長期化した真剣交際は9割が終了する|原因と対策を解説


結婚相談所イノセント東京代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、東京代表の永島です。
真剣交際が長期化し、そこから進展がなく成婚退会まで進めない人がいます。
そして、真剣交際が長引いた場合、ほとんどのカップルが最終的に交際終了になっています。
真剣交際は他の方との交際もできないため、長期化したあとに終了するというのは、婚活においては非常に大きな損失です。
今回は、真剣交際が長期化してしまう原因と対策についてお話しますので、心当たりのある方はぜひ参考にしてみてください。
原因は結婚を意識していない行動と決断力のなさ
真剣交際が長引く原因は、結婚に向けた行動が出来ていないことと、決断力のなさが原因です。
仮交際の時と同じようにお付き合いし、なんとなく時間を過ごしてしまっているため、決断する材料が見つかっていません。
ここでは、真剣交際が長引いてしまう原因について、詳しくお話していきます。
仮交際と真剣交際は意味が違う
真剣交際が長引いている人は、話していることやデートの内容が仮交際中と同じという人がいます。
どちらからも踏み込んだ話をしていないため、何も進展しません。

- 一緒にインテリアを見に行く
- お相手の家に遊びに行く
- 一緒に料理をしたり、鍋を食べたりする
など、結婚生活をイメージするようなことをやってみることが大切です。
純粋にデートを楽しむという気持ちを持って、まずは先のことを2人でしっかりと考えてみましょう。
決断力がないため長期化する
カップルのどちらにも決断力がない場合、真剣交際が長期化する傾向にあります。
- なんとなく不安で決められない
- 婚活し直すのが怖いから交際終了もできない
- いつまでに何をしたいのか決めていない
こういった理由で決断できず、だらだらと交際を伸ばしてしまうのです。

しかし婚活は、どこまでいっても不安がなくなることは絶対にありません。
不安があるなら二人で解消していくように行動する必要があります。
当然「しっかり考えて行動したけど、不安が解消できないから別れる」という決断をしなければならない場合もあります。
将来のことは誰もが不安
「初めてのことだからわからない」という人がいますが、結婚相談所で活動するほとんどの人が結婚は初めてです。

結婚は2人とその家族の問題なので、そもそも決まった正解なんてありません。
誰もが、二人で歩み寄り、話し合いをしながら進めていくものです。
- 普通どうなんでしょうか?
- 周りはどうですか?
と担当者に相談する方もいますが、これは婚活が長期化する傾向にある人の考え方です。
たしかに、結婚や婚活は予習も練習もできないことなので、「不安」という気持ちはすごくわかります。
それでも真剣交際まで進んでいるのであれば、お相手に対してどこか魅力を感じた部分があったはずです。
結局最後はお互いを信じるしかありませんから、その気持ちをしっかりと思い出してみましょう。
お互いを信じて進まなければ、結局1年付き合っても何も変わりません。
もし、「好きではないかも」と思うなら交際終了をする方がお互いのためになることもあります。
結婚後はさらに決断が求められる
結婚後は、婚活中よりもさらにたくさんの、しかも重要な決断が必要になります。
- 結婚式を挙げる場所
- 住む場所
- 子供のこと
- お金のこと
- 仕事のこと
今決められないなら、誰と結婚したところで上手く行くはずがありません。
なんとなく不安で、決められない理由がわからないという人がいますが、きちんと頭の中を整理すれば理由はわかるはずです。

また、結婚後のことを考えすぎて不安になっている人もいます。
先のことを考えすぎてしまい、問題を大きくとらえて失敗を恐れ、不安を解消できずに決められなくなっています。
考えて解決できることもありますが、結婚してからでないとわからない問題もたくさんあります。
特に「結婚した決め手」は、結婚して振り返って初めてわかることも多いです。
今の漠然とした不安に振り回されず、まずはしっかり何が不安なのかを書き出し、今考えても仕方のない将来の不安に対して覚悟を決めることが大切です。
結婚への問題は二人で解決し、決断するしかない
不安をなくして決断するには、二人できちんと話し合うことが大切です。
真剣交際に進んでからも、仮交際と同じように過ごしているだけでは何も変わりいません。

「この人と一緒なら失敗してもいいや」と思えるくらい、とことん話しあいましょう。
担当者に相談するものアリ
- 二人ではどうやって解決していいかわからない
- 何が問題なのかわからない
ということであれば、遠慮せずに担当者に相談してみれば良いと思います。
もちろん、場合によっては「別れたほうが良い」と、アドバイスをすることもあるかもしれません。
それでも、怖がらずに担当者に相談をすることが大切です。

特に真剣交際では、問題点が担当者にまで伝わらないことがほとんどなので、相談がないとお二人の状況がまったくわからないということもあります。
そうなると担当者からは何もサポートできないので、遠慮せずに相談してみましょう。
担当者でも解決できないことが多い
ただし、真剣交際はすでに「あとは二人で話すしかない」という状況になっています。
- 結婚後に仕事はどうするのか
- 住む場所はどうするのか
- 家族や親の問題
など、担当者同士だけのやりとりでは解決できない問題が多くなります。
問題解決のきっかけとして担当者に相談し、最後はきちんと二人で話合って決断をしていきましょう。
話し合いの前に目標を立てる
二人でしっかり話し合うことが大切と言いましたが、まずはしっかりとスケジュールを立てて目標を決めましょう。
特に結婚相談所(IBJ)の交際は期間が決まっているので、
- いつ成婚退会して
- いつお互いの親に挨拶して
- いつ結婚して
と、ある程度は逆算できます。

