が1回10名まで申し込むことができます。
・3回目まで:基本料金内で利用可能
・4回目以降:平日80分間で10,000円、土日祝50分間で20,000円
<コーディネートサービス>
希望する条件に合う会員さんを紹介してくれ、会いたいと思う人を指名し、相手から了解をもらえれば、支店で担当者がお互いを引き合わせてくれるサービスになります。
・20,000円/回
ゼクシィ縁結びカウンターの料金プラン
・シンプルプラン
入会金:30,000円
月会費:9,000円
・スタンダードプラン
入会金:30,000円
月会費:16,000円
・プレミアムプラン
入会金:30,000円
月会費:23,000円
それではゼクシィ縁結びカウンターのオプションサービスについて説明します。
<担当者との面談>
スタンダードプランには3ヶ月に1回、プレミアムプランには2ヶ月に1回の面談がありますが、それ以外に面談を希望する場合は、追加費用が必要になります。
・3,000円/回
パートナーエージェントの料金プラン
・コンシェルジュライトコース
初期費用:20,000円
月会費:13,000円
・コンシェルジュコース
初期費用:95,000円
月会費:16,000円
・コンシェルジュプラスコース
初期費用:95,000円
月会費:19,000円
*上記3コース全てに、登録料30,000円、成婚料50,000円が必要。
それではパートナーエージェントのオプションサービスについて説明します。
<MY PR>
写真付きのプロフィールを検索できるようにするには、このMY PRに登録が必要になります。
プロフィールの掲載に費用がかかるのと、希望条件に合う異性にお見合いを申し込みのにも費用がかかります。
・掲載料:4,000円/月
・紹介料:2,000円/1回
<自己都合の退会>
パートナーエージェントでは、自己都合による退会の際に解除料金が発生します。
自己都合による退会とは、パートナーエージェントで成婚に至らず退会することです。
・解除料:20,000円
IBJメンバーズの料金プラン
・エントリーコース
初期費用:165,000円
月会費;15,000円
・スマートコース
初期費用:220,000円
月会費:15,000円
・スマートプランコース
初期費用:240,000円
月会費:15,000円
・プライムコース
初期費用:330,000円
月会費:15,000円
*上記4コース全てに、成婚料200,000円が必要。
<IBJプラス>
IBJの会員専用アプリ内にインスタグラムのような写真をアップできる機能があり、それを利用するのに追加料金が必要になります。
・3,000円/6ヶ月間
<ピックアップ会員>
会員検索画面の目立つ場所にプロフィールが掲載される機能が、ピックアップ会員というサービスです。
・2,000円/2週間
各社でオプションは様々
ここでは各社のオプションサービスについて紹介しました。
ゼクシィ縁結びカウンターは一番オプションが少なく、料金も安価です。
楽天オーネットとパートナーエージェントは、写真付きのプロフィール検索がオプションサービスになっているもの特徴的です。
IBJメンバーズは料金プランが4社の中で一番高額ですが、オプションについては少なく、しかも安価であるのが特徴です。
会員数の違いは比較すべき
結婚相談所の各社の会員数をしっかり確認すべきです。
会員数が重要な理由は、人数が少ない相談所に入ると、出会いのチャンスが少ないからです。
各社のHPでは、会員数をできるだけ多く見せようと必死になっています。
あえて分かりくい表現にしていたりもしています。
ここでは、結婚相談所を検討されているお客様に分かりやすく、シンプルに表記しました。
各社の会員数は以下の通りです。
・楽天オーネット
49,433名(2019年1月1日現在)
・ゼクシィ縁結びカウンター
8,700名(2017年11月現在)
・パートナーエージェント
11,508名(2019年1月1日現在)
・IBJ
62,669名(2019年1月1日現在)
大手4社の中では、楽天オーネットとIBJが非常に多く、ゼクシィ縁結びカウンターとパートナーエージェントは少ない印象です。
ただし、会員数が多ければいいという問題ではありません。
ここからは、各社の会員の地域や年齢層などの特徴について説明します。
楽天オーネット 会員の特徴
会員:49,433名(2019年1月1日現在)
楽天オーネットで注目すべき点は休会中の会員の多さです。
HPに記載もありますが、14,062名が休会されています。会員数49,433名の約30%が休会中です。
休会中の会員が多い理由は、最長で12ヶ月間休会できるからだと考えられるます。
他の相談所は最大3ヶ月などですので、非常に長期間休会できることが分かります。
また会員の地域に偏りがあります。
男女ともに、全会員の約40%が首都圏に集中しています。
近畿でも女性20%、男性15%になり、首都圏・近畿以外の会員が非常に少ないことが特徴です。
ゼクシィ縁結びカウンター 会員の特徴
会員:8,700名(2017年11月現在)
ゼクシィ縁結びカウンターで注目すべき点は、会員の年齢が若いことです。
女性会員の69%が20〜35歳、男性会員の65%が20〜40歳です。
他の相談所に比べて、35歳以下の会員が非常に大きことが特徴です。
リクルートが運営している点や、コーディネーターと呼ばれる担当者の年齢が若いことが影響しているのかもしれません。
地域などの詳細の会員データがないので正確にはありませんが、全支店23のうち、10支店が関東にあることが考えると、会員の半数近くが関東に集中していることが考えられます。
パートナーエージェント 会員の特徴
会員:11,508名(2019年1月1日現在)
