仮交際でキープされてると感じたら確認すべき4つのポイント
結婚相談所イノセント代表
こんにちは。結婚相談所イノセントです。
「仮交際」は複数人とお付き合いできる期間なので、お相手の態度や連絡頻度によって「もしかして、私キープされている?」と不安になる人は少なくありません。
結婚相談所で効率よくお相手を見つけるために同時並行で進めるのは基本なので、誰もがキープするし、されている可能性は高いです。
そこで気になるのは、自分が「本命」なのか「キープ」なのか、それとも「キープ以下」なのかということですよね。
仮交際のキープについてきちんと理解できていないと、先走って交際を終了してしまったり、婚活を上手く進められないということにつながってきます。
今日の記事では、結婚相談所におけるキープの考え方について詳しく解説します。
今、仮交際中で不安になっている方、キープをして上手く婚活を進められていない方はぜひ参考にしてください。
・キープされている?と思った時に交際を続けるか判断をするポイント
・自分が誰かをキープする際に気をつけてほしいこと
1.仮交際でキープが発生するのは止むを得ない理由
結婚相談所の仮交際は、「交際」という単語がついているので、1人1人の出会いが重たく感じてしまう人も少なくありません。
しかし結婚相談所の仮交際は一般的な「交際」と違い、「2回目会っても良い」というだけで、そこに好意はない場合がほとんどです。
一般的な恋愛であれば、「二股」「浮気」ということになるので、罪悪感を感じる気持ちも要膳ですよね。
ですが、結婚相談所で同時交際が無理と言う人は、私の経験上、たった1人とも上手くいかない人のほうが多いです。
相談所の女性会員さんで、
「ルールでOKでも、同時に何人とも交際するのは出来ない」
という人は、残念ながら上手くいきません。同時交際したくないとご本人は言われますが、そういう人に限って、1人とも交際できない。
婚活において、
一兎を追うものは一兎も得ず。— 坂田啓太@イノセント (@innocent_bridal) March 9, 2020
結婚相談所においては「二兎を追うものは一兎も得ず」は当てはまらない場合が多いです。
というのも、1人とお見合いをして仮交際が決まったからと言って、そのあとどうなるかが全くわからないからです。
割合的にも、成婚退会まで1人としか仮交際をしないまま進まれた方はごく僅かになります。
実際に、年齢を重ねるとお見合い成立率が変わってくることもあります。
自分が良いなと思った人が、自分を良いと思ってくれるなんてことは、なかなか難しいことです。
精神的なキャパ、時間的・金銭的な余裕によっても違うので一概には言えませんが、有力なお相手が見つかるまでは、3人くらいとは同時に仮交際を進めていくことがオススメです。
2.仮交際でキープされてるかどうかの判断ポイント
キープされているか不安になったときに、確認しておきたいポイントを解説します。
ただし、お相手が不器用なだけで、実際はキープではなく本命の可能性もあります。
あくまでも参考程度にしていただければと思います。
①初回デートの予定が決まらない
仮交際1回目のデートの予定がなかなか決まらない場合、かなりの確率でキープされていると考えておきましょう。
交際が成立してから2週間以内に予定が決まらなかったら・・・というのがひとつの目安です。
仕事が忙しいとか、予定があって3週間後にしてほしいとか、何かしら事情がある場合は仕方ありません。
理由すら言わずにデートを先延ばしにしている場合、
- お見合い予定がたくさん入っている
- 仮交際交際の人が何人もいて予定が決められない
という可能性が高く、相手にとっては優先順位が低い可能性があります。
「結婚相談所のルール上、1回は合わないとダメだから終了はできないけど、優先順位は低いからなかなか予定が決められない。」という心理状態だと思います。
自分から誘ってもなかなか予定を決めてもらえないという場合は、担当者を通じてお相手の意向を確認してもらいましょう。
②2回目以降、デートの期間が空きすぎている
2回目以降のデートが、前回のデートから2週間以上空く場合も、キープされている可能性が高いです。
優先順位が高ければ、土日が埋まってても平日に会おうとしますし、仕事終わりに一緒に食事をするとか、1時間カフェで会って話そうとするはずです。
相手からすれば、交際終了するにはもったいないけど、もっと優先したい人がいて、どうしてもあとまわしになっているという状態のことが多いです。
結婚相談所で婚活をしていて結婚する気があるのに、2週間以上、月曜から日曜までたったの1時間もお茶する時間を取れないという人は、世の中にどれくらいいるでしょうか?