結婚の決断ができないのは、スケジュールや目標を決めておらず、具体的なことについて何も話をしていないからです。
「具体的な話は男性からするべき」というイメージがあるかもしれませんが、お相手が話さないのであれば、女性から話してもまったく問題ありません。
長期化する場合は交際終了も考える
真剣交際が長期化してしまっている場合は交際終了も考える必要があります。
なぜ交際終了が大切なのか、どうすれば交際終了できるのか、詳しくお話していきます。
長期化は相手の時間を奪っているということ
まず大前提として、冒頭でもお話しましたが、真剣交際が長期化しているカップルのほとんどは、最終的に交際終了しています。
そのため長期化してると気づいたなら、なるべく早い段階で結婚の覚悟を決めるか、交際終了したほうが良いということです。
さらに、真剣交際で決断できないままでいると、お相手の時間を奪っているということにもなります。
仮交際は複数同時にお付き合いできますが、真剣交際では1人のお相手としかお付き合いできません。

交際終了を決断することは、自分のためでもあり、お相手のためでもあるということは覚えておきましょう。
交際終了できない自分にも問題がある
「婚活は総合点で決まる」とは坂田代表もたびたび言ってますが、総合点の中の1つとして「決断力」も重要な指標だと思います。
実際、真剣交際して2ヶ月以上たっているのに成婚までの見通しが立っていない人は90%以上が交際終了になっています。
そして、上手く行かない人はなぜか「相手に原因がある」と思い込んでいる人がいますが、実際はお互いに原因があることがほとんどです。
「成婚させるために行動が出来ていない」のは自分が原因だとわかりますが、「響かない相手にいつまでもこだわり、見切りをつけられない」というのも自分が原因だということです。
条件的な問題は3ヶ月まで

- 仕事の問題(どちらかが犠牲になる必要がある)
- 宗教の問題
など、条件的な理由で決断ができない場合でも、3ヶ月以上経っても決断できないのであれば、
残念ながら改善する見込みは薄いので、交際終了して次に行ったほうがお互いのためです。
真剣交際まで行ったお相手ですから、未練が残る気持ちは良くわかりますが、諦めて次に行くことも大切なことです。
不安を解消し決断している人の具体例
うまくいっている人はどのような決断をしているのでしょうか?
実際の具体例を3つご紹介します。
不安が解消されず決断が出来ない人は参考にしてみてください。
親からの反対にもめげずに2人で結婚を決断
1人目はバツイチの方。
お相手が高収入の家系で、お相手の親にバツイチを反対されるという良くあるケースです。
お相手の親にちゃんと挨拶をして認めてもらい、それから正式に成婚退会しようと話をしていましたが、コロナの影響で延期になってしまいました。
しかし、お相手の親からは多少反対されている状態でも、2人で結婚しようと覚悟を決めて成婚退会されました。

もしかしたら親に反対されて破局する可能性もある中で、よくご決断されたと思います。
煮え切らないお相手の男性に嫌気がさし交際終了を決断
2人目は条件的に少し問題のある女性で、真剣交際まで進んで結婚しようとなりましたが、お相手男性の親が大反対して終了になりました。
女性は自分が条件的に問題があることは覚悟の上で婚活をしていましたので、男性にアピールをしたり、話し合いをして、何とかしようと頑張って真剣交際まで進まれました。
しかし男性は自分の親を説得しようともしない、説得できないなら別れるしかないのに、そんな話もしてきません。

今は別の方と順調に進んで真剣交際中です。
決断力や人間力がある素晴らしい女性なので、別の方と順調に進んでいることも納得です。
お相手の女性が同居の不安を解消するために決断
3人目は実家暮らしの男性です。
男性はご家族と同居をしていて、結婚後も同居を希望していました。
そこでお相手の女性は、真剣交際の前に「家に行きたい」と言い、男性のご実家とご家族をご自身で確認され、最終的に成婚退会されました。

不安なことがあれば、完全に解消するのは難しいかもしれませんが、少しでも解消しようと行動を起こされて、大変素晴らしい方だなと思いました。
そのうえでどうしても無理なら別れるという決断をすれば良いのです。
真剣交際に進む実力があるということ
真剣交際が長引くと、前にも進めず、新たな出会いもありません。
今、交際がうまくいっている人でも不安や困難は必ずあるものです。
不安があるなら何が不安かをアウトプットし、解消するために行動すること。
どうしても解消できない問題があるなら、交際終了して次の出会いを求めることも大切です。

不安ばかりにとらわれすぎず、しっかりと覚悟を決めて前に進んでいきましょう。

結婚相談所イノセント 東京代表
永島 一之
結婚相談所イノセントの東京代表。会員様とのコミュニケーションを重視し、画一的なアドバイスではなく会員様一人一人に寄り添ったアドバイスを信条としています。

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