結婚相談所の闇をシステム・サービスから考察|真実は何?


結婚相談所イノセント
カウンセラー
皆さんは結婚相談所は闇が深いという話を聞かれた事は無いでしょうか。
実際に口コミにも悪いものが多いですよね。
・結婚相談所は最悪
・入ったけど出会いがなくガッカリ
・お金ばかりかかった
一方、結婚相談所で相手を見つけて幸せになったというレビューもネット上にはたくさんあります。
これらはどちらが真実なのでしょうか。
今回は結婚相談所の仲人の立場で、どういったところが闇だと言われているのか。
またその対策についてもご説明していきたいと思います。
1.闇と言われる理由
高い料金を払っても結婚できなかった。
そのことから、結婚相談所は闇だと思われる方もおられるでしょう。
筆者が闇を感じる部分を、仲人の立場からお伝えしていきます。
①想像よりも厳しい環境
結婚相談所は売れ残りが集まる場所で最後の砦。
そう思っている人にとって全く違う環境です。
むしろ結婚相談所での婚活は、マッチングアプリよりも難しいと思っておいた方が良いでしょう。
その根拠として、お見合い成立率は皆さんの想像よりもずっと低いです。
少し古いデータですが、2013年にイノセントも所属しているIBJ(日本結婚相談所連盟)が発表したデータによるとお見合い成立率の平均は7%。
一番高い20代後半の女性で11%です。

入会後に「こんなはずじゃなかった!」と絶望してしまう人もいるのは理解できます。
容姿も良く、学歴・年収も高い方が多く、最後の砦とは全く言えない環境です。
②絶対に結婚できるわけではない
結婚相談所に入会したら無理やり結婚させられるんじゃないか?
などど心配される方もいらっしゃいますが、全くそのような事はありません。
現代の結婚相談所では、各相談所によってサポートに違いはありますが完全に本人主体の活動です。
お互いの気持ちがマッチングしてこそ、初めて会えるシステムです。
実際に1件もお見合いが成立せずに、辞めていった会員さんもいらっしゃいます。
「結婚相談所に入会したら結婚できる」
そう思っていた人にとっては「話が違う」と思ってしまうのかもしれません。
③地域によって男女比が違う
結婚相談所では、会員比率が地域ごとに違います。
これが時として、全国一律ではない難易度になってしまうことがあるのです。
データ引用:【2022年版】最新IBJ会員データ
IBJが発表している会員データによると、関東・関西・東海に会員が多いのでこのエリアで活動するのであれば男女ともに問題ないでしょう。
その他の地域では、ガクッと登録人数が減ってしまうため、都市部と同じような活動は望めないかもしれません。
入会したものの、出会える人数が少なすぎてまともに活動できなかった。
となった場合には、闇を感じてしまう人もいるでしょう。
④体制が各相談所によって違う
結婚相談所は、例えば最大手連盟のIBJであれば、どの加盟店でもシステムと出会える会員は同じです。
同じシステムなのに、料金や月々の申し込み数、お見合い料の有無が違います。
IBJの加盟相談所は2021年の時点で3000社あり、それぞれの結婚相談所が独自の料金とサービスを掲げて営業しています。
そのため、結婚相談所を選ぶ側にとって非常に難しい環境です。
比較する項目が多すぎて言われるがまま入会してしまう人も多いのが現状です。

これも闇と言えるのかもしれません。
⑤成婚率だけで判断するのは危険
成婚率の定義は業界で定まっておらず、各社自由に算出しています。
自社に有利な式で計算されているので、成婚率100%の結婚相談所ももちろんたくさん存在します。
成婚率が高い結婚相談所は素晴らしいですが、成婚率はあくまで参考程度に留めておきましょう。
またネットのランキングや口コミサイトはほとんどの場合金銭のやり取りが発生しており、公正なものではありません。

