結婚相談所でスピード離婚はなぜ起こる？破局原因と幸せな結婚を決めるコツ

「婚活で出会った夫婦はスピード離婚しそう」そんなイメージを持っていませんか？

多くの結婚相談所が交際期間は最大でも6ヶ月と決めているので、スピード結婚とスピード離婚の関係を感じてしまう方もおられるかもしれません。

これから結婚相談所で婚活を始めたいと思っている方はとっても気になりますよね。

そこで今回は結婚相談所でスピード離婚が発生する原因と、スピード離婚を防ぐ方法を解説します。

結婚して後悔しないようあらかじめ対策を立てていきましょう。

1．結婚相談所のスピード離婚事情

まずは結婚相談所のスピード離婚事情を解説します。

 ①結婚相談所のスピード離婚率
②自然な出会いよりも離婚しにくい理由
③入籍前の破局が多い

スピード離婚事情①
結婚相談所のスピード離婚率

結婚相談所のスピード離婚率は公表されていないものの、一般的に「10%」と言われています。（スピード離婚＝入籍後3年以内に離婚した夫婦）

結婚相談所に限らず、自然な出会いを含めた全体のスピード離婚率は約20.6%。
データ引用：人口統計

5組に1組がスピード離婚している現状を踏まえると、結婚相談所での成婚は長続きしやすいと言えるでしょう。

スピード離婚事情②
自然な出会いよりも離婚しにくい理由

結婚相談所の出会いが離婚しにくい理由は事前にお互いを偽りなく知れるからです。

入会前に個人情報の書類提出が求められているため、本来の相手の情報を把握できます。

また、出会ってからの交際期間が決まっているため、将来の生活に関わる情報は、お互い開示しながらすり合わせを行なっていきます。

一方、自然な出会いであると「結婚後に実は年収が驚くほど低いと知った」「転勤がある仕事だと結婚してから分かった」など、結婚後に判明する事実も多いのです。

他にもカウンセラーの存在や結婚前提で出会えるなど、結婚相談所ではスピード離婚しにくい要素が揃っているのです。

スピード離婚事情③
入籍前の破局が多い

結婚相談所ではスピード離婚は少ないのですが、入籍直前に破局するカップルや真剣交際に入って別れる男女は一定数おられます。

結婚相談所の真剣交際は結婚に向けて、価値観の擦り合わせをして行きます。

お互い入籍に向けて話し合っていく中で、どうしても価値観が合わなかったと気付くこともあるのです。

大石

これは結婚相談所に限らずどんなカップルにも起こる事例ですね。

結婚相談所と似た結婚情報サービスでも、成婚退会が「結婚を見据えた真剣なお付き合い」のため、退会してから別れる方達もいます。

結婚情報サービスの利用を検討している方は、気軽に始められるメリットはあるものの、成婚退会後の破局は結婚相談所よりも多いことは理解しておきましょう。

2．結婚相談所のスピード離婚原因1位は
「すり合わせ不足」

スピード離婚の理由をひもといてみると、毎年と言っていいほど1位にきているのはすり合わせ不足です。

ここからは価値観の交換が大切な理由を解説していきます。

 ①すり合わせが大切な理由
②すり合わせるタイミング
③すり合わせる項目

結婚前のすり合わせ①
大切な理由

結婚相談所は最大6ヵ月での成婚を目指したスピード婚が前提です。

スピード感を持って活動するため、活動期間内に将来へ向けた話をお互い積極的にしていく必要があります。

もし二人で深い話ができていないと、結婚後に「私と考え方が違うかな」「結婚前にもっと確認しておけばよかった」となり二人の間に溝ができてしまうのです。

大石

結婚相談所の入会目的は全員結婚です。

嫌われたら？などはあまり考えすぎずに伝える・話し合うことが大切です。

あまり思ったことを言えないまま、気がついたら成婚退会をしていた、なんてことにならないように、常に時間は限られていると意識して、恋愛を楽しむだけでなく、お互いの価値観や気持ちの交換を常に行なっていきましょう。

