親離れできていない事の何が問題?婚活に苦労する親離れできていない女性の特徴と自立方法

2023年7月20日
結婚相談所イノセント東京代表 永島 一之
【執筆】永島一之

結婚相談所イノセント東京代表

「子供部屋おじさん」や「ひきこもり」など、世間では自立できていない男性が問題視される情報が多いですよね。

しかし実は婚活では、親離れできず自立していない女性のほうが問題になることが多いです。

私は親離れできているかな?と心配になった方はぜひ一度見直してみて下さいね。

今回は、そんな親離れできていない女性の何が問題なのかと、自立の方法について解説します。

大切なポイント
・親離れできていないと何が問題?
・親離れできない女性の特徴
・親離れするための方法


親離れ出来てないことの何が問題?

女性が親離れできていないと感じ、男性からお付き合いを終了することは意外とよくあります。

親離れができていないことの問題点を考えてみましょう。


精神的に自立できていない

「結婚しても実家の近くに住みたい」と考える女性は多いですよね。 

実家暮らしで、母親と2人で頻繁に旅行へ行くほど仲が良いという家庭も女性なら珍しくないかもしれません。

一見、仲が良いのは好印象にも見えますし、それの何が問題?と思う女性は多いかもしれません。

しかし、逆の立場に立って例えば30代の男性が「よくお母さんと2人で旅行に行く。お母さんのことが心配だから近くに住みたい。」と話せば、多くの女性からお断りされる原因となるはずです。

男性側の視点に立つと、母親と過剰に仲の良い女性に良い印象は持ちにくく、「精神的に自立できていない」と思われる可能性があるということは知っておきましょう。


自分で決断できない

「母親が〇〇と言っている」「母親にこう言われたから」

上記のような言葉を口にする女性は、親離れできていない女性の可能性が高いでしょう。

親離れできていない人は、自分で考えようとせず、第一に親の意見を尊重しすぎてしまう傾向があります。

本来、結婚は2人の問題ですから、何か問題が起きたときは2人で解決の道を探していくはずです。

女性が母親の意見を彼の意見より重要視するようなら、男性が「あなたの母親と結婚するのではない」と感じ、子離れできてない母親からの過干渉を恐れ、交際終了を考えてしまうのです。


親離れできない女性の特徴

それでは、親離れできない女性にはどんな特徴があるのでしょうか。

もう少し詳しくお話していきましょう。


一人暮らしをしたことがない

一度一人暮らしを経験した人であれば、現在実家暮らしであっても精神的に自立できている人は多いでしょう。

ただ、実家から1度も出たことがない女性は、知らず知らずのうちに大人になってからも、無意識に親に依存していることが多いので注意が必要です。

自立のポイント

・実家にお金を入れている
・料理、家事を任せすぎていない
・実家暮らしの期限を決めている

上記のように、当たり前に実家に全てお世話になるのではなく自分で生活する意識と行動を起こせているかが大切です。

一人暮らしをしたことがない人は、お金を入れたり家事を手伝ったり、自立のために親のお世話になる量を少しづつ減らしていきましょう。


親に婚活の相談をしている

自分で決めた相手を「この人と結婚する」と親に報告することはなんら問題ありません。

しかし、「この人とこういうお見合いをして、交際希望しようかと思ってる。」など、結婚までの過程を都度親に相談しているのは、親離れできていない証拠でしょう。

「母親を喜ばせたいから、母親が望む結婚をしよう」と考えている女性もいますが、人生は一度きりですから、自分の生きたいように生きるべきではないでしょうか。

どんな人と結婚するかは親には関係ありませんし、問題が起きたときは、まず自分自身できちんと考え行動する癖をつけていきましょう。


専業主婦願望が強い

結婚した後に子供が生まれて専業主婦になる方は多いですよね。

共働きだったけれど、育児が大変で仕方なく仕事から離れるというのは自然なことだと思いますし、子供が生まれて大変な状況で「それでも働け」と言う男性は、よほどの事情がない限り今の時代にはいません。

