東京店 30代後半女性｜成婚体験談（7-2）

スムーズに進んだのは、お互いに決断力があったとか、いろいろな要因があると思いますけど、やっぱり思ったことをちゃんと伝えられていたというのは大きいんじゃないですか？

それはあると思います。
私は特に、母親は介護が必要で施設に入居していて、父親も病気が見付かって。

自分も年齢が35ということで、婚活ではすごく不利だと思っていたんですよね。

どのタイミングで伝えたらいい？って相談してくれましたよね。

大事なことですからね。
それで永島さんからは「仮交際はお互いを知る期間だから、真剣交際に入るタイミングで、今まで言えてなかったことはきちんと伝えたほうがいい」とアドバイスをいただきました。

私も｢今ある条件は変えようがないし、それでダメなら次に行くだけだな｣と割り切って、相手には全部きちんと伝えました。

幸い、会社の人ではないのでダメでも二度と会わないですから。笑

その精神はすごく大事ですね。もしはっきり伝えて終了されても、今後会わないので、仕事がやりづらくなるとかは一切ないですから。

それで、真剣交際に入る前に駅のベンチに座りながら今の私のバックボーン（活動のきっかけや親の事等）とか
もし真剣交際に入っても｢早く結婚したいと思って入会したので、長く交際をしてお互いを少しずつ知っていく事はするつもりがない｣とはっきり伝えたんです。

素晴らしいです。

その時驚いたのが、私の話は正直かなり重い話だったと思うんですけど…。Mさんは「話してくれてありがとう。打ち明けてくれて嬉しい」って言ってくださったんですよ。

めちゃくちゃ良い男じゃないですか。もうすでに覚悟ができていたんでしょうね。

それともうひとつ伝えたのは、やっぱり元々知り合い同士じゃないので、これから合わないところって間違いなく出てくるじゃないですか。
そこはもうお互いがお互いを理解して歩み寄っていくしかないので｢真剣交際に入ったとしても、もしすり合わせができない部分があれば早めに違うって言って欲しいので、全然気にしないで見極めしてください｣と伝えました。

それを言えたのがAさんの魅力なんですよね。

Mさんはスマートだし競争率高い男性なので、女性としては「振られちゃいけない」って精神になっちゃって、なかなか自分の意見を言えなくなるんですよね。

だからそういう本音の部分でしっかりとぶつかっていけたのは、Mさんからしたら「お、他の女性と違うぞ」と思ったはずですよ。

それこそ真剣交際に入ってからとか、成婚退会してからとか、どんどん先に進んでから終了するほうがお互いに不幸だと思うので。

だったら最初から手持ちのカードを全部出して、「違うなら早めに判断してください」という気持ちはありました。

たしか真剣交際も、特に問題はなかったですよね？

もし挙げるとしたら、交際期間の考え方ですかね？
駅前のベンチで話した日、たしか仮交際3回目のデートで、半日くらいのデートをたんですよ。
その時、次の予定の振られ方がいつもと違って「来週以降も引き続き会えたらいいんですけど…」って感じで、

前向きな感じでね。

そう、前向きに感じたので、「それって真剣交際に移るって意味ですか？」って私から聞いちゃって。笑

あはは！笑

私的には、他の方と比べてとても印象に残っていたし、距離感の取り方とか家族に対する考え方とか、他にも色々な部分で自分の考えと違和感がなくて。
この人となら、これから上手くやっていけそう！と思っていたので。

いいじゃないですか。

ただ、私は真剣交際に入ってから退会までの期間が3ヶ月あると思っていたんですけど…
Aさんの結婚相談所では、仮交際の2ヶ月でしっかり見極めをして、真剣交際に入って1ヶ月で退会してねという感じらしくて。

それを聞いてお互いに｢「え？！」｣ってなったんですよ！

ズレてるねって。

「ちょちょちょ、待って！笑」となって。
でもその事でちゃんとお互いのスケジュール感が見えて、退会まであまり時間がないことも判ったので、真剣交際に入ってからもできるだけ話しておきたいことを話すとか、遠出をしてお互いの反応を確認するとか、お互いの家に行き来して生活環境を知るとか、家事の得手不得手を前もって伝える、ということを意識していました。

それはたぶんAさんがそうしようって言ったんだと思いますけど（笑）、たぶんそれが良かったんでしょうね。

そうですね。笑　
でも、お互いに違うところがあるのは仕方ないし、譲れないところもあるのは当然のことだと思うんですよ。だから、そこですり合わせができるかどうかをちゃんと知りたかったんです。
そこはMさんも私の意図をちゃんと理解してくれて。たとえば私は掃除が苦手で料理は得意、Mさんは料理が苦手で掃除が得意ということがわかったんですけど、

