こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。
今日は、お見合いや仮交際は上手くいくけど、真剣交際になかなか進めない女性からのご相談です。
<相談> 30代女性 東京
30代になり、本気で結婚したいと昨年から婚活を始めたのですが、なかなか上手くいかずに悩んでいます。
お見合いや仮交際では素敵な男性も多く、順調に進むことが多いのですが、いつも真剣交際の前にお相手から終了されてしまいます。
私は恋愛経験があまりないのですが、そもそも男性が結婚したいと思うのはどんな女性なんでしょうか?
男性が「結婚したい」「一緒にいて楽」と思う女性になりたいと思うのですが、どうすればいいかわかりません。
成婚しやすいのは「感じが良い人」
坂田代表 仮交際まではスムーズに行くのであれば、容姿や条件はクリアしているということなので、ご相談者さんは内面的な部分で男性に魅力を感じてもらえていないのかもしれませんね。
永島代表 婚活では容姿や条件は入り口にすぎないですからね。
結婚したいと思うかどうかは、やっぱり内面ですよ。
坂田代表 そういう意味では、本当に大切なのは「感じが良い人」じゃないかなと思います。
永島代表 すごい重要なポイントですね。
わかっていない人はとても多いと思います。
坂田代表 最終的には「男性が一緒にいたいと思う」とか、「空気みたいな関係」に行き着くと思いますが、お互いに「感じが良い人」と思うことがファーストステップじゃないでしょうか。
永島代表 「感じが良い人」は、年齢や容姿やスペックに関係なく、スムーズに成婚退会されていきますよね。
坂田代表 そうなんですよね。
結婚相談所には本当に感じの良い人がたくさんいるので、あえて感じ悪い人を選ぼうと思わないですよ。
20代前半で見た目も良く、条件も良い女性でも、感じの良さがなくて苦労されている方は非常に多いと思います。
永島代表 容姿や条件がよければお見合いは組めますけど、仮交際で終了されちゃうんですよね。
もちろん今回のご相談者さんが「感じ悪い」と言っているわけじゃなくて、感じの良い対応ができていない可能性があるということは知っておいても良いんじゃないでしょうか。
坂田代表 その通りだと思います。
「愛嬌はスペックを越える」というのは頭に入れておくべきですね。
寛容さがある
坂田代表 感じが良い人の最大の特徴は、「
寛容さ」だと思います。
不機嫌になるようなことがあっても、ちゃんと受け入れて顔には出さないとか。
永島代表 たとえば相手に遅刻されて、嫌な顔して文句ばかり言う女性はまさに感じが悪いですよね。
坂田代表 実際遅刻したお相手が悪いとしても、相手のミスを責めるのではなく、次からはこうしたほうがいいよ、と受け入れつつもアドバイスをしてあげるなどの寛容さはほしいですね。
永島代表 相手のミスとか、自分と意見や価値観が違うとか、否定する人は多いですよね。
坂田代表 本当多いと思います。
人間誰もがミスはするし、意見や価値観なんて違っていて当然なんですから、それを認める気持ちはあったほうが良いのかなと思います。
永島代表 感じが良い人って、
意見が違っても、敵対心を持たないんですよね。
自分だけが正しいと考えていなくて、相手もちゃんと認めているというか。
坂田代表 違う考え方でも、軽く聞き流すくらいの気持ちでいたほうが楽だし、男性からしても魅力的だと思います。
永島代表 寛容さはありつつも、ちゃんと
自分の意見は言えたほうがいいですね。
全部受け入れる「甘さ」だけでは心地よいとはならないので。
坂田代表 それも大事ですね!自分の意見をちゃんと持ったうえで、相手の意見もちゃんと受け入れるという寛容さですよね。
永島代表 寛容さがない人は、自分と違う意見とわかった瞬間に無い判定しちゃって、自分の意見を言わずに終了しちゃうんです。
でも寛容さがある人は、あなたの意見はわかるけど、こういう意見もあるよねと伝えることができる人なんだと思います。
坂田代表 押し付けずに言うことも大事ですね。
永島代表 そういう意味では、ちゃんと自分の気持ちを言葉にできるということも「感じが良い人」のひとつの条件かもしれませんね。
表情も内面もポジティブ
坂田代表 いつも笑顔で明るい女性は素敵ですよね。
自分も明るい気持ちになれますし、やっぱり一緒にいて楽しいですよ。
永島代表 めちゃめちゃ大事ですね。明るいオーラが出ている人は、本当にすぐ成婚されるイメージです。
坂田代表 表情もそうですけど、内面的な部分も常に
