結婚相談所で婚前交渉はバレない？バレることって実際あるの？知っておきたいルールを解説！

結婚相談所に入会するとき「婚前交渉禁止」というルールに不安を覚えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際に結婚相談所で活動をしてみて「本当にみんなルールを守っているの？」と疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで今回は、結婚相談所での婚前交渉はバレるのか、バレないのか、知っておきたいルールについて解説していきます。カウンセラー（コンサルタント）や婚活仲間にも聞きづらいポイントだからこそ、どうのように婚前交渉のルールを捉えていけばいいのか把握しておきましょう。
 

結婚相談所における「婚前交渉」とは？

そもそも、結婚相談所における「婚前交渉」とは何を指すのでしょうか。

最初に、結婚相談所における婚前交渉とは何なのか、結婚相談所でのNG事項について解説していきます。「どこまではOKなんだろう」と悩んでいる方、疑問に思っている方はまず基本的なルールを押さえていきましょう。
 

婚前交渉とは？

婚前交渉とは、未婚の男女が体の関係を持つことです。

結婚相談所においては、体の関係を持つことだけでなく、仮交際、真剣交際中の宿泊を伴う旅行やお互いの家、ホテルへの宿泊など、体の関係を持つ可能性が高いシチュエーションについても禁止とされ、婚前交渉だと見なされるケースが多いです。

キスやハグも禁止されているの？

結婚相談所のルールとしてキスやハグは特に禁止されていないため、交際中にするのはOKです。

坂田代表

真剣交際に進んだら、成婚退会前にスキンシップを取ることをおすすめしています。

お互いの家やホテルへの宿泊や宿泊を伴う旅行、体の関係を持つことができない分、できる範囲でスキンシップをして相性や嫌悪感がないかなどを事前に確かめておくことが大切です。
 

なぜ？結婚相談所で婚前交渉が禁止されている理由

人生のパートナーになる結婚相手を決めるのに「体の相性がわからないなんて不安」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな中、結婚相談所では婚前交渉が固く禁じられています。それは、一体なぜなのでしょうか？

ここでは、結婚相談所で婚前交渉が禁止されている理由について解説していきます。「なぜ婚前交渉が禁止されているのだろう」とルールに疑問を感じている方は、ルールが設定されている背景を一緒に考えていきましょう。
 

遊び目的での入会を防ぎ会員の質を維持するため

婚前交渉を禁止することで、遊び目的での入会を防ぎ、会員の質を維持することができます。

坂田代表

マッチングアプリではヤリモクの男性会員がいるのは周知の事実ですよね。

結婚相談所には、真剣に結婚を目指している会員さんが入会してくれています。そのため、体目的や遊び目的での入会が増えてしまうと、真剣に活動している会員さんが嫌な思いをしたり、傷つけられてしまったりする可能性が高まるのです。

結婚相談所を運営する立場としては、一生懸命に婚活を頑張っている会員さんを守りたい、安心して婚活をしてもらいたいという思いからもこのルールを設定しています。
 

望まない妊娠によるトラブルを回避するため

仮交際中、真剣交際中の婚前交渉をOKにしてしまった場合、望まない妊娠によるトラブルが起きてしまう可能性があります。

真剣に結婚相手を探しているのに、望まない妊娠トラブルが起きてしまったら、婚活を継続したい気持ち、結婚したい気持ちさえなくなってしまうこともあります。

望まない妊娠をしてしまったことで、心だけでなく、体にも大きなストレスを負ってしまうかもしれません。会員さんが安心して婚活をすることができる環境を作るためにも、婚前交渉禁止のルールはとても大切なのです。
 

結婚相談所で婚前交渉がバレたらどうなる？

もし、ルールに反して婚前交渉を行った場合、どうなってしまうのでしょうか。

次に、結婚相談所で婚前交渉がバレた場合のペナルティや扱いについて解説していきます。婚前交渉を考えている方は、もしバレてしまった場合のことも頭に入れたうえでどうするかを判断していきましょう。
 

退会・罰金など各連盟により規定のペナルティがある

婚前交渉については、各結婚相談所が加盟している連盟によって規定のペナルティがあります。

明確に禁止という記載がある結婚相談所もあれば、婚前交渉は推奨しないと記載されている結婚相談所も。入会している結婚相談所にどんなルール、ペナルティがあるのかは一度確認しておくとよいでしょう。
 

IBJでは成婚退会扱い（成婚料を支払い退会となる）

結婚相談所イノセントも加盟しているIBJでは、婚前交渉をすると成婚退会扱いになります。

成婚の意思があるかないかに関係なく、婚前交渉があったと発覚した時点で成婚退会することになってしまうのです。成婚退会するということは、成婚料を払う必要があります。

婚前交渉の相手が結婚したい相手ではなかったとしても、他に結婚したい相手がいたとしても、実際には結婚しない相手との成婚のため、形式的に成婚料を払わなければいけなくなってしまうのです。

婚前交渉がバレた場合、婚活が中断される、急に大きな出費が必要になる、自分も相手も傷ついてしまうなど、大変な思いをすることになってしまう可能性が高いです。
 

実際に婚前交渉がバレることってあるの？

婚前交渉禁止のルールを知っていたとしても、婚前交渉をしたい気持ちが上回ってしまったり、バレなければ問題ないと思ってしまったりして婚前交渉に至る男女もいます。

そういった場合、婚前交渉が結婚相談所側にバレることはあるのでしょうか。実際のところ、過去には婚前交渉が結婚相談所側にバレたケースがありました。どんなケースだったのか、ここでは実際のケースについて解説していきますね。
 