もちろん、成婚を焦るのも良くないので、ペース感覚もお相手と話し合うことが大切です。

結婚前のすり合わせ②
切り出すタイミング

価値観の大まかなすり合わせを始めるタイミングはプレ交際3～4回目をおすすめしています。

上記のタイミングであると「信頼して自分のことを話せそうだな」「相手の考えも知りたいな」となりやすいからです。

そこで、安心感が深まると真剣交際に入って、お互いを結婚相手であることが前提となったすり合わせも、ぐっとスムーズになるでしょう。

大石

あまり仲良くなれていない段階で、深い話を切り出すとお相手が引いてしまうパターンが多いです。

深い話を受け入れ合えるかどうかは2人の関係次第、というのも覚えておいて下さいね。

どのタイミングですり合わせをするべきかは、2人の関係性や性格のところが大きいです。

切り出すのが難しい場合は、カウンセラーに相談して下さいね。

結婚前のすり合わせ③
話す項目

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・仕事のこと
・子供のこと
・家族との関わり方など
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結婚前のすり合わせでは仕事に対する考え方・子供のイメージ・家族との関わり方などを話していきましょう。

とくに仕事に対する話し合いをしていなかったゆえに「転勤があるなんて知らなかった」「将来起業希望なんて前は話してくれなかった」などの不満がうまれるケースもあります。

自分自身を素直に語り、人生を応援してくれる素敵な人と結婚していきましょう。

また、子どもについては授かりものであり、お伝えをするときは注意が必要です。

大石

女性は子供の事を男性より深く考えている場合が多いです。

まずは女性の気持ちを聞いてみて下さいね。

無理に、絶対というイメージで質問をするよりも、お互いに思いやりを持って、まずは二人で楽しい未来を築いていくというスタンスがお互いに大切ですね。

3．結婚相談所のスピード離婚
2位以下の理由

ここからはすり合わせ不足以外で離婚するケースも解説していきます。

 ①ドキドキ感を優先した
②カウンセラーから強引にすすめられた
③条件を重視し過ぎた

スピード離婚の原因①
ドキドキ感を優先した

ドキドキした恋愛感情を優先し過ぎた方はスピード離婚してしまう傾向にあります。

恋は盲目状態になってしまい相手の欠点や価値観の違いを見て見ぬふりをしてしまうのです。

時間が経過して冷静になった際には時すでに遅し。

夫婦になれば日常を共有することになりますよね。

ドキドキ感は楽しいですが、非日常でもあり、疲れや緊張とも表裏一体です。

大石

婚活では、ドキドキだけでなく安心感や信頼感も重要です。

年月を重ねてもずっと残るものを大切にしていきましょう。

スピード離婚の原因②
カウンセラーから強引にすすめられた

カウンセラーから「先方の会員さんと絶対お似合いですよ」「このまま結婚されるのがおすすめです」と強引に言われ、後に引けず結婚してしまったパターンです。

今の時代にそのような結婚相談所が存在するかは分かりませんが、昔は無理に結婚を進めることもあったかもしれません。

とくに恋愛経験が少ない方はカウンセラーを信じすぎてしまう傾向にあるのも事実。

大石

強引に結婚に持ち込む結婚相談所に出会ったことはないので、過度に心配する必要はありませんが

結婚相談所選びは慎重に行いましょう。

結果的に本気で納得できず結婚し、後々後悔してしまうことも昔はあったようです

スピード離婚の原因③
条件を重視し過ぎた

女性は求める男性の条件に年収や学歴の高さを入れている方も多いでしょう。

とはいえ条件ばかり重視し過ぎると、本来結婚に重要な「相性の良さ」「価値観の一致」などを見過ごしてしまう場合もあります。

結果、結婚後に男性の収入が激減すると愛想が尽きてしまうのです。

婚活では表面上の条件以外の要素も重要になります。

条件で人を好きになることはありません。条件はその人を彩る魅力の一つだと思っておきたいですよね。

4．結婚相談所のスピード離婚を防ぐ対策

それでは最後にスピード離婚を防ぐ対策を解説していきます。

 ①結婚相談所のサポートを求める
②本来のお相手の姿をよく観察する
③気持ちを伝える努力をする

スピード離婚を防ぐ対策①
結婚相談所のサポートを求める

結婚相談所で意見のすり合わせを行う際は、カウンセラーに都度アドバイスを求めてみましょう。

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・相手と意見が違うんですが譲るべきですか？
・今後何を話し合っていくべきですか？
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とくに好きな相手だと盲目になりがちなため、第三者の意見があるだけで冷静になれます。