しかし、専業主婦になるというのは結果論であって、最初から専業主婦になりたいという女性を結婚相手に選ぶ男性は、実はほとんどいないのです。

そのため、専業主婦願望の女性は婚活では苦労してしまうことになります。

特に親離れできていない女性の中には、母親が専業主婦だから自分もそうなりたいと考える女性が多いです。

母親の世代が結婚した時代は、「女性は結婚したら専業主婦」という考え方は当たり前でしたが、現代の男性の価値観からは少しずれていると言わざるを得ません。

専業主婦希望で婚活をしている時点で、母親の生き方や考え方に強く影響を受けて、依存している可能性が高く、専業主婦希望だから親離れできていないと決めつけるわけではありませんが、自分でも知らずのうちに母親の影響を受けてしまっている可能性があるでしょう。


親離れに大切な「親の子離れ」

現代の結婚についての考え方は親世代とはかなり状況が違っています。

昔は社内恋愛など同じコミュニティ内で交際したり、知人紹介からのお見合いなどが主流でした。

今はマッチングアプリや結婚相談所などを利用して全く違うコミュニティから幅広くお相手を選ぶスタイルが一般的です。

女性も結婚後は専業主婦ではなく、仕事をしながら共働きで生活する夫婦が主流となっています。

男性も転職することは珍しくないですし、定年まで間違いなく会社が面倒見てくれるという時代は終わっているので、女性にも経済力を求める人も多くなってきました。

親世代とは世の中の状況が全く変わってきてるので、親が価値観を押し付けることで、娘の結婚を難しくしてしまっているという一面があります。

子供の親離れに大切なことは、まず親の子離れです。

娘の結婚を親が阻止するようなことにならないために、人生の大切な決断への口出しは最小限にとどめておきましょう。


親離れが出来ない親子に見られる「共依存」

では、共依存している母親や娘は、結婚においてどのような問題があるのでしょうか。


娘の価値を過大評価してしまう

昔は「父親が娘の結婚を認めない」ということが多かったようですが、今の時代は結婚に反対するのは母親であることが多いです。

これは、父親のほうが社会と接点があるため、世の中の実情をわかっているからです。

父親は仕事場で、昔よりも社内恋愛が減っていることや、怠けている訳ではないのに取引先の給料が減っていることにも気付いています。

昔よりも世の中が厳しくなってることを肌で感じていて、時代が変わっていることを理解しているので、挨拶に来た男性に対して「うちの娘はやらん!」と言うような父親は今ではほとんどいません。

一方、世の移り変わりに疎い母親は昔の価値観を引きずり、娘の結婚に反対することがよくあります。

時には娘の価値を過大評価し、相手に無謀な高い条件を求めてしまう場合も。

母親は「こんなに良い子なんだから、もっと素敵な男性がいるはず」と考えますが、親の目線での我が子への評価は全く当てにならない場合の方が多いです。

母親は、娘に「ああしたら?こうしたら?」と助言しますが、それについて母親は責任を負いません。

子離れできていない母親のアドバイスで結婚相手を逃しても、大変になるのは娘自身だということを母親は気づいていないのです。


母親が交際や結婚に口を挟んでくる

何でも母親に相談してしまうと、以下のような項目に対して毎回母親が口を挟んでくる可能性があります。

母親が口を出す項目

・結婚式会場
・住む場所
・家
・子育て
・結婚後の仕事

ほかにも様々なことに対し、母親が意見を主張してくると考えましょう。

もちろん、お相手の母親がそれらを実現するだけの財力を持っていれば話は別です。

マンションを用意してもらったり、子どもの習い事のお金もすべて援助してくれるなら、2人の交際への介入も許されるかもしれません。

実際、援助をした上で娘夫婦に介入している親は多いですし、それなら男性もお金を出してくれているからと、納得もできるでしょう。 

たしかに結婚は家族にも大きい影響を及ぼしますが、実際に結婚して生活を送るのは、母親ではなく自分たちであるということは忘れてはいけません。


実家暮らしは条件が無意識に高くなる

何十年もひとつ屋根の下で一緒に暮らし、何も言わなくても自分のことをわかってくれる人がそばにいるというのは、精神的にとても安心できることですし、もちろん経済的にも負担は少ないですよね。

