親離れできない女性の特徴と自立方法

2020年12月9日
結婚相談所イノセント東京代表 永島 一之
【執筆】永島一之

結婚相談所イノセント東京代表

こんにちは!結婚相談所イノセント、東京代表の永島です。

「子供部屋おじさん」や「ひきこもり」など、世間では自立できていない男性が問題視される情報が多いように感じます。

しかし実は婚活では、親離れできず自立していない女性のほうが問題になることが多いです。(子供部屋おじさんやひきこもりの男性は婚活市場には出てこない)

人物名永島代表
親離れできていない女性は自立できていないことに無自覚で、現状を問題として理解できていない、ということが一番の問題点です。

今日はそんな「親離れできていない女性」「子離れできない親」をテーマに、

  • お相手男性はどう思っているのか
  • 親離れできていない女性の特徴
  • 婚活における問題点
  • 共依存を打破する方法

などについてお話していこうと思います。

親離れ出来てない女性を男は避ける

男性は、お相手女性が親離れできていないと感じ、交際をお断りするケースは多々あります。

具体的な例をあげてお話していきましょう。

「親に依存しているから」が理由で交際がお断りされることはある

男性Aさんは、お見合いでお相手女性に「結婚しても母親の近くに住みたい」と言われたため、お断りを即決したそうです。 

女性は母親と一緒に住んでおり、2人で頻繁に旅行へ行くほど仲が良い方だったようです。

一見、仲が良いのは好印象にも見えますし、それだけでお断り?と思う女性は多いかもしれません。

人物名永島代表
しかし、例えば30代の男性が「よくお母さんと2人で旅行に行く。お母さんのことが心配だから近くに住みたい。」と話せば、多くの女性からお断りされる原因となるはずです。

仮交際や真剣交際に進展された男性から、

  • 「母親に依存しているお相手女性との交際を解消しようか悩んでいる」
  • 「お相手女性の母親が自分との結婚に不満を感じているらしい」

というご相談を受けることも多いです。

特に真剣交際が始まると、結婚についての具体的な話が増えるので、このタイミングでお相手女性が親離れできていないと感じ、「結婚後に苦労することが目に見えているから」という理由で、交際終了をする男性は多いです。

本来、結婚は2人の問題ですから、何か問題が起きたときは2人で解決の道を探していくはずですが、

母親に依存している女性は自分で考えようとせず、「母親はこう言ってる」「母親に言われたから」と第一に親の意見を尊重しすぎてしまう傾向になります。

男性が「自分はあなたの母親と結婚するのではない」と感じ、子離れできてない母親からの過干渉を恐れ、交際終了を考えるのは当然のことではないでしょうか。

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自立している女性は選ばれやすい

婚活において、女性は家事や料理ができることを重要なポイントだと思っていますが、意外と自立している男性はそこを重視していません。

今の時代、スーパーではお惣菜や冷凍食品は簡単に手に入るので、男性は家事のスキルよりも女性が自立していることを求めている方が多いです。

どれだけ条件が良くて可愛くても、母親と仲が良いというだけで不安を覚える男性も多々います。

条件が良くなくても、きちんと自立してる女性のほうが選ばれやすいというのは、婚活において非常に重要なポイントです。

親離れできない女性の特徴

それでは、親離れできない女性の特徴について、もう少し詳しくお話していきます。

一人暮らしをしたことがない

  • 大学4年間や就職するタイミングで実家を出た方
  • 年単位でひとり暮らしをしたことがある方

であれば、現在実家暮らしであっても精神的に自立できている人は多いです。

ただ、実家から1度も出たことがない女性は、知らず知らずのうちに大人になってからも、いつまでも親に依存していることが多いです。

親に婚活の相談をしている

「この人と結婚する」と親に報告することはなんら問題ありません。

しかし、「この人とこういうお見合いをして、交際希望しようかと思ってる。」など、結婚までの過程をちくいち親に相談しているのは、親離れできていない証拠です。

人物名永島代表
「母親を喜ばせたいから、母親が望む結婚をしよう」と考えている女性もいますが、人生は一度きりですから、自分の生きたいように生きるべきではないでしょうか。

どんな人と結婚するかは親には関係ありませんし、問題が起きたときは、まず自分自身できちんと考えなければいけません。

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専業主婦願望が強い

一般的に、結婚した後に子供が生まれて専業主婦になる方は多いです。

今まで共働きだったけど、育児が大変で仕方なく仕事から離れるというのは、とても自然なことだと思いますし、

子供が生まれて大変な状況で「それでも働け」と言う男性は、よほどの事情がない限り今の時代にはいません。

しかし、専業主婦になるというのは結果論であって、最初から専業主婦になりたいという女性を結婚相手に選ぶ男性は実際ほとんどいないので、専業主婦願望の女性は婚活では非常に苦労されることかと思います。