真剣に婚活をしている方であれば、少ないですし、止むを得ない場合は事情を伝えてお相手を安心させようとしますよ。
「不誠実な人だな」と思うかもしれませんが、相手にしてみれば優先順位が低い・・・という現実があります。
③以前より連絡頻度が減る
これまで頻繁に楽しく連絡を取っていたのに、デート後に突然LINEの頻度が減ったという場合、キープされている可能性があります。
単純に考えて、連絡頻度が少なくなるということは、相手の気持ちが下がっている可能性が高いということです。
- 仕事が忙しい、帰りが遅い
- こまめに連絡をするタイプではない
- 雑談が苦手
など、何か説明があったり、もともとそういうタイプだったりする場合は問題ないので気にする必要はありません。
特定の事情がなく、連絡頻度が突然落ちた場合は、キープの可能性が高いと判断できるでしょう。
お見合いで楽しくて仮交際に進んでも、実際にデートをしてみると「ちょっと違うかも」と思うことはよくあることです。
自分は「あれだけ楽しかったのに」と感じていても、相手にとってそれを上回る人が出てくる可能性は十分あり得ることなのです。
最初から雑談LINEをしない人や、もともと連絡が苦手な人もいるので判断は難しいかもしれませんが、
途中から連絡頻度が落ちたときは、自分の優先順位が下がった可能性を考えておいたほうが良いでしょう。
相手がそもそもLINEは苦手だけど、仲良くなるまではがんばろうという気持ちだったのが息切れしてきた、というパターンも時々あります。
連絡頻度は減ったけど、デートはできている、デート中に結婚観の擦り合わせがあるなどの場合は、それほど心配しなくても良いかもしれません。
④相手が質問をしてくれない
特に女性に多いのですが、デートやLINEで「話は盛り上がるけど、相手から私に質問がない」と不安になる人もいます。
「結婚相手に望むことは何?」と聞いたら答えてくれるけど、相手から「あなたはどう?」と質問してくれない
という会員様からの相談は非常に多いです。
ただし、コミュニケーション能力の低い人にありがちなのが、興味や好意があっても質問をするのが苦手というタイプです。
相手が次の予定を決めようとしてくれたり、行く場所を男性が積極的に決めてくれたり、予約を取ってくれたりする場合は、
質問がなくてもそれほど気にしなくても良いと判断できるのではないでしょうか。
そしてこれも女性に多いことなのですが、連絡や予定の調整を相手任せにしてしまっている人もいます。
「予定が決まらない」と不安に思っていても、自分から予定を決めようと積極的に動いていないのです。
「いつまで経っても誘ってくれない」と相談される方に対して、「◯◯さんからお誘いはされていますか?」とお伺いすると、ハッとされることが多いです。
結婚相談所において「必ず男性がデートのお誘いをするべき」というようなルールは一切ないので、気持ちがあるなら女性からでも積極的に誘うべきだと私は考えています。
3.仮交際のキープ状態から本命になるためには
キープは「本命ではないが終了はしたくない」という状態ですが、以下の2つのパターンに分けることができます。
①条件に不安がある
②気持ちが盛り上がっていない
たとえば、
- 高収入を希望しているけど相手男性の年収が低い
- 相手が転勤の多い仕事をしている
- 国籍や宗教で不安がある
など、人としては好きで一緒にいたいとは思うけど、条件的に難しくて悩んでいる場合のキープのことです。
自分の条件が悪くキープされていると理解できているなら、相手が気にしている条件に対して、
- 今後どういう風にしていくか
- 結婚後にどうフォローしていくか
をきちんと説明することで、寄り添える人だと思ってもらえる可能性があります。
「一緒にいて楽しいし、悪い人じゃないけど、好きになれない」という気持ちの問題で本命になれていないキープの場合、本人の努力でどうにかなることではありません。
可能性としては少なくとも、本命になる可能性も残っているので、キープされているからと言って相手への対応をおろそかにするのはよくないです。
相手にとっての本命と上手くいかなくなって、自分が本命になることを待つしかないので、
キープされていることは知らない振りをして、誠実に対応しましょう。
4.仮交際でキープをするときのポイント
婚活を上手く進めていくには、積極的にお見合いをして、2~3人を同時並行で交際していくのがおすすめです。
このとき重要なのは、交際相手にキープだと絶対にバレないようにすることです。
自分がキープされているとわかると、気持ちが一気に萎えてしまいます。
たとえば、男性Aさんが良いなと思っているけど、男性Bさんも悪くないと思っている場合に、
女性はAさんにばかり気持ちが盛り上がってしまい、Bさんへの対応がおろそかになってしまうことがあります。
LINEの返信が遅くなったり、デートの日程を決めようとしなかったり、自分が気づいていないところで態度に出てしまうこともあるでしょう。
2人に対して誠実な対応ができていないと、キープしている気になっているだけで、実際はキープにはなっていません。
AさんがダメだったときにBさんに切り替えようとしても、すでにBさんが他の女性に気持ちが移っているということは、結婚相談所では本当によくあることです。
難しいかもしれませんが、結婚が考えられないのであれば勇気を持って交際終了し、キープしたいというのであれば、本命と同じように誠実な対応をしましょう。
5.仮交際のキープに悩みすぎず、積極的に行動することが大切
「キープ」というとどうしても悪いイメージが頭をよぎってしまいますが、だからと言ってそのお相手とのご縁は無いかというとそうとも言い切れません。
また、今あなたが「キープ」と思っているお相手に対してもお断りできない気持ちがあるなら、出来るだけ公平に、誠実に対応すべきです。
仮交際が複数交際できることをうまく活用をして、効率よく活動をしていくことは、真剣交際に進む人を見つけるために大切なことです。
もし、あなたがキープにされている?と疑問を感じたとき、とても不安な気持ちになりますよね。
ですが、悩んでも仕方のないことと区切りをつけて、お相手とは前向きにやりとりを続けてみましょう。
お相手が不誠実だと感じたのであれば、すぐに担当者に相談してみても良いかもしれません。
相手の態度やデートの期間などから、今後どうすべきかアドバイスをしてもらえるでしょう。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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