なぜ結婚相談所にはろくな女がいない!と言われてしまうのか?
結婚相談所イノセント代表
「結婚相談所にはろくな女がいない」
SNSやインターネットでこのように、結婚相談所の女性を批判するような記事やコメントを見かけることがあります。
結婚相談所イノセントが加盟している日本結婚相談所連盟(IBJ)の会員数は、2024年3月時点で8万人以上。
その半分以上が女性会員と言われていますから、ざっくり見積もっても4万人は女性がいるわけです。
4万人女性がいて、全員が「ろくな女ではない」なんてありえるでしょうか?
今回は、たくさんの男性に選ばれ、男性の意見に耳を傾けてきたイノセントだから分かる、結婚相談所にろくな女がいないと言われてしまう理由や、沢山の会員の中から素敵な女性と出会うコツをご紹介します。
1.「結婚相談所にろくな女がいない」は、あながち間違いでもない
ではまず、なぜ「結婚相談所にろくな女がいない」と言われてしまうのかについて解説していきます。
男性会員の意見?
まず、結婚相談所イノセントで活動している、または成婚退会をされた男性会員に聞いた意見を見てみましょう。
理由の一つとして、男女比があげられます。
全国的に見てIBJ加盟の結婚相談所の45歳以下の年齢層においては、女性会員様の方が人数が多い地域が多いです。
そのため、男性が有利な状況になっており、女性に比べて男性は素敵な方に出会いやすいのです。
インターネットやSNSの意見?
インターネットやSNSでも、婚活関連のアカウントを作成し、情報交換をしたり日記を書いたりしている方も多くなってきました。
しかし、婚活の発信をしたり、愚痴を書きこむ人は女性が多い傾向にあり、男性側の女性に対する批判は数が少ないです。
婚活で男性は意見を発言しにくいという側面もありますね。
そんな中でも、婚活中の男性の中には、愚痴や不満を書き込んだりしている人ももちろんいるでしょう。
それでは、結婚相談所の一部の男性が「ろくな女がいない」と感じる原因はどこにあるのでしょうか?
「ろくな女がいない」と噂される原因は、「男性の婚活には辛い部分もあり、それが女性を『ろくでもない』と捉えてしまう原因になっている」ためです。
次に、この男性の婚活のつらい部分について、詳しくご説明しましょう。
2.ここがつらいよ男性婚活。なぜ男性の負担が多いのか?
前述したとおり、男性が結婚相談所にろくな女がいない!と感じてしまうのは、結婚相談所のシステムに理由があります。
ここでは、思わず男性がつらさを感じてしまいがちな事例をいくつかご紹介します。
ポイント①
お見合いやデートでの負担が多い
結婚相談所は様々なルールが決められています。
そのルールの中には、女性が有利と言えなくもない(=男性のみに課されている)と思われるものは少なくありません。
実際のルールをいくつかご紹介しましょう。
結婚相談所のプロフィールは、住んでいる土地から親の職業まで分かります。
基本的に男女ともに項目は同じですが、年収欄は男性のみ公開が必須で、女性側の年収を公開するかどうかは本人に委ねられています。
入会時の登録に必要な書類も、結婚相談所によっては男性のみ年収証明が必須になっているのです。
また結婚相談所のお見合いでは、お茶代を男性側が負担する必要があります。
お見合い場所としてホテルのラウンジを使うことが多いため、1回のお茶代に3千円以上支払うこともあります。
このように金銭面など様々な箇所で負担をしているにも関わらず、女性がご馳走されて当たり前という態度だったらどうでしょうか?
女性もお見合いに慣れてくると、お会計の際に財布を出すこともなく、お礼の言葉すらない人もいます。
こんな男性の事情から、結婚相談所にはろくな女がいない!という気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
ポイント②
結婚相談所という特殊な環境
結婚相談所に来る男性の中には恋愛経験が少なく、異性と話す機会がなかなか無い方もいらっしゃいます。
そうなると起こってしまうのが、突然のデートや交際関係に舞い上がり、距離を見誤ってしまうケース。
仮交際中の温度感がうまく調整できず、恋人気分で手をつないだ結果交際終了を言い渡された…というケースも過去にはありました。
そうなると拒否された悲しみから「結婚相談所にはろくな女がいない!」と牙を剥いてしまう人もいらっしゃいます。
このように結婚相談所という特殊な環境下でコミュニケーションを取るのが難しく、その結果女性にモヤモヤしてしまいがちなのも一つの原因です。
ポイント③
受け身な女性が多い
そして意外に多いのが、受け身な女性が多く男性側が悩んでしまうケースです。
・誘ったらくるけれど楽しそうじゃない
・LINEを送っても返事が遅い
・会話を盛り上げる気がない
こうなると、男性側は自分に非があるのか?なぜ乗り気になってくれないのか?と前進しない関係にモヤモヤが募ります。
キープとして惰性で付き合っている…という場合が多いです。
頑張ってLINEやデートを重ねても真剣交際に発展せず、時間とお金を浪費することに疲れ切ってしまうのです。
その結果、女性側に対してフラストレーションを抱えてしまう方もいるのです。
ポイント④
SNSと現実のギャップ
最近始める人が多くテレビにも取り上げられた「SNS婚活」。
出会いを求めるだけでなく婚活の記録や交流として使われることも多いSNSですが、女性が多いからか男性が叩かれやすくなる傾向があります。
男性にも言い分があったり、本当はちゃんと理由があるのに叩かれる。
特に婚活アカウントは女性が多く、男性が自分のアカウントで気持ちをツイートしただけなのに罵詈雑言のDMが来てしまうこともあります。