人物名永島代表
特に親離れできていない女性の中には、母親が専業主婦だから自分もそうなりたいという女性が非常に多いと感じます。

たしかに母親が結婚した時代は、「女性は結婚したら専業主婦」という考え方は当たり前でしたが、

「働けるけど働かない」という選択肢を初めから考えているのは、今の時代の考え方とは合いません。

専業主婦希望で婚活をしている時点で、母親の生き方や考え方に強く影響を受けて、依存している可能性が非常に高いと言えます。

専業主婦希望だから親離れできていないと決めつけるわけではありませんが、お相手が専業主婦希望であれば注意しておくべきだと思います。

親の子離れにはまず現状の理解が必要

先ほども言いましたが、今の結婚についての考え方は親世代とは異なります

昔は社内恋愛など同じコミュニティ内で交際したり、知人紹介からのお見合いなどが主流でしたが、

今はマッチングアプリやIBJなどを利用して幅広くお相手を選ぶスタイルが一般的です。

女性も結婚後は専業主婦ではなく、仕事に専念する方がほとんどです。  

人物名永島代表
男性も転職することは珍しくないですし、定年まで間違いなく会社が面倒見てくれるという時代は終わっています。

親世代とは世の中の状況が全く変わってきてるので、親が価値観を押し付けるのは時代錯誤と言って差し支えないでしょう。

まだ外で働いている母親なら生の声を聞くことができるので、現代の価値観も理解しているかもしれません。

20~30代の男性との関わりがあったり、パートとして働いていれば学生アルバイトの男性と話す機会もあるでしょう。

しかし完全に専業主婦をされている母親の恋愛観や理想の男性像は、社会人という立場から何十年も経ってしまっているため、今の時代ではまったくあてになりません。

親子離れができていない問題

では、共依存している母親や娘は、結婚においてどのような問題があるのでしょうか。

娘の市場価値を知らずに結婚を反対する親が多い

昔は「父親が娘の結婚を認めない」ということが多かったようですが、今の時代は結婚に反対するのは母親であることが多いです。

これは、父親のほうが社会と接点があるため、世の中の実情をわかっているからです。

人物名永島代表
父親は仕事場で、昔よりも社内恋愛が減っていることや、怠けている訳ではないのに取引先の給料が減っていることにも気付いています。

昔よりも世の中が厳しくなってることを肌で感じていて、時代が変わっていることを理解しているので、挨拶に来た男性に対して「うちの娘はやらん!」と言うような父親は今ではほとんどいません。

一方、世の移り変わりに疎い母親はとんちんかんな考え方のまま、娘の結婚に反対することがよくあります。

特に、娘の市場価値の低さがわからずに、条件以上のお相手を娘の旦那に求めようとする方も多々います。

母親は「こんな良い子なんだから、もっと素敵な男性がいるはず」と考えますが、ほとんどの母親が娘の実際の市場価値を理解できていません。 

イノセントの坂田代表が「親の言うことは無責任」とブログでもよく言っていますが、その通りだと私も思います。

母親は、娘に「ああしたら?こうしたら?」と助言しますが、それについて母親は責任を負いません。

子離れできていない母親のアドバイスで結婚相手を逃しても、大変になるのは娘自身だということを母親は気づいていないのです。

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母親が交際に口を挟んでくる

何でも母親に相談する女性と結婚する場合、

  • 結婚式会場
  • 住む場所
  • 子育て
  • 結婚後の仕事

ほかにも様々なことに対し、母親が意見を主張してくると考えましょう。

もちろん、お相手の母親がそれらを実現するだけの財力を持っていれば話は別です。

人物名永島代表
タワーマンションを用意してもらったり、子どもの習い事のお金もすべて援助してくれるなら、2人の交際への介入も許されるかもしれません。

実際、このように援助をした上で介入している親は多いですし、それなら男性もお金を出してくれているからと、納得もできるでしょう。 

しかし、援助ができないのに男性に様々なことを求めるのは間違っていると私は思います。

たしかに結婚は家族にも大きい影響を及ぼしますが、実際に結婚して生活を送るのは、母親ではなく自分たちであるということは忘れてはいけません。

実家暮らしの女性は高い条件を相手に求めがち

男性会員さんが、「実家暮らしの女性は、現状に満足しているので嫌。」と話していました。

たしかに、何十年もひとつ屋根の下で一緒に暮らし、何も言わなくても自分のことをわかってくれる人がそばにいるというのは、精神的にとても安心できることですし、もちろん経済的にも負担は少ないはずです。

