【婚活経験者に聞いた】結婚に妥協しても良い条件&してはいけない条件
結婚相談所イノセント代表
条件を高く設定している訳ではないけれど、妥協しろと言われると何だか良い気分ではありませんよね。
皆さんは結婚相手にどんな条件を設定していますか?年収?それとも人柄重視でしょうか?
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・妥協しても幸せになれる?
・どんな条件が大切?
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意外と自分にとって大切な条件を明確に分かっている人は少ないです。
今回は、結婚相談所で成婚退会された会員さんに聞いた「結婚相手に重要だった条件と妥協して問題なかった条件」をランキング形式でお伝えします。
後悔のない婚活ができるように、自分にとって大切な条件をぜひ見つけてみましょう。
結婚に妥協は必要なの?
「妥協」というと「諦める」「レベルを下げる」というような言葉のイメージが何となくありますよね。
婚活を「自分にとって完璧相手を探す作業」と考えてしまうと、妥協をすることが幸せを諦めるような感覚になってしまうもの。
結婚相談所を例に、妥協が婚活に必要か、必要でないのかを解説します。
妥協ではなく見直しと考える
意外と自分の設定している条件について、根拠を持っている人は少ないものです。
一つ一つの条件に対して「どうして?」とカウンセラーと一緒に見ていくと、こだわっていた条件が対して自分にとって大切ではなかったということも多くあります。
相手にも失礼ですしね。
例えば、下記のような見直しをイノセントでは行います。
・婚歴
年齢が上がるにつれ、婚歴がある方が多くなり「初婚」という条件で幅が狭まります。
婚歴は「なんとなく」で付けられることの多い条件の代表なので、外せると対象の人が増えます。
離婚を経験したからこそ、真面目に真剣に婚活される方が多いですよ。
・年収・学歴
相性や内面的な魅力に影響しない、年収や学歴も見直すべきポイントです。
多くの女性は自分と同等以上を望んでしまいますが、もう少し幅を持たせると良いですね。
地方だと年収400万円・大卒の条件を設定するだけで、かなり高いハードルになっている場合も多いです。
自分にとって大切な条件を見つける
例えば結婚の目的が経済的な安定なら、「年収」は絶対の条件でしょう。
尊敬できる相手としか結婚を考えられないなら「学歴」や「家柄」が条件になるのかもしれません。
しかし、世の中の多くの夫婦は年収や学歴などの条件で相手を選んだ訳ではなく、人柄や相性で結婚を決めて幸せに暮らしています。
自分は結婚に何を求めるのか?を再度イメージし、自分にとって大切な条件を見つけましょう。
「妥協」という考えから解き放たれれば、もっと婚活は楽になるはずです。
結婚相手に重要だった4つの条件
それでも、婚活を経験した先輩たちも同じように「妥協するべきか?」と悩んでいたことも事実です。
皆さんの参考になるように婚活経験者に重要だった条件を聞いてみました。
実際に婚活を経て結婚した女性は、どんな条件が大切だったと振り返ったのでしょうか。
1位:結婚するなら居心地の良さ
調査では、結婚相手に重要だった条件として「居心地の良さ」を挙げた人が最も多い結果となりました。
長く続く結婚生活では、お相手に安心できる居心地を求める人が多いようです。
婚活は初対面の相手との出会いを繰り返して理想の相手に巡り合います。居心地が悪い相手とのデートは、たとえ1時間でもストレスが溜まりしんどいものです。
など口を揃えて相手との居心地の良さが決め手になったとおっしゃいますよ。
