結婚相談所で起こるトラブルとは?回避するポイントと対処法
結婚相談所イノセント代表
婚活という言葉が一般的になり、結婚相談所を利用する人の数も増えました。
そして結婚相談所の利用人口の増加と共に、トラブルも増えてきています。
結婚相談所のトラブルの特徴として、利用者同士ではなく結婚相談所(カウンセラー)とのトラブルが多い傾向にあります。
年々減少傾向ではありますが、国民生活センターには毎年1000件以上の相談件数が寄せられており、その多くが料金やサービスに関することです。
これから結婚相談所を検討する方がトラブルに巻き込まれないために、入会前に起こりうる主なトラブル事例や対処法について記事内でご説明します。
・トラブルの事例と対処法
・信頼できる相談所の見分け方
1.結婚相談所で起こりうる
主なトラブル
結婚相談所で起こるトラブルの種類は「サービス・カウンセラー・料金」の3種類です。
結婚相談所を選ぶ時は、入会金の安さや始めやすさだけではなく、活動中や成婚時の事まで見通して選ぶことがポイントです。
①お見合いができない
②相手のプロフィールについて
③カウンセラーと相性が悪い
④システムについて
結婚相談所のトラブル①
お見合いができない
結婚相談所のお見合いは申し込み側、申し込まれた側の双方がOKを出して初めて成立します。
相手に断られるとお見合いはできません。
日本結婚相談所連盟のデータでは、全会員のお見合い平均成立率は6.6%と過去に公表されています。
人によって成立率は違いますが、結婚相談所に入会すれば必ずお見合いができる訳ではないのです。
マッチングアプリと同じ感覚でどんどん相手と出会えると勘違いしていると、入会後に「話が違う!」とトラブルに発展します。
入会して20人にお見合いを申し込み、誰にもOKされなかったことにショックを受けてそのまま退会してしまう人も実際にいました。
そのため、結婚相談所を選ぶときに、毎月のお見合い申し込み可能人数を確認して、活動の見通しを立てることが大切です。
お見合いの申し込み人数が極端に少ない結婚相談所では、人によっては出会えない可能性もあります。
結婚相談所のトラブル②
相手のプロフィールが嘘
結婚相談所では、独身証明書や源泉徴収など公的書類を元にプロフィールを作成します。
しかし、事前に知らされていたプロフィールと事実が異なっていたというトラブルもあるようです。
お見合いで会ってすぐに発覚する場合と、悪質なものでは交際が進んでから打ち明けられる場合もあるので注意が必要です。
実際にどのような項目を偽っていたのでしょうか?
・写真と実物が違いすぎる
結婚相談所のプロフィール写真は女性、男性共にスタジオでプロにヘアメイクをしてもらい撮影するのが一般的です。
しかし業者によっては修正や加工をしてまるで別人のような仕上がりになってしまう場合があります。
実際に会ってみると、写真より太っていた、白髪が多かった、清潔感がなく不潔だった。などギャップを感じてがっかりしてトラブルに発展しまう方も。
詐称は詐欺にあたる場合も
見た目だけでなく、プロフィール上は非喫煙者だが、実は喫煙者だったなど、嘘の申告がある場合もトラブルになります。
年収など、証明書の提出が必要な項目を偽ることは詐欺にあたります。
これは気軽なオンライン上のサービスではなく、証明書の提出や登録に面談が必要な大手の連盟や会社が運営している相談所を選ぶことで、ある程度回避できるでしょう。
結婚相談所のトラブル③
カウンセラーと相性が悪い
結婚相談所での婚活では、カウンセラーとの相性が大切です。
密なやりとりが必要なため、相性の悪いカウンセラーとでは、婚活を成功させることは難しいかもしれません。
一度仲人との相性が悪いと感じてしまうと、どんなアドバイスも苦痛に感じるもの。
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・アドバイスが的外れ
・連絡が遅い
・人間性を否定された
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上記のような違和感を感じてしまったら、早めに自分から手を打って大きなトラブルを回避するようにすることも大切です。
結婚相談所のトラブル④
結婚相談所のシステムと合わない
安心、安全に婚活をして頂き、スムーズに結婚まで進んでもらうために結婚相談所には細かく色々な活動のシステムとルールが設定されています。
紹介される人数、相手と会うペース、進展の仕方などが、各結婚相談所や連盟によって違います。
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・全然サポートしてもらえず不満