ケース①ホテルに誘ったら相手女性から報告が入る

過去には、男性がホテルに誘って相手女性から結婚相談所に報告が入ったことがありました。実際に性交渉に至っていなくても、ホテルに誘うこと自体がNGです。

その際は、男性側の相談所から本人に厳重注意の上、交際終了になってしまいました。誘い方がしつこかった、無理に連れていこうとしたなど悪質な場合は、強制退会の可能性もあります。
 

ケース②関係が悪化した際に揉め事に発展

お互いの同意があれば、婚前交渉はOK、バレなければ問題ないと考えている方も少なくありません。ただ、そのときは同意していたとしても、男女どちらかが事後に告発する可能性はゼロではないのです。

実際に、婚前交渉後にふたりの関係が悪化し、婚前交渉に関する告発が入ったケースもあります。婚約をしても婚約破棄になることはあるため、同意していたから絶対に大丈夫ということはないと思っていたほうがよいでしょう。 

結婚相談所で婚前交渉なしで相性を確かめる方法

「結婚前に体の相性を確かめたい」「性欲の差や性交渉に関する価値観を知りたい」と思うのは自然なことですし、決しておかしいことではありません。ただ、結婚相談所では婚前交渉ができない。そのため、そのルールの中でどうするかを考えていくことが大切です。

最後に、婚前交渉なしで相性を確かめる方法を紹介していきます。真剣にお相手との結婚を考えているからこそ、婚前交渉以外の方法で相性を確かめておくことは大切です。

確認せず、不安なまま成婚に進まないように、性に関する話題には触れられない空気を作ってしまわないように、ルール内でできることをお相手と探していきましょう。
 

仮交際のうちに手を繋ぐ

仮交際のうちに手を繋いでおくと、肌が触れ合うことでなんとなくの相性をつかむことができます。手を繋いだだけでもゾワっとしてしまった、嫌悪感があったなどの場合は、相性が悪い可能性が高いです。

坂田代表

真剣交際で初めて手を繋いで「生理的に無理」というパターンがたまにありますが、あまりに相手が可哀想です。

体の関係を持つとなると、より濃厚なスキンシップをすることになるため、手を繋ぐのも厳しいと感じるようであれば、先に進むのは難しいかもしれません。

もし、異性とスキンシップをすること自体に抵抗がある、どんな相手であっても体の関係を持つのは難しいと感じる場合は、性交渉がない結婚をすることができる友情結婚専門の結婚相談所「カラーズ」を利用するのもおすすめです。
 

真剣交際でハグやキスを経験しておく

真剣交際に入っているのであれば、ハグやキスをして相性を確かめていきましょう。ハグやキスをしたときに心地よさがあったり、抵抗感がなかったりするようであれば、体の関係を持つときにもスムーズに進んでいける可能性が高いです。

ハグやキスに抵抗感があるのであれば、体の関係を持つハードルが少し高いかもしれません。

ただ、恋愛経験が少ない場合、そういった行為自体に慣れておらず、抵抗感があることもあるため、慣れていないだけなのか、お相手とそういった行為をすることに嫌悪感があるのかを見極めることも大切です。
 

話し合い

性に関することは話しづらいことではありますが、夫婦になるのであれば話す機会やそういった場面に直面することがいずれ出てきます。そのため、婚前交渉ができないからこそ、事前に性に関することを話し合える関係性を作っておくことが大切です。

性欲の有無や性交渉の理想の頻度、性に関することに苦手意識があるかなどを共有しておくと、成婚後にそういった場面が訪れても安心して過ごすことができます。性に関することを話すと相手に引かれてしまうのではないか、下心があると思われてしまうのではないかと考える方もいるかと思いますが、お相手との未来を真剣に考えているからこそ必要になる大切な話し合いです。

坂田代表

特に、性交渉に関して特別な想い（苦手意識・トラウマなど）がある人は、必ず事前に相手に打ち明けておきましょう。

自分から切り出すのは勇気がいるかもしれませんが「◯◯さんとの将来を真剣に考えているからこそ、話しておきたいのですが」などとなぜ話し合いをしたいかをしっかり伝えて切り出せば、お相手もその意図を理解してくれるはず。

もし、話を切り出すのが難しい場合は、結婚前の価値観チェックリストなどを活用し「やってみませんか？」と話を持っていくのもおすすめです。結婚前から性について話し合える関係性を築いておくことができれば、もし相性が悪かった場合にも、話し合いで解決策を一緒に見つけていくことができるでしょう。
 

結婚相談所では婚前交渉のルールを守って正しく活動を

結婚相談所で活動する以上は、婚前交渉のルールを守る必要があります。お相手との相性を確かめたい場合も「バレなければいい」ではなく、ルールの中でどう確かめていくかを考えていくようにしていきましょう。

自分を守るためにも、お相手を守るためにも婚前交渉禁止ルールは、しっかり守ることが大切です。守ることができなければ、望まない妊娠や強制退会などのトラブルに発展してしまうこともあります。

ルール内で相性を確かめるために、早いうちからスキンシップをして確かめたり、真剣交際ではキスやハグをして確かめたりしながら話し合いを重ねて、お互いの考え方、価値観を共有してみてくださいね。ルールを守って、正しく活動を進めた先で、素敵なお相手との幸せな結婚を叶えていきましょう。