重要だった条件1位が「居心地の良さ」というのは、婚活で出会ったカップルならではの理由ですよね。
婚活を通して色々な人に会ってみたからこそ言える、結婚の決め手ですね。
付き合う相手と結婚相手は違う
恋愛ではデートでドキドキしたり不安になったりと、感情が揺れ動くドキドキが楽しいものですが、婚活では結婚相手には安心感を求められている事がよく分かります。
女性と遊び慣れたスマートな男性を希望する方より、結婚相手には誠実で真面目な男性を夫に選ぶ女性が多い傾向にあります。
上手くいかない場合が多いということになりますね。
また20代、30代の忙しく働く女性にとって、仕事で疲れて帰ったのに、居心地の悪い家なんて耐えられないですよね。家族、自宅はリラックスできる関係や空間という場所であることは非常に重要と考える方が多くいます
2位:結婚するなら性格の相性
結婚相手に重要なことで次に多かったのが「性格」です。
やはりお互いの性格が合わないと結婚生活はなかなか大変です。たとえ好きな人だったとしても、性格が自分と合わなければ喧嘩が絶えず幸せな結婚生活になりません。
結婚相手にするなら「優しい人」と言ったように決められたものではなく、自分にとって合う性格かどうかが大切。
「私は優柔不断だからリードしてくれる男性が合っていました」
「私は性格がキツいから彼くらい心が広い男性でないと結婚は無理」
上記は両方、イノセントで成婚退会された会員様のコメントです。
あなたを受け入れてくれる・あなたに合う人は必ずいるので、自信を持って下さいね。
相性が何より大切
結婚後は趣味などが違ったとしても、価値観が同じ人。好きなことが一緒より、嫌いなことが一緒というのが価値観が同じ、性格の相性がいいということになります。
相手と話し合ってぶつかり合って見極めていきましょう。
いくら夫婦といっても、お互いの全てを理解することはできません。それでもお互いの価値観が同じ、または相手の価値観を理解していれば、幸せな結婚生活が送れます。
3位:愛情のある結婚生活
第3位の「愛情」は結婚生活では特に重要なものですよね。
お互いに愛情がないと幸せになれず、自分が相手を愛するだけでなく、相手からも愛されるような存在にならないと、婚活でも結婚ができないと思う人が多いです。
結婚相手に大切なことは、安心感だと答える方はとても多いです。
愛情がないと結婚生活は成り立ちません。
愛は努力の上に成り立っている
愛情につながることですが、「感謝を伝え合える関係」というのも重要と考える方も多いです。
お互い好き同士であれば上手くいくとは考えず、良好な関係を築く努力ができるというのも重要です。
お互いが良い関係を築こうと努力を続けることが大切ですね。
夢のないことかもしれませんが愛は3年以内でなくなるという研究結果もあるくらいです。
愛し合っていれば全て上手くいくというのは素敵な勘違いということもしっかり理解しておくと、愛が持続する努力ができるようになりますよ。
4位:金銭感覚?
第4位の「金銭感覚」についても、結婚相手に重要な条件として多く挙げられました。
お互いに金銭感覚が異なると、結婚した時に家庭の経済にも影響し、貯金や保険の加入などで意見が衝突する可能性があります。
金銭感覚がずれていると、ちょっとした買い物でも男女で意見が合わず、それが別れの原因にも繋がってしまいます。
個人の尊重されるべき部分は残した上で、金銭感覚を合わせていきたいですね。
夫婦別々の収入があれば財布を分ける事もできますが、女性には妊娠・出産で収入が途切れる場合もあるので、なるべく経済力があり、金銭感覚がしっかりしたお相手を選ぶことが重要と考えた方が多いようです。
重要なのは相手の年収ではなく金銭感覚だという点が、ポイントですね。
高収入の相手=専業主婦が叶う?