「お互いに好きなところ頑張ればよくない？」って言ってくれたので、そういう姿勢も凄くありがたいなと感じました。

お互いの苦手なところを補い合えるというのは、本当に良いパートナーシップだと思います。

プロポーズは、すごかったですよね！

いろいろ仕込みが入ってましたね〜！笑
私と会っていない合間を縫って、沢山準備してくれていました。

写真送っていただきましたね！いわゆる箱パカの、夜景がキレイなところで！

箱パカまでで済めばよかったんですけどね、私的には。笑
でも嬉しかったですよ！

完全なサプライズだったんですか？

完全にサプライズでした！
その日は私の誕生日だったんですが、彼はお店選んでるよって事は教えてくれても、今回場所は教えてくれなかったんです。
でも、いつもちゃんとお店を選んでくれる方なので、私も深く考えずに「美味しいものが食べられるぞー！」位の気持ちで行ったら…予想外の事ばかりで…。

当日は最後にバースデーケーキが出てきて、食べ終わって帰ると思っていたら、お店の人に「写真撮影があるんです」って呼ばれて。

サプライズですね。

実はそのお店は結婚式場も兼ねていたようで、レストランの上の階のチャペルで108本のバラの花束とお手紙を贈られて、プロポーズ用リングで箱パカのプロポーズをしていただきました！

すごい！完璧じゃないですか。

｢指輪は好きなものを選んで欲しいから｣って、プロポーズ用のリングわざわざ自分で作りに行ってくれてたみたいで。
しかも、制作風景の動画も見せてくれて。

もう、どこまでネタを仕込んでくるんだこの人は！って吃驚しました。笑

いやあ仕事も忙しいし、Aさんとのデートもあるのに、その中でよく準備してくれましたよね。

お店もちょっと駅から離れているのに、よく迷わず行けるな〜？と思ってたら、ちゃんと下見もしてくれてたみたいです。
仕込みが凄くて、私が男でもここまで出来ない！！と思いました。笑

Aさんからこんなプロポーズが良いとかは、伝えていなかったですよね。

箱パカが良いとか、何もいらないとか、事前に伝える会員さんも多いですよ。

一切なかったですね。
指輪のゆの字も出てなかったし、二人のときは欲しい家電の話をしてた程度でした。後から聞いたら、サプライズにしたくてわざと指輪の話は触れなかったそうです。
なのでプロポーズは驚いたしそれ以上に嬉しかったんですけど、私はお酒も入っていたから、色々なことにビックリし過ぎて｢仕込みが凄すぎない？！｣と爆笑してましたね。笑

…そう言えば、永島さんから、もしかしたらプロポーズあるかもって話はありましたよね？

あれは相手の担当者さんから何か言われてたんですか？

何もなかったんですけど、まぁ誕生日も近いし、あるかもなと思って、勝手な僕の判断で言いましたね。

そうだったんですね！読みが当たりまくり！笑
でも本当に…出逢って2ヶ月位の、知り合って間もない私に対してこれだけの事をしてくださるって、なかなかないよなって感じます。

あらためて良さにも気づきますしね。

本当にそうなんです！
会う度に相手の良いところ見付かりますし、色々な場面で、今まで結構気を遣ってくれていたんだな、って事に今でも気付きます。

本当に良い人なんですね。

Aさんが良い人だからね。

えへっ。ありがとうございます！笑
でも本当に優しくて懐の深い方なので。

こういう人の傍に居ると、自分もこうありたいなって思えます。

良いこと言いますね！

良いじゃないですか、二人で成長していける人生。

Aさんの婚活はかなり短い期間でしたけど、何が一番つらかったですか？

やっぱり短期間で決めたかったので、会う方皆さんに良い顔しなきゃいけなかったのは、八方美人だなぁ…と思ってツラかったです。
あとお見合いのときは、｢相手にコーヒー代出しても良いと思ってもらえるように、楽しい時間にしよう、私はホステスになろう！｣って決めて取り組んでましたね。ちょっと無理してましたが。笑

婚活では正解ですけどね。やっぱり大変ですよね。

私は極限まで離脱率を下げないといけないってわかっていたので、仮交際の人にも、いかに自分に興味を持ってもらえるか、どうやって自分を選んでもらうか、ということを意識していて。

まずは選んでもらわないと始まらないですからね。えらいですよ。

みんなどうしても選ぶ側になってしまっていて、選ばれる意識ってなかなかできないんですよ。

でもやっぱり、精神的にきつかったです。あとで自分が断るのもしんどいし。

ほとんどはMさんと真剣交際に入ったという理由で断ったんですけど、一人だけ、Mさんのことと関係なくお断りしたいと思った方がいて・・・

実は、好感度をわざと下げることをしたんですよ。だから向こうからお断りの連絡が来たときは、すごいホッとしました。

それができるのは強者ですよ。選ばれる努力をしていたからこそ選択肢があって、だからできたことなので、自信持っていいと思いますよ。

過去にマッチングアプリもやっていたんですが、アプリでは女性の方が少ないので、いくらでも選べるって環境なんですよね。
例えば年収はこれくらいで、ひとりっこでとか条件つけて。