結婚したとしても今より状況が良くなる保証もありませんから、そんな「良い場所」から抜け出すには、よほど条件の良い相手でないと結婚したいと思わないのではないでしょうか。

「親から離れて自立するために結婚しようと思っている」という女性もいますが、それなら結婚よりもまず先にひとり暮らしを始めるべきだと私は思います。

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育った環境を強要されることがある

母親に依存している女性は、結婚後も自分が育った環境に生活を寄せたいと考えがちです。

しかし、結婚は「2人で新しい家庭を築いていくこと」なので、どちらかの家庭環境に合わせるという考え方は良くないと私は思います。

人物名永島代表
強要された男性は「あなたの育った環境を良いとは思わないし、なんで合わせないといけないんだ。」と考えるはずです。

男性に「お母さんの味噌汁はこんな感じだったから、同じように作ってほしい」と言われたら、多くの女性は嫌な気持ちになると思いますが、それと同じです。

出会う前の話を持ち出されて様々なことを強制されるのは、言われる側からすれば苦痛でしかありません。

過去のことを考えるのではなく、これから先のことをどうするかを話していくべきではないでしょうか。

共依存を打破するための解決方法とは

  • 自分が親に依存している場合
  • お相手が親に依存している場合

の2つのケースについて、親との共依存を打破する解決方法をお伝えします。

自分が依存しているなら母親と距離を置くべき

自分が親に依存していると感じた場合は、まずひとり暮らしをして親との物理的な距離を置くしか方法はありません。

これによって、経済的にも1人でやっていけるかどうかがわかります。 

親が苦言を唱えてきたら、「今の時代はこうなんだよ。」と説得しましょう。 

「そうだよね。」ではなく、「違うよお母さん。」と言えるようになるべきです。 

人物名永島代表

もし、ひとり暮らしができないのなら、

・何事もできるだけ母親に相談しないこと
・母親に反対されても自分でなんとかしようとすること

の2つを実践しましょう。

また、交際中に感じた不満や不安は、母親に相談するのではなく、お相手にきちんと伝えてください。  

どんなに娘が間違っていても、子離れできていない母親は娘が可愛いので全て肯定してくれます。

しかし、それでは自立することは不可能です。

娘に依存していない子離れできている母親は、「いざとなれば助けるけど、娘の人生なんだから、娘が良いと思うなら良いと思う。私は主人とゆっくり老後を過ごすし、そのためのお金もちゃんと用意している」と考えている方が多いです。

男性からすれば、結婚相手の母親がちゃんと子離れして自立しているほうが良いと思うのは当然です。

今、母親に依存しているかもと思った方は、「私の人生だから、きちんと自分で考えていかなきゃ。」と考えを改めてください。

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お相手が親に依存しているなら不安な気持ちを伝える

もしお相手の女性が親に依存している場合は、「結婚してからどうなるか不安。自分が相手の親と戦うことになるのはつらい。」と正直に伝えましょう。

  • お相手が親離れできるかどうか
  • お相手の母親が子離れできるかどうか

これは自分ではどうにもできないので、彼女に気持ちを伝えてどうにかしてもらうしかありません。

それでも変われないなら、関係を終わりにしたほうがいいです。

もし、「自分も条件が悪いから他の人は絶対見つからない!」という場合は、お相手女性を変えることに集中するべきですが、

むしろ婚活市場全体を見れば、共依存していない女性の方が多いので、他にも出会えるなら、共依存のお相手とは終了するのも1つの手だと考えましょう。 

「親離れ」はやればできる

今回の記事を読んで、「親離れできていないかも」と思ったのなら、少しずつ改めていけば問題ありません

一番問題なのは、「自立していない」という事実に気がついていないことです。

「直さないとダメだ…。」と思えたなら、改善できる可能性は十分にあります。(気づかない人はそもそもこの記事にたどり着きません。)

そして、現状を変えたいと奮い立ったのであれば、母親と一緒に親子でこの記事を読みましょう。

もしお相手女性が親離れできていないと感じたら、不安な気持ちを自分の口から伝えられるのがベストですが、この記事を彼女に読んでもらっても良いかもしれません。

今一度、「母親と娘の共依存」について考えてみてくださいね。

 

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