パートナーエージェントで注目すべき点は、男性会員の年齢層が高いことです。
男性会員の49.6%が41歳以上です。
それに対して女性会員の59.3%が30〜40歳となっています。
また全体的に女性が多く、男女比は男44%:56%となっています。
地域などの詳細の会員データがないので正確にはありませんが、全支店30のうち、15支店が関東にあることが考えると、会員の半数が関東に集中していることが考えられます。
IBJ 会員の特徴
会員:62,669名(2019年1月1日現在)
IBJで注目すべき点は、地域の差が少ないことです。
他の相談所は関東が半数なのに対して、IBJは東西で東日本が50.5%、西日本が49.5%とほど均等になっています。
年齢のボリュームゾーンですが、女性会員の51%が30〜39歳、男性会員の47%が36〜45歳となっています。
また全体的に女性が多く、男女比は男42%:女58%となっています
会員数は各社で差がある
各社の会員数を比較しましたが、最多がIBJの62,669名、最小がゼクシィ縁結びカウンターの8,700名でした。
単純に会員数の比較ではなく、会員の年齢層、地域の偏りなども考慮する必要があります。
結婚相談所大手の各4社ともに、首都圏、近畿に会員が集中しており、地方のお客様が利用するには費用対効果が低い可能性があるというのが分かる結果となりました。
申し込み人数の比較
結婚相談所を比較する際に忘れてはいけないのが、申し込み人数です。
申し込み人数とは、1ヶ月間で何人にアプローチできるかという意味になります。
結婚相談所であればお見合い申し込み、結婚情報サービスではファーストコンタクトなど、表現の違いがありますが、ここでは「申し込み人数」と表現させて頂きます。
この申し込み人数がなぜ重要なポイントかというと、申し込みをしても成立率は非常に低いからです。
自分の希望する条件の異性に申し込みをしても、当然ですが、全員からOKされるわけではありません。
申し込まれたお相手は、写真やプロフィールをしっかりチャックして、自分の希望条件に合えばOKをされます。
この相手からOKの返事がくる確率(成立率)は約10%と言われています。
10人に申し込みをしても1人としか成立しないことを考えれば、1ヶ月に申し込める人数が多くないとお見合いすら組めないことになります。
それでは、各社の申し込み人数を説明します。
*各社ともに複数プランがあるため、一番安いプランで比較しています。
楽天オーネットの申し込み人数/月
申し込み人数:8名/月
楽天オーネットの一番の特徴は、写真付きのプロフィールが検索できないことです。
写真のないプロフィールを検索するシステムがイントロGといいます。
イントロGで申し込みが出来る人数が8名/月です。
あとは、紹介書(データマッチング)というサービスがあり、お互いの条件を満たした6名/月を紹介してくれます。
紹介書(データマッチング)に写真はなく、気になる相手とは、「掲示板」を使ってやり取りすることが出来ます。
写真付きのプロフィール検索が各支店に行く必要があり、これが3回まで可能で、1回10名に申し込みが可能です。
ゼクシィ縁結びカウンターの申し込み人数/月
申し込み人数:20名/月
写真付きプロフィールからの申し込みが10名/月となります。
そのほかに、コネクトシップとい会員共有の連盟があり、そのコネクトシップでも同じく写真付きプロフィールからの申し込みが10名/月となっています。
パートナーエージェントの申し込み人数/月
申し込み人数:0名/月
写真付きのプロフィール検索はオプションサービスとなっていて、追加料金を支払わないと自分から申し込むことができません。
それではどのようにお相手と出会うかというと、紹介がメインとなっています。
全ての料金プランで2名/月以上を紹介するシステムになっています。
この2名というのは最低人数で、実際は平均7名は紹介しているようです。
IBJメンバーズの申し込み人数/月
申し込み人数:10名/月
写真付きプロフィール検索を行うことができ、自分の希望条件に合う人を10名/月まで申し込みすることができます。
一番安いスマートプランでは紹介が無しとなっていますが、他のプランでは2名/月を紹介するようになっています。
各社によって違うスタイル
ここで紹介した申し込みについても、各社全く違うサービスとなっています。
写真付きのプロフィールが見れなかったり、プロフィール検索はオプションサービスであったり、紹介をメインにしていたりと、単純な比較ができないことがお分かり頂いたと思います。
単純に申し込み人数という意味では、ゼクシィ縁結びカウンターが最多の20名/月、パートナーエージェントが最小の0名/月となっています。
まとめ
この記事では、大手結婚相談所4社を比較する際のポイントをまとめました。
何となく良さそうだからと理由で、しっかり検討もせず、最初に無料相談に行った相談所に、そのまま入会してしまう人も多くいます。
勢いは大切ではありますが、この記事でご紹介したポイントは最低限比較してから入会を決めて欲しいと考えています。
結婚相談所イノセントには、大手相談所を退会し、入会されるお客様も多くいます。
大手相談所を退会する理由は、よく知らないまま入会してしまい、自分の求めるサービスではなかったからです。
自分の求めるサービスではない相談所に入会してしまうと、お金の無駄だけではなく、一番大切な時間を無駄にしてしまうことになります。
じっくり比較した上で、入会するようにして下さい。
結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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