真剣交際に進む「決め手」とは?進むか迷ったときの考え方を解説します

2024年3月13日
結婚相談所イノセント代表 坂田 啓太
【執筆】坂田啓太

結婚相談所イノセント代表

結婚相談所で「真剣交際」と言えば、もう結婚の一歩手前というイメージですよね。

仮交際と違って1対1の交際になるので、一般の「付き合う」と同じ意味、しかも結婚を前提にしたお付き合いということになります。

そんな重要な期間ですから、真剣交際に進むかどうか迷うという人は本当にたくさんいます。

真剣交際の決め手の例

・一緒にいて楽しい
・一緒にいたいと思う
・価値観の違いを受け入れられる
・沈黙でも平気

この4つは、まさに「真剣交際へ進むときの決め手」としてあげる方が多いです。

反対に、この中のどれか1つでも当てはまらない場合は、真剣交際には進まないほうが良いかもしれません。

もちろん、この4つはクリアしているけどまだ悩んでいるという人もいるはず。

今回はそんな、真剣交際の決め手がわからないという方に、結婚相談所イノセントが実際に会員様にお伝えしている内容の一部をご説明します。

この記事でわかること
真剣交際の決め手を言葉にするなら「結婚してもいい」と思えることです。もし、決め手に欠ける時は、何となくで交際を終了するのではなく、理由を明確にすることが大切です。相手の問題なのか、何が理由で決断できないのかを知ることで、自分にとって大切なポイントが見えてきますよ。


真剣交際の決め手とは?

真剣交際に進む時に、何を決め手にすればいいのでしょうか。

たくさんの会員様を見てきたイノセントだから分かる、成婚退会まで進んだカップルの考え方の特徴を特別にお伝えします。

実際に活動している会員様は何を思って、どんな気持ちで真剣交際に進むのかを知って、参考にしてみてくださいね。

真剣交際の決め手は「結婚してもいい」と思えること

真剣交際に進んでそのまま成婚退会されるカップルは、真剣交際に進んだ時点でお互いに結婚の意思がはっきりしていることがほとんどです。

真剣交際に進む時にすでに、この人となら「結婚しても良い」と思えることが決め手になっているのです。

そのため、真剣交際に進んだ時点で、プロポーズはまだだけど、暗黙の了解でお互いに結婚する気持ちで活動をしています。

真剣交際が始まれば自然と、実際に住むところを探すためにマンションの内覧に行ったり、ご両家の親御さんに交際していることの報告をかねて挨拶に行く人もいます。

お互いに結婚の覚悟がちゃんと決まっているので、真剣交際から成婚退会まで3ヶ月も必要ないという人が多いのです。

「結婚してもいい」と思えていないと?

反対に、真剣交際に進むまでに「この人と結婚する」という覚悟ができなかった場合、最終的に交際終了になるパターンが多いのです。

真剣交際に進んでも2〜3割が破局してしまう原因は、ここにあります。

本来は何か不安な部分があれば仮交際の時点でちゃんと確認し、気持ちの整理をして、ある程度結婚の覚悟を決めてから真剣交際に進むことが望ましいでしょう。

不安な部分を解決しないまま真剣交際に進んでしまうと、真剣交際でも仮交際と同じような付き合い方になってしまい、結局何も進まずに終了することになってしまいます。

もちろん、「真剣交際の3ヶ月で状況が変わって解決できるはず」ということであれば真剣交際に進んでも良いかもしれません。

しかし、結婚を受け入れる覚悟がないまま真剣交際に進んでしまうと、その先はなかなか厳しいと言わざるを得ません。


真剣交際の決め手に欠ける理由【気持ち編】

それでは、真剣交際の決め手に欠ける理由には一体どういうものがあるのでしょうか。

実際の会員様の活動の中から分かる、真剣交際の決め手に欠ける理由について、事例を交えて説明します。

①相手の気持ちがはっきりしない

自分は相手に対して好意があり、真剣交際に進みたいという気持ちもある。

しかし、「相手の気持ちがはっきりしないから真剣交際に進めない」ということが、結婚相談所ではよくあります。

まさに、決め手が見つからず、真剣交際を先延ばしにしてしまうパターンです。

特に、恋愛経験が少ないもの同士のカップルでよく起こってしまう事例で、お互いが探り探りの状態が長く続くことで、結果的に気持ちが冷めてしまいます。


②自分の気持ちをアピールする方法が分からない

自分の気持ちをアピールするのが苦手で、自分が相手に好意を持っていることが伝えられないという人もいます。

自分は伝えているつもりでも、実際には伝わっておらず振られてしまうというパターンも多いです。

婚活では新たな出会いは探せば見つかりますし、現時点で仮交際の相手が他にもいるかもしれません。

一般的な恋愛なら時間が解決してくれることもありますが、婚活という特殊な環境では「盛り上がらないんだったら終了でも仕方ない」という考えになってしまうのです。

実際にあった決め手に悩んだ事例

イノセントの女性会員さんで、「お互いに好印象なのはわかっているのに、決め手がなく真剣交際に進めない」という相談がありました。

仮交際ですでに4~5回デートをしているのに、お互いに真剣交際に進む決め手がないと思っていたのです。

これは、そもそもお互いが「相手に好意があること」をアピールしなかったことが原因です。

人物名坂田代表
良いと思っていても、伝えなければ伝わらないこともあります。

この会員さんの場合は最終的に「自分は良いと思うけど相手はどうなんだろう?」とお互いに牽制していました。

お互いに気持ちをアピールをするタイミングを逃したまま時間が経ち、いつのまにか気持ちが冷めてしまい、残念ながら破局を迎えてしまいました。


まずは自分の気持ちを伝えることが大切

この決め手に欠ける理由と事例から分かることは、「自分の気持ちは言葉にしないと伝わらない」ということです。

結婚相談所での婚活では、「相手はどうなんだろう?」と考えることも必要ですが、まずは自分の気持ちを積極的に伝えていくことが大切です。

お互いに気持ちを盛り上げていく努力をしていれば、決め手を探さずとも「真剣交際に進みたい」とはっきり決断できるのです。


真剣交際の決め手に欠ける理由【条件編】

真剣交際の決め手を考えた時に、気持ちはクリアしていても「条件」に対して不安や迷いを抱える人もいます。

次に、条件に対して不安を感じてしまい、決めきれない人の特徴と決断のポイントを解説します。

決め手に欠ける条件とは?