年収を条件にあげる女性の中には、専業主婦希望の方もいるかもしれません。
意外にも、イノセントの男性会員の傾向としては、高収入の男性ほど共働きを希望される方が多いです。
条件重視の婚活は難しいと言われる理由は、このように男女の思惑が一致しない点もあるのかもしれません。
妥協してよかったと思う条件
幸せになりたい気持ちから結婚相手にはより良い条件を求めてしまいますが、もし気になるお相手を見つけたらどこかで自分の条件を妥協をするのも重要です。
理想ばかりを見つめていると、せっかく目の前にいるお相手の良い所を見逃してしまいます。
次は結婚相談所で結婚した女性の「妥協してよかった条件」がどんなものか参考にしてみましょう。
1位:顔・見た目・身長
一番多かったのが、「顔・見た目・身長」など相手の容姿に関わる項目でした。結婚相談所では最初にプロフィール写真で選ぶので、どうしても好みの容姿の方を選んでしまいますよね。
しかし、容姿で選んだ相手でも、実際にお見合いで会ってみたら話が盛り上がらない事もあります。逆に顔はタイプじゃないけれど一緒にいるととても楽しい!という場合もあるのです。
どうしても無理!という生理的な嫌を除いて、相性重視で会っていきましょう。
男性会員さんの場合、プロフィール写真より実際にお会いした方が印象が良いという方が多くいます。フォトスタジオで撮影されたので、緊張して引きつった笑顔になっている場合などがあるようです。
ファッションもその一つかもしれません。
デートで「服がダサい」と思ってしまうかもしれませんが、結婚生活において服のセンスはさほど重要ではないと振り返る人が多かったのが特徴です。
顔はタイプじゃない方でも1度お会いしてみる機会を増やすだけで、理想の結婚相手に出会えるチャンスは倍増します。
2位:学歴
第2位の「学歴」に関しては、結婚相手に絶対の条件として求める人は意外と少なく、妥協しても良かったと感じる方が多いようです。
実生活の中で学歴を公表する事はなかなかありません。
結婚相談所だから知り得てしまう情報なので、逆に学歴にはこだわらない方が出会いの幅が広がります。
自分が大卒なら専門卒まで、専門卒なら高卒までと、自分の学歴に合わせて幅を広げると良いですね。
学歴に差があると話が合わないと考える方もいますが、学歴が同等だからといって必ず話があったり価値観が同じ訳ではありません。
また、世間体や親に紹介することを気にして、学歴でお相手を考える方がいます。
結婚生活で重要なのは世間体や親が気にいるかでは無いので、今の時代こだわり過ぎるのはよくありません。
学歴で人間性は判断できる?
稀に、学歴で努力・忍耐・やり抜く力など性格や人間性まで判断できると考える人がいます。
学歴が低いと、だらしなく努力できない人ではないか?と考えてしまうようです。
婚活では相手を判断(見極め)しようとしすぎないことも大切ですよ。
人間は良くも悪くも変わっていきます。10年以上前の実績で今現在の相手を判断せずに、目の前のお相手そのものを見てあげてほしいです。
3位:年齢
第3位の「年齢」は、人によっては年上か年下、あるいは同い年というように、結婚相手に求める年齢についてはバラバラです。
この条件も「顔・見た目・身長」の時と同じで実際に会ってみたら大丈夫だった!というパターンが非常に多かったです。
年下は絶対NG!35歳以下!など条件を年齢で区切ってしてしまわずに、ある程度柔軟に考えてみることで、出会いが広がります。
相性や人柄などが重要で、プロフィール上の数字はそれほど大切ではありません。
婚活を始める前は年下を希望する男性はとても多いですが、実際のイノセントの成婚カップルは同世代婚が多いのも事実です。
結婚と妥協に関するQ &A
Q.婚活では妥協しないと結婚できませんか?
婚活では年収や学歴など、スペックを満たした人に会っても「好きになれない」と結婚を決めきれない人がたくさんいます。結局気持ちの部分をクリアしない相手と、割り切って結婚できる人は少ないのです。一方、多少自分の希望する条件から外れていても相性が良い相手と出会えればとんとん拍子に結婚は進みます。まずは、妥協という考えをやめて、条件外の人にも幅広く会ってみましょう。
Q.妥協して結婚して後悔した人はいますか?
年収を優先した結果、居心地が悪い家庭になることもあるでしょうし、相性を優先した結果、貧乏暮らしが辛い人もいるかもしれません。結果は人によって違いますし「あの時妥協して結婚しなければ」と後悔している人も当然いらっしゃると思います。大切なことは、一般論ではなく自分にとって何が大切かを理解することです。自分で決めたことを貫き、その結果に責任を持つことができれば、どんな相手と結婚しても幸せになれるはずですよ。
まとめ:最後はお相手の人間性が大切になる
結婚相手に妥協しても良かった条件は「容姿・学歴・年齢」、重要だった条件は「居心地・相性・愛情」でした。
ランキングを振り返ってみると、「条件ばかりを見ずに相手を見る事」が共通していました。
少し自分の条件とは違う人でも会って、話してみる事で良いなと思えたらその気持ちを大事にしてみてはいかがでしょうか?
その条件から外れたお相手が運命の結婚相手かもしれません。
イノセントでは、条件の見直しや幅を広げるアドバイスやお手伝いをしています。
自分も相手も否定せずに、自分らしい婚活を一緒にしてみませんか?
結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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