SNS上での出来事を、結婚相談所の女性全体の意見等して受け取ってしまう結果、信頼を持てなくなってしまうこともあるでしょう。
それ以外にも、成婚退会直前での破談や、結婚指輪を買った後に婚約破棄など、女性側の心変わりで男性の心が折れてしまうケースは意外と少なくありません。
そういった婚活の挫折の積み重ねにより、結婚相談所にはろくな女がいない!という結論に達してしまうのです。
3.結婚相談所にはろくな女がいないと思う男性に知ってほしいこと
これまで、男性が「ろくな女がいない」と考えてしまう理由をお伝えしてきました。
しかし、「では女性が悪いのか?」と言われれば、女性全体が悪い訳では全くありません。
ここからは、結婚相談所にはろくな女がいない!と考える男性に知ってほしいポイントについて解説します。
①男女のペースの違いを知る
先ほどお伝えしたように、結婚相談所での婚活は特殊な環境です。
さらに「男女の恋愛ペースの違い」があるため、気持ちの温度差が生まれやすい仕組みになっているのです。
そもそも、女性は男性よりも好きな気持ちが高まりにくい傾向にあります。
一般的には3回デートしたら真剣交際を判断するタイミングだと言われていますが、そこまでに気持ちが追い付いていない人も多数いらっしゃいます。
男性はお見合いで好印象を抱き、仮交際の時点では既に好きになっているのに対し、真剣交際に入ってからやっと好意を自覚することもあるのが女性会員の特徴です。
そんなペースの違いから「自分は人を好きになりにくいのかも…」と悩んでいる女性もいます。
まずはデート回数を気にせず、『お互いの気持ちがどのレベルに来ているか』で判断するようにして下さい。
男性がペースを合わせるようにすれば、女性も安心して心を開きやすくなるはずです。
③SNSはあくまでも「一部の意見」だと捉える
SNSを見ていると、LINEのやり取りを公開して「こんな人は無理!」と言ったり、デートで冷めたポイントを書いたりと婚活女性による男性批判をよく目にしますよね。
ただ、いくらSNS婚活が流行っているとはいえ、婚活用アカウントを作成してSNSに投稿する人は結婚相談所で活動している女性のごくごくわずかです。
自分は見る専門でSNSでほとんど発信しないという方がほとんどです。
過激な男性批判を見ると自分も批判されるのでは…と尻込みする気持ちも分かりますが、全ての会員が批評的な態度を取っている訳ではありません。
自分に悪影響だと感じるなら、SNSから距離を置くことも婚活中には必要かもしれません。
③一人の対等な大人として接する
そして男女問わずついつい忘れてしまいがちなのが、結婚相談所では「男女どちらも選び選ばれる側である」ということ。
あまりにも相手に好かれることを意識しすぎていると、不自然な態度になってしまい、かえってマイナスイメージが付くことになりかねません。
本心が見えないと相手は不安になりますし、特に女性の場合は態度の裏に隠されたものに気付いてしまいます。
逆に、男性が優位な状況にあぐらをかき、デートの約束や場所決めを女性に全て任せてしまうのもNGです。
いくらあなたの条件が良かったとしても、人間性の面で問題があれば成婚に至りません。
お互いに主体性を持ち、例えご縁がないと感じた相手でも、一人の大人として良い関係を築く努力をしましょう。
④意見の共有が大切
結婚し、夫婦になっていくうえで、自分の意見だけを押し通すようなやり方は中々うまくいきません。
結婚相談所の場合は、出身地から、趣味、交友関係まで全て異なる人生を歩んできた相手と出会うケースが多いため、意見の共有がとても大切になります。
女性の場合は自分の意見を否定されたり、助言されたりするのが嫌だという人も多いです。まずはお相手の話を「そうなんだね」と受け止めてみてください。
アドバイスももちろんOKですが、正論を伝えるよりも考えを理解して、感情に寄り添ってあげることも大切です。
結婚相談所にはろくな女がいない?に関するQ &A
Q.なぜ結婚相談所では男性の方がお金の負担が大きいのですか?
IBJではお茶代・デート代の男性負担を推奨することで、奢る・奢らないという観点で男性が評価されないように配慮されています。ルールとすることは、全体としてメリットが大きいのですが、これを一部の女性が「ルールだから当たり前」ととらえてしまうことが男性の不満を生む原因となってしまっています。
Q.合わない女性に出会わない方法はありますか?
年齢や条件重視で婚活をする人ほど、自分と会わない相手に出会いうまくいかず疲弊する人が多いです。感覚や感情を大切にすること、どんな相手にも誠実に接することが、素敵な相手に出会う唯一の方法でしょう。
4.男女の違いを理解して「ろくな女がいない」状況から抜け出そう!
結婚相談所は男女の違いが如実に出るものであり、これまで恋愛経験がなかった人ほど特殊なシステムや慣れないデートに戸惑ってしまいがちです。
その結果お相手との関係がぎこちなくなり、婚活が思うように進まないこともあるでしょう。
突然の交際終了や長期間の仮交際の末破局など、上手くいかないフラストレーションを相手(女性)に押し付けてしまっては前に進めません。
負のループから抜け出そう!
ここで大切なのは、「だからろくな女がいない」とふてくされるのではなく、どうやって素敵な相手と出会い、結ばれるかを考えること。
素敵な女性と出会ったときにご縁を逃さないために、まずは自分から出会う相手に対して誠実に接しましょう。
もしこの記事が参考になった!と思っていただけたなら、ぜひ結婚相談所イノセントへご相談下さい。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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