結婚したとしても今より状況が良くなる保証もありませんから、そんな「良い場所」から抜け出すには、よほど条件の良い相手でないと結婚したいと思うことができません。

その結果、実家が自分の結婚の基準になってしまい、同じような環境を実現できる相手を無意識に探そうとしてしまいます。

いきなり一人暮らしは難しい場合も多いので、まずは実家と自分を切り離して考えましょう。

自分自身の給料や生活をベースに、相手と協力して2人で実現できる生活を想像することが大切です。


育った環境が理想だと考えてしまう

親離れできていない人は、結婚後も自分が育った環境に生活を寄せたいと考えがちです。

しかし、結婚は「2人で新しい家庭を築いていくこと」なので、どちらかの家庭環境に合わせると考えてしまうと、相手のことを考えていないことになります。

男性に「お母さんの味噌汁はこんな感じだったから、同じように作ってほしい」と言われたら、多くの女性は嫌な気持ちになりますよね。

一軒家に専業主婦、子供2人を実現しようとそれに当てはまる相手を探してしまうと、途端に上手くいかなくなってしまうのです。

新しい環境に飛び込むことを恐れずに、自分はどうしたいのか?を考えてみましょう。


共依存を打破するための解決方法とは

・自分が親に依存している場合
・相手が親に依存している場合

2つのケースについて、親との共依存を打破する解決方法をお伝えします。


自分が依存しているなら母親と距離を置く

自分が親に依存していると感じた場合は、まずひとり暮らしをして親との物理的な距離を置くしか方法はありません。

まずは、1人で生活をしてみることから始めてみましょう。

もし、ひとり暮らしができないのなら以下のことを実行してみましょう。

自立のために実践すること

・母親に相談しないこと
・自分で決めること
・反対されても自分でなんとかしようとすること

また、交際中に感じた不満や不安は、母親に相談するのではなく、相手にきちんと伝えましょう。

どんなに娘が間違っていても、子離れできていない母親は娘が可愛いので全て肯定してくれます。

しかし、それでは相手といい関係を築くことができません。

男性からすれば、結婚相手の母親がちゃんと子離れして自立しているほうが良いと思うのは当然です。

今、母親に依存しているかもと思った方は、「私の人生だから、きちんと自分で考えていかなきゃ。」と考えて一つ一つを決断することに慣れていきましょう。


お相手が親に依存しているなら不安な気持ちを伝える

もしお相手の女性が親に依存している場合は、「結婚してからどうなるか不安。自分が相手の親と戦うことになるのはつらい。」と正直に伝えましょう。

相手の親子関係は自分ではどうにもできないので、彼女に気持ちを伝えてどうにかしてもらうしかありません。

それでも変われないなら、結婚するのは難しいかもしれません。

今後の長い人生で苦労することは目に見えていますし、自立できている女性は他にもたくさんいます。


親離れして自分の人生を生きよう!

今回の記事で、「親離れできていないかも」と思ったのなら、まずはできることから少しずつ実践していきましょう。

あなたの人生は誰も責任を取ることができません。誰かに選択を任せるのではなく、自分で決めることで自分の人生を生きましょう。

最初は不安や怖さがあるかもしれませんが、自分で決めることは楽しいことでもあります。

明るい未来を信じて、幸せな結婚を自分で掴みましょう。

結婚相談所イノセント 東京代表 永島 一之

結婚相談所イノセント 東京代表

永島 一之

結婚相談所イノセントの東京代表。会員様とのコミュニケーションを重視し、画一的なアドバイスではなく会員様一人一人に寄り添ったアドバイスを信条としています。

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