明るい気持ちで、ポジティブでいたほうがいいですね。
愚痴や悪口ばかり言う人とか、考え方が常にネガティブな人は、男性からすると「一緒にいたい」とは思わないですよ。
永島代表 家族とか職場とか、元カレとか友達とか、いろんな人の悪口を言う人、多いんですよね。
すぐに「疲れました」「不安です」「不満です」って言う人とか、「自分なんて…」とネガティブな発言ばかりな人とは、一緒にいてしんどいですよ。
坂田代表 聞いていて嫌な気分になることはあっても、楽しい気分にはならないですよね。
永島代表 感じの良い人は、自分のマイナスポイントはわかったうえでポジティブですよね。
坂田代表 それはめっちゃわかります。
永島代表 「40代だから」「高卒だから」「実家暮らしだから」とか、マイナスポイントなんて上げればキリがないですから、ネガティブなことばかりネチネチ言わずに前向きに頑張って欲しいなとは思います。
坂田代表 こんな私だけど、できることをやろう!って感じですよね。
永島代表 もちろんさっき言ったように自分の気持ちを伝えることは大事なので、何か不安なことやしんどいことがあれば伝える必要はありますが、
仮交際1回目とか2回目とか、2人の関係性がまだできていない状態で、わざわざ言う必要はないと思います。
坂田代表 自分の意見を言うのは大事ですけど、最初は前向きな意見だけ言ってほしいですね。
永島代表 たとえば男性が「一軒家が良い」と言ったときに、「資産価値がどう」とかそういう否定的な意見ではなくて、「私はこういう理由でマンションが良いと思う」と前向きな切り口で伝えるとかもできますよね。
坂田代表 恋愛経験がないんですという男性に対して、「これから経験していけばいいじゃないですか」と言える女性が過去にいたのですが、素晴らしいなと思いました。
相手に選んでもらう精神
坂田代表 感じの良い人は、相手に選んでもらおうと頑張っていますよね。
永島代表 そうなんですよね。
逆に、お客様気分というか「自分を楽しませてくれるかどうか」「自分の結婚相手としてどうか」で考えちゃうと、なかなか上手くいかないと思います。
坂田代表 感じが良い人はやっぱり、会ったときに雑談でも盛り上げようとするとか、相手のことを褒めるとかを自然にやっていますよね。
永島代表 褒めるのは特に大事ですね。
坂田代表 たしかに婚活って「良い人探し」な側面もあるんですけど、
良い人と思われるためにやるものでもあるんですよね。
そこを飛ばして良い人を探そうとすると、良い人が見つかっても選ばれることはないですから。
永島代表 わかります。良い人を探しちゃう人は、良い人がいなかったときに、マシな人を探そうとするんですよね。
不思議なことに、自分のレベル上げをしようとはしないんですよ。
坂田代表 そもそも感じが良い人って、「良い人がいない」なんて言わないですからね。
基本的に「みんな良い人」で、「だけど好きになれなかった」とか「私には合わなかった」とか「私が相手から無い判定されたのかな」って考えられるんですよ。
永島代表 選ばれる意識がないと、そういう発言は出てこないですよね。
リアクションがちゃんと取れる
坂田代表 感じが良い人は、楽しかったらちゃんと笑うし、嫌だったら嫌と言えるし、
リアクションがはっきりしていますよね。
反対に、「ちゃんと話聞いてるの?」と思うような、反応のない人は、やっぱり男性ウケは良くないのかなと思います。
永島代表 無料面談でも、
反応ない人多いですよ。
まったく反応ないから、入会はないだろうなと思っていたら、あとから申し込みがあったり。笑
坂田代表 だから、別に興味ないとか嫌いとかじゃなくて、無反応が自分の中でデフォルトになってしまっているんでしょうね。
永島代表 せめて、相槌くらいは打ってほしいですね。
坂田代表 そうですね。ちょっとくらい大げさなリアクションでも全然良いと思います。
永島代表 LINEも同じで、
聞かれたことしか答えないと感じ悪い印象になっちゃいますね。
聞かれたことにちゃんと答えたうえで、ちゃんと自分から質問をしたり追加情報を与えたりとかすれば、全然印象は違いますよね。
坂田代表 あとこれもリアクションのひとつだと思いますが、相手の好きなものに興味を示すのも大事だと思います。
永島代表 感じが良い人は、もともと興味がなくても無視したり否定したりせずに、興味があるとアピールできるんですよね。
坂田代表 自分の好きなものに興味を持ってもらえたら、男性はそれだけでめっちゃ嬉しいですよ。
永島代表 好きになっちゃいますよね!