また、適切なアドバイスをもらうためにも、入会前の無料相談で自分の希望や不安などは隠さず、伝えるようにしましょう。

大石

小まめに相談して下さる方は成婚率が高い傾向にあります。

普段から連絡や相談を意識して活動して下さいね。

異性の気持ちがわからない、という方は結婚相談所を選ぶ際、異性目線でのアドバイスを受けられるところが良いでしょう。

スピード離婚を防ぐ対策②
本来のお相手の姿をよく観察する

条件や外見ばかりに目がくらまないためにも、相手の行動や発言はよく観察してみましょう。

例えば下記のような人もいるかもしれません。

気になる相手の言動

・私には優しいけど店員への態度が悪い
・納得いかないことがあると不機嫌になる
・被害妄想が激しい
・愚痴や不満が多い

お付き合いの段階では小さな違和感でも、結婚後はそんな態度がエスカレートすることも。

大石

活動期間が限られているからこそ、違和感をスルーせずにしっかりと向き合いましょうね。

また、活動ルールを守ってくれる誠実な人かどうかを事前に観察していきましょう。

宿泊を伴う婚前旅行や婚前交渉は結婚相談所ではルール違反です。

ルールを知らないならまだしも、知った上でルール違反やマナー違反を仄めかすお相手は、気をつけた方が良いでしょう。

スピード離婚を防ぐ対策③
気持ちを伝える努力をする

スピード離婚しないためにも気持ちや結婚後のイメージを伝える努力をしていきましょう。

自分に正直になれれば、結婚後のギャップに悩まずに済みますし、気持ちを伝えれば、お互いの理解は深まります。

女性もそうですが、特に男性は言われないとわからないもの。

言ってくれてよかったと自分の気持ちや価値観を話してくれる方も多いのです。

ある女性会員さんは、男性に対して不満がありましたが終了ではなく、男性に不満を伝えることを選ばれました。

「◯◯をやめて欲しい」としっかり伝えた上で、結果その方と成婚退会されました。

大石

意外と相手には悪気がなかったりすることも多いです。

伝えた女性も、受け入れられた男性も素敵ですよね。おめでとうございます。

 再婚の場合のポイント

また、再婚の方は今までの経験をすり合わせに活かしていくのもポイントです。

過去のお相手を非難するのではなく、生活の中で何がすれ違ったのか、そこの自分の原因は何だったのか。

自責と未来に活かす思考でお話しすることが大切です。

大石

ついつい相手を悪く言ってしまいますが愚痴を聞かされるのは不快なものです。

自分の価値も下げる行動なので意識して控えましょう。

相手にとって前回の結婚は気になる部分のため、素直に話せばより結婚後のイメージがわいてきます。

5．結婚相談所のスピード離婚を防ぐには事前の対策が重要

スピード離婚は結婚相談所でも約10組に1組の確率で発生します。

ですが、それは自然な出会いに比べると少ない割合です。

いずれにしても、スピード離婚が発生する原因で最も多いのはすり合わせ不足です。

全ての結婚観や価値観を確認することは難しいですが、不安に思っていることを話し合わずに結婚をして、すぐに離婚となると悔やんでも悔やみきれないですよね。

そんな後悔をしないためにも、プレ交際中にカウンセラーへ積極的に相談したり、お互いの人となりを知れるよう、積極的に自己開示をして行きましょう。

また、交際期限のルールを意識しつつ、何ヶ月だから成婚しよう、ではなく、何ヶ月だからこそそれに間に合うようにすり合わせをしよう、などの意識が大切。

事前の対策を行っておけばスピード離婚の心配はなくなるはずです！

結婚相談所イノセントでは、結婚をもっと自然に・自分らしく叶えるための婚活情報を発信しています。

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