女性だといくらでも選べますよね。アプリなら。

でもあれだけ選べたからこそ、本当に大切なことが見えず、結果が出なかったってところがあって、
結果が出なかったからこそ今ここ（相談所）にいるわけで。

それに気づいたのがえらいですよ。

アプリではたくさんアプローチされたからって、結婚相談所でも同じスタイルでやってる人は、なかなか上手くいかないです。

私はそれに気付けたので、アプリのことは一旦忘れて、とにかくたくさん会ってみようって思って。
改めて結婚の本気度が高い人と会っていると、この人のここが気になるとか、やっぱり兄弟がいるほうがいいとか、転勤族でも国内ならいいやとか。

国内なら時差もないし、いつでも新幹線に乗れば実家に帰れますからね。

そうですね。それとやっぱり短期で決めるって覚悟していた分、自分の中での棚卸しをしっかりできたのはよかったと思います。

短期だから比較できるんですよね。

長期だと1人と長くやって、別れてから何もない期間があって、また1人と交際してってなるので、なかなか比較できないんですよ。

そう、なので毎回人と会う度に｢いかに後悔しない選択をしていけるか｣、という点は意識していました。
だからこそ、メンタルも追い詰められてキツかったですけど。笑

結婚相談所に入会する前のイメージと、実際に入ってからの現実と、やっぱり違いましたか？

全然違いましたね！笑
オーネットさんや仲人協会さんは、そもそも成婚退会の定義がIBJと全然違うじゃないですか。

話を聞きに行って、それはちょっと詐欺だなと思いました。笑

IBJはプロポーズもらってOKしたら成婚退会ですけど、結婚情報サービスだと結婚前提にお付き合いをスタートしたら成婚退会、ですからね。

IBJでいうと、真剣交際で退会するようなものなんですよね。

そう、それで｢付き合った位で成婚退会させられて、お金取られてたまるか！｣って思いました。笑
それじゃ｢結婚｣できないでしょう、と。

真剣交際でも約3割の人は終了になりますからね。

でも、結婚相談所というと、オーネットさん等の方が元々のイメージ通りだったかもしれないです。
私が対面したのは50代くらいのお化粧バッチリめのおばさまで、「あなただったら絶対写真載せたほうがいいわよ」とか「あなたなら大丈夫よ！」って言ってくれたんですけど…。

いわゆる世話焼きおばさんのイメージそのままだったんですね。笑

そうです！でも私はそれを聞いて何が大丈夫なのか全然わからないな、と思って。
それより登録している年齢層とか男女比とか成婚の割合とか、そういうデータがないとどんな人がどれくらいいるかわからないじゃん！って思ったんです。

その感覚は正しいですよ。

しかも自分より20歳くらい上の感覚でアドバイスをもらっても、これって活きるのかな？って正直思って。

会うのは同年代ですからね、50代の女性の結婚観とはちょっと違いますよ。

それで最初に話しましたけど、私はSNSでイノセントを見つけて。
まず印象的だったのは、坂田さんが私と同い年なんですよね。しかも男性で。
ブログも読んでたのですが、坂田さんと永島さんが男性目線でダメな男性を切りまくっていて驚きました。笑

会員さんのためのアドバイスですからね！笑

でもそれがよかったんです。「あ、男性から見てもそうだよね」って思いました。
それで実際に永島さんに会って話をしたときに、結婚相談所というよりコンサルみたい！って感じました。

イメージしてる結婚相談所とは全然違ったんですね。笑

全然違いました！
最初はやっぱり世話焼きおばさんのイメージがあったんですけど、それよりもバリバリのコンサルというか、体育会系というか、鬼コーチというか…。

ははは！笑
厳しかったと。

そう！
例えると｢結果出したかったら毎日ランニング何キロ走れよ！｣みたいな。
でも一緒に並走してくれるので、この人と頑張りたいなって思いました！

マンツーマンで並走するからこそ、幸せになってくれたときに僕自身もめちゃくちゃ嬉しいんですよ。

最初、永島さんが「僕の会員さんはみんな相手のことを好きになって成婚退会していきますよ」って言ったときに、「えー？ほんとかなー？？」って思ったんですけど。笑
お陰で本当になりました！！

妥協では結婚させないからって言いましたね。

本当にそうですね、全然妥協してないです！
私で本当に大丈夫かな？？って思うくらいに、すごく素敵な方と出逢えました！！

いや、Aさんも素敵だからですよ。