⑥普通の男(異性)がいない
マッチングアプリと比較して「ろくな男がいない」と言う女性もいます。
自称医者、コンサルや経営者などマッチングアプリの魅力的なプロフィールや容姿を鵜呑みにしてしまうのは危険です。
結婚相談所の男性は証明書を提出している結婚に前向きな独身男性です。
そんな独身男性を「ろくな男がいない」と一括りにして言いふらす女性側の方が闇ですね。
また一般的に、華やかといわれる業界・職場で仕事をしている方にとっても結婚相談所の男女が物足りなく感じてしまう可能性もあります。
2.闇があるからこそ、対策を立てて活動しよう
結婚相談所には、ユーザーから見た時にまだまだ「闇」と感じる部分はあります。
ただ、成婚をしていく会員様もたくさんおられるのも事実です。
2021年度のIBJ会員の年間成婚社数は14,671名と過去最高を記録しました。
データ引用:IBJ
ここでは、どのように闇を乗り越えていくのか、心構えも含めて解説します。
①本気で頑張る
お見合い成立率が低いからこそ、一つ一つのご縁に、本気で向き合うことが大切です。
本気でやった結果、お断りになってしまった時に、その理由を共有してくれる相談所は本気で成婚させようとサポートしていると言えます。
お断りの原因がわかれば次回のお見合いに活かすことができます。
②自分の魅力が伝わる工夫をしよう
プロフィール写真にアドバイスのあるところを選ぶようにしましょう。
結婚相談所のシステム・アプリでの検索画面には、異性の写真が一覧で並ぶ仕組みになっています。
ただ、これはもともとの骨格が美人であるか・イケメンであるかが問題ではなく、いかに感じの良い写真を撮るかが大事になってきます。

写真はかなり大切なので、しっかり準備してくれる相談所を選んで下さい。
また、いかに良い写真を撮ろうとも、それだけで婚活が成功するわけではありません。
お顔の雰囲気や条件が、万人受けする方はそうそうおられません。
そのためプロフィールでいかに自分の外見や条件だけではない、内面の魅力を伝えるかが重要になってきます。
そのため相談所選びでは プロフィール作成のアドバイスをもらえるかもチェックしておきましょう。
③入会前にたくさんの情報に触れておこう
結婚相談所では、外の恋愛とは違う、独特のルールがあります。
ーーーーーーーーーーーー
・婚前交渉禁止
・交際期間は最大6ヶ月など
ーーーーーーーーーーーー
それが自分に合っているかは、利用規約などを必ず調べ、事前に考えておくことが必要です。
好きになれなかったら?
また相談所で出会った人をどうしても好きになれないという方もおられます。
そのため入会前の無料相談で マッチング体験をぜひ行っておきましょう。

大きくギャップを感じることなくスタートできます。
また結婚相談所は大手だから安心、人気だから間違いない、というような法則はもちろんなく、大事なのは自分に本当に欲しいサポートが受けられるかです。
結婚相談所は料金が高いからこそ事前に情報収集をしっかりして自分が活動しやすい 連盟や結婚相談所を選びましょう。
3.まとめ
これまで結婚相談所が闇だと言われる理由を解説してきました。
一方お伝えしているように、たくさんの方が結婚相談所のシステムを使って成婚退会され、幸な結婚生活を送っおられるのも事実です。
自分に合った相談所選びを
・相談所のシステムやルールが合っているか
・アドバイス体制やサポート内容が合っているか
これが、うまく使いこなせるかが、闇だと感じるかの違いにも繋がっていきます。
結婚相談所を選ぶ際に、「あなたならすぐに結婚できるよ」というような、根拠のない励ましに惑わされてはいけません。
ときには厳しいことがあるという現実もしっかりとみておきましょう。
結婚相談所は闇ではない
結婚相談所は利用料金は安くありません。
そのため時間を掛ければかけるほど、金銭的な負担も大きく、それも闇が深いといわれる一因なのかもしれません。
活動する際は例えば10ヶ月、1年など期間を決めて登録してみるのも良いでしょう。
もし結婚相談所のサービスと相性がよくないなら、違う婚活方法に切り替えることもできますし、期限を決めた方が本気の活動への意識が高まり、結果が出やすいという事実もあります。
今回の記事をきっかけに、結婚相談所が常に闇ではなく、使い方によって変わってくることを皆さんに感じていただけたなら幸いです。
下記に結婚相談所のメリットについての記事も紹介いたしますので併せてご覧ください。

結婚相談所イノセント
大石 晃弘
結婚相談所イノセントのカウンセラー。我流の婚活を経てイノセントに入会し、10ヶ月で成婚退会を実現。イノセント入社後は自身の体験を交え、会員様に寄り添ったアドバイスを大切にしている。

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