真剣交際の決め手に欠ける理由の一つに、条件に不安がある場合もあります。

条件に関する不安の例

・親の宗教のこと
・国籍
・年収
・仕事を含めた生活スタイル

上記のように、お相手の条件的に不安があって真剣交際を決断できないパターンもあるでしょう。

この場合、不安なことを曖昧にしたまま真剣交際に進んでも良い結果にならないことが多いので、「とりあえず真剣交際に進んでみよう」はNGです。

結論を言うと、「相手の条件も含めて受け入れられる」ことが一番大切な決め手になるでしょう。

人物名坂田代表
今すぐ受け入れられなくても、仮交際期間のうちに担当者と相談しつつ自分の気持ちを確認し

「覚悟を決められるかどうか」を考えてみてください。

無理そうと思うなら早めに終了するというのも、婚活においては大事なことです。


実際にあった事例

結婚相談所イノセントの女性会員さんで、地元が三重で今は大阪市内に住んでいる方がいらっしゃいました。

地元の三重の男性と仮交際に進んで、真剣交際を申し込まれたのですが、大阪での仕事を辞めて三重に戻るか、交際を終了するか真剣に悩まれていました。

最終的に時間はかかりましたが三重に戻るという決心をして真剣交際に進み、無事に成婚退会され幸せな結婚生活を送っておられます。

おそらく、ちゃんと覚悟を決めずに真剣交際に進んでしまっていたら、上手く行ってなかった可能性は十分あったと思いますが「覚悟を決めて決断したこと」でうまくいったのです。

決断できない人は、「不安になりやすい」という性格の問題もありますが、不安な点をいろいろ考えてしまうと、不安はどんどん増えていくものです。

どんなに相性が良い人でも、将来の不確定要素が多い「結婚」に不安はつきもの。

不安が多いと相手に「決め手」を探してしまいますが、決め手を探してしまっている時点で難しいのかもしれません。

・この人とだったらやっていける
・不安はあるけど受け入れられる

上記のような相手への気持ちの大きさが、最終的には決め手になるのではないでしょうか。


決め手に欠ける理由を明確にすることが大切

真剣交際に進めない理由として色々な理由で悩むと思いますが、イノセントでは悩む理由をはっきりとさせることが大切だと考えます。

進めない理由の例

・気持ちが盛り上がっていないだけ
・容姿が好きになれないから
・収入に不安がある
・仕事の将来性がなさそう
・家庭環境に問題がありそう
・内面的に苦手な部分がある

上記のように、どこでひっかかっているのかを明確にして、ひっかかっている部分に対してちゃんと考えるということをしてみてください。

人物名坂田代表
この時に大切なことは

自分の本当の気持ちに嘘をつかないことです。

何で悩んでいるのかはっきりしていないと、不安が不安を煽って良いことにはなりません。

悩んでいる部分がわからない場合や、わかるけど解決できない場合は、担当者としっかり議論をして答えを出すと良いでしょう。

真剣交際の決め手に関するQ &A

Q.真剣交際に決め手は必要ですか?

真剣交際に進むのに、必ずしも決め手は必要ではありません。ポジティブな決め手はないけれど、「嫌なところがない」「断る理由がない」など、ネガティブな点がないことが決め手になったと答える成婚退会者も多いです。

Q.異性として見れない場合は真剣交際はやめておくべきですか?

婚活では、初期の仮交際の段階で友人関係になってしまうと、その後男女の恋愛関係に発展することが非常に難しいです。スキンシップなどの努力をしてみても無理な場合は、真剣交際には進まずに別のお相手との出会いに注力することも考えてもいいかもしれません。


真剣交際の決め手に迷う時は「理屈ではなく気持ち」で考えよう

婚活は結局、理屈ではないのです。

不安な要素は考えだしたらいくらでも見つかりますし、お相手と真剣交際に進まない理由や結婚してダメになるパターンも、探せばいくらでもあります。

結婚を決めた決め手の例

・一緒にいて楽しい
・一緒にいたいと思う

上記のような決め手は、全く理屈では説明できないですよね。

理屈じゃない部分で相手を受け入れられるのであれば、真剣交際に進んでからもきっと上手くいくはずです。

そもそも、不安な部分を理屈で考えてしまっている時点で、実はそのお相手とは上手く行かないということなのかもしれません。

上手く行く人との出会いがあれば、はっきりとした決め手がなくても、「この人となら結婚できる、結婚したい」と心で感じるはずです。

まずは自分の心と向き合い、信頼できるカウンセラーと相談しつつ真剣交際について考えてみてくださいね。

結婚相談所イノセントでは、結婚をもっと自然に・自分らしく叶えるための婚活情報を発信しています。

婚活のお悩みはぜひ当社へご相談下さい。

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結婚相談所イノセント 代表 坂田 啓太

結婚相談所イノセント 代表

坂田 啓太

結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。

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