・プロポーズ前に退会するのは不安
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上記のように、システムとの相性が良くないとストレスになりやすく、トラブルになる傾向があります。
入会を決める前にシステムとの相性を確認しましょう。
結婚相談所のトラブル⑤
費用に納得ができない
結婚相談所のトラブルで一番多いのは、費用に関してのトラブルでしょう。
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・高額なプランへの変更を進められた
・オプションへの加入が必要だった
・退会時に違約金を請求された
・退会時に初期費用が返金されない
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まず、入会時に提示された金額よりも高い金額を請求されたら、即キャンセルして別の結婚相談所を検討するべきでしょう。
また、成婚料にまつわるトラブルも注意が必要です。
成婚の定義はあいまいで、納得していないのに成婚料を請求され退会させられるケースも存在します。
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・真剣交際
・両家への挨拶
・プロポーズ(婚約)
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上記内容をしっかりと契約内容で成婚のタイミングを確認して、納得してから退会するようにしましょう。
一度退会してしまうと本人同士での問題になるのでその後のサポートや返金には応じて貰えません。
悪質な場合は弁護士や消費者センターへ
費用に関しては、あまりにも悪質な場合は消費者センターや弁護士への電話相談を検討しましょう。
結婚相談所のトラブル事例
結婚相談所でよくあるトラブル事例を6つ、紹介いたします。
トラブル事例①
サポートが全くない
「サポートがない」と不満を抱いて結婚相談所とトラブルになる人は多いです。
「高いお金を払ったのに!」と不満を感じてしまいます。
一つ知っておきたい情報としては、結婚情報サービスや格安の結婚相談所は手厚いサポートを売りにしていないという点です。
放ったらかしにされる訳ではありませんが、自主的に活動する姿勢や自分から相談する積極性が必要でしょう。
積極性に関しては仲人型でもある程度同様で、自分からアクションを起こさない会員にお節介なサポートはしないという結婚相談所が大多数です。
サポート関係のトラブルを避ける方法
サポート関連のトラブルの原因のほとんどは「会員とカウンセラーのコミュニケーション不足」です。
相談を無視されることは基本的にありえないはずです。
一度トラブルになってしまうと、その結婚相談所で気持ちよく活動できなくなってしまいます。不満が大きくなる前に、相談することを意識しましょう。
トラブル事例②
高いコースに変更させられた
最初は安いコースをすすめられて入会したのに、途中で高いコースに変更させられたというトラブル。
最初に説明された安いコースではまともに活動ができず、結局オプションをつける必要があることもあります。
料金のトラブルを避ける方法
ホームページの端の方に小さい文字でオプションの記載がある場合など、一見の値段を安く見せる手法には気をつけましょう。
このトラブルを避けるには、結婚相談所の最低限のルールを知っておく必要があります。
システム、料金体系、活動の流れなどを少し調べておくだけで、分からないことを質問できるのでトラブルを未然に防げます。
全部無料相談で全部教えてもらおうという姿勢はトラブルの元です。
結婚相談所側にだますつもりがなくても、「聞いてない・知らなかった」というトラブルが起こってしまいます。
トラブル事例③
面接時と違うスタッフ
無料相談で担当してくれたスタッフに「頑張りましょう!」と背中を押されて入会を決めたのに、いざ始まったら違うスタッフが担当だったと言うトラブルもあります。
大手はほとんど入会面談と担当者は別だと思います。
もし無料相談と同じスタッフにお願いしたいと考えているなら、個人経営の結婚相談所がおすすめです。
ただ、1人で営業している結婚相談所だと担当者を変更することは基本的にできません。
大手はスタッフがたくさんいるので、相性が合わないカウンセラーだと変更も可能です。
トラブル事例④
退会させてくれない
結婚相談所によって、退会手続きの締め日が決まっています。
「前月の5日までに手続きが必要」というルールを知らずに「もうやる気がないから今月末で退会したいのに、来月までできない!」とトラブルになります。