坂田代表 上手くいかない人は、たとえばゲームが趣味の男性に対して、「私は興味ないから合わない」で終わっちゃうんですよね。
そうじゃなくて、「今までやったことないから、教えて欲しい」とか「これまで家にゲームがなかったから全然知らないですけど、どんなのが面白いんですか?」とか、「ちょっとやってみたいです」とか、
否定せずに、まずは受け入れようとしてほしいですね。
その他、感じが良い女性会員さんの特徴
坂田代表 感じが良い人は、まずお見合いの日程調整からわかりますよね。
永島代表 全然違いますよ。「いつも日程調整お疲れさまです」とか、「遅くまでお仕事お疲れさまです!」って、挨拶のついでに自然と気遣いをしてくださるんですよね。
坂田代表 お見合いの日程を提示するときも、ピンポイントで出さないようにとか、相手への配慮が感じられますよね。
坂田代表 お断りのときに「こういう部分は良かったけど、こういう部分で合わないと思った」という理由の書き方ができる人は素敵だなと思います。
永島代表 「良い人だけど、私とは合わなかった」というスタンスですよね。
坂田代表 そうです。反対に、相手の悪かった事実をずらーっと書く人もいますけど、やっぱり良い部分を書ける人のほうが上手くいきやすいような印象ですね。
坂田代表 あとは、自分から積極的に「このクーポン使いましょう」と言ってくれる人とか、「私がお店の予約しておきますね」って言ってくれる人も感じ良いですよね。
永島代表 感じ良いですよ。クーポン使うなんてケチという考えの人とか、お店の予約は男性がするべき!みたいな人もいますからね。
坂田代表 デート関連だと、遅刻したときでも笑顔で出迎えてくれたとか、「来るタイミングに合わせてドリンクを頼んでおきますね」と対応できる人もいましたね。
永島代表 気遣いできる人は感じが良いですよね。
遅刻されてむっとするんじゃなくて、ゆっくり気をつけていらしてくださいねって言える心の広さがあると、男性も一緒にいて居心地が良いと感じるんだと思います。
できることからやってみる
坂田代表 過去に別の人から気遣いをされたり、感じの良い対応をされたりして、自分が心地よい気分になったことがきっかけで自分も他人にできるようになったという人は多いんじゃないでしょうか。
永島代表 その可能性は高いですよね。
反対に感じの悪い人は、他人から良くされた経験がないから自分でもできないし、何をどうやったらいいかわからなくて感じが悪いまま、というのはあると思います。
坂田代表 良い人はどんどん良くなるし、ダメな人はずっとダメなままというのが、婚活の特徴かもしれませんね。
永島代表 でも今日の記事を読めば、一歩前に踏み出せますよ、きっと。
坂田代表 そうですね。今日挙げたことを、まずはひとつずつ、できることから始めてみてほしいですね。
永島代表 「学歴で婚活が決まる」とかだとどうしようもないですけど、やろうと思えばできることばかりですからね。
笑顔で接するとか、褒めてみるとか。
坂田代表 ただ、今日挙げたポイントをやったから上手くいくというわけでもないですけどね。
あくまでも潤滑油というか、これをやると関係性が少し良くなるよという話なので。
永島代表 上手くいかない人は、「これをやったのに上手くいかない!」と文句を言うんですよね…
坂田代表 そうなんですよね。
でもちゃんとこれができていれば、何かの行き違いでダメになる可能性が下がるし、お互いがちゃんと良いと思っていれば展開が早くなるのかなとは思います。
永島代表 感じが良い人でも上手くいかないことはあるし、何度も失敗しているし、交際終了もされていますからね。
坂田代表 そもそも見返りを期待しちゃダメなんですよ。その時点で考え方が違うというか。
普段からやってみる
婚活では、お見合いの申込み数や成立率には人それぞれ大きくバラつきがあります。
その中で、今日のポイントができている人は、入会して半年くらいでスムーズに成婚退会されていきます。
お互いに「感じが良い」という印象なので、数少ない出会いでも相手に好意を持てて、相手からも好意を示されるような関係になりやすいのかなと思っています。
もし今日挙げたポイントができていない方は、できることからひとつずつ実践してみてはいかがでしょうか。