契約書を確認し、規約に沿って手続きを進めましょう。
退会を引き止められることもあるかもしれませんが、毅然とした態度で伝えれば辞めさせてもらえないことはないはずです。
言った、言わないのトラブルを避けるためにも、退会を申し出る際は書面やメールなど文章で残しておくと安心ですね。
トラブル事例⑤
相手のプロフィールが全然違う
お見合いで出会った相手のプロフィールが嘘だったというトラブルも存在します。
例えば転職していて全く別の仕事だったり、仕事を辞めて休職中だったりもするかもしれません。
お見合いは無料で無制限の結婚相談所もあれば、1回1万円のところもあり、1回のお見合いにかける気持ちは全然違います。
契約書には、「プロフィールに変更があれば連絡する」と言う項目があるので、伝えていなければ会員が悪いし、伝えていたのに変更されていなければ結婚相談所が悪いです。
プロフィールに嘘があった場合にお見合い料を請求したり、返金してもらったりといった対応ができるかどうかはわかりません。
2.結婚相談所でトラブルに遭ったときの対処法
もしも結婚相談所でトラブルに遭ってしまったらどうすれば良いのでしょうか。自分で行動できることを確認していきましょう。
トラブルの対処法①
カウンセラーに相談する
トラブルが起きた時は、まずカウンセラーに相談することが大切です。時間をおかずに、なるべくすぐに対応した方が良いでしょう。
話し合いにより解決できる可能性もありますし、誤解だったという場合もあるかもしれません。一番簡単にすぐに対処できる方法なので、まずは相談してみて下さい。
トラブルの対処法②
クーリングオフをする
もし入会手続きをしてすぐに違和感を感じたり、トラブルになったらクーリングオフをすれば契約を取り消すことができます。
結婚相談所は特定商取引法に該当するサービスです。
如何なる理由での解約にも8日以内なら応じる義務があると法律で定められています。注意点は、8日を過ぎると途中解約になり全額の返金は難しく上に、違約金を請求される場合もあることです。
契約時に違和感がなくても、8日以内であればなるべく早めにクーリングオフを検討しましょう。
トラブルの対処法③
結婚相談所を乗り換える
活動を開始して時間が経ってから不満が現れたり、トラブルが起こったら結婚相談所を乗り換えるのも一つの方法です。
失敗を活かして、自分の希望条件に会う相談所を冷静に探しやすく、評判の良い相談所に出会える可能性が高いでしょう。
3.信頼ができる結婚相談所の見分け方
これまで結婚相談所のトラブルをご紹介してきましたが、良い結婚相談所に出会えればあなたの婚活の強い味方になります。
信頼できる相談所の選び方を知って、トラブルを回避しましょう。
見分け方①
実績が豊富な結婚相談所
実は、結婚相談所業界にトラブルが多いのは、参入が比較的簡単な上に無資格で運営が可能なので、小規模の事業者が多いことが一つの理由です。
小規模でも良い結婚相談所はたくさんありますが、実績が豊富な結婚相談所はより安心度が高いでしょう。
実績が豊富な結婚相談所に多い共通点は以下です。
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・会員数が多い
・成婚数が多い
・大手の連盟に加盟している
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特に成婚数は実際にその結婚相談所で何名結婚が決まり退会したかという数字なので、信用できる数字でしょう。
結婚相談所イノセントでは、曖昧な成婚率よりも実際の成婚数を公表することが、より検討する方にとって分かりやすいと考えています。
見分け方②
無料相談を活用する
結婚相談所はどこも入会を検討している方に対して無料相談を実施しています。
事前にシステムや料金を把握できるので、必ず参加して不明点は質問するようにしましょう。
4.入会して後悔しないためにイノセントが提案していること
結婚相談所のトラブルをご紹介してきましたが、多くの方はトラブルに巻き込まれることなく活動しています。
トラブルを避けるためには、実績がある信頼できる結婚相談所を選ぶことが大切です。
結婚相談所イノセントは、利用者の目線に立ち安心で分かりやすいサービスの提供を心がけています。
大手ならではの安心のサポート体制で、あなたの婚活をお手伝いします。
結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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