真剣交際で親が反対する理由と破局しないための大切な考え方


結婚相談所イノセント代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。
真剣交際になると、本格的に成婚というゴールが見えてきます。

真剣交際に進展してから破局する原因は主に以下の3つ。
①好きになれない
②条件的に心配がある
③親の反対
①と②で破局になる方も多いのですが、③親の反対で交際終了という方も少なくありません。
【親が結婚に反対する内容】
・年齢差
・職業(転勤、年収)
・学歴(相手、相手の親の学歴)
・婚歴
・国籍
・宗教
・部落
・家族仲の悪さいざ結婚となって意外な部分で反対され、初めて親の価値観を知ることもあります。
— 坂田啓太(結婚相談所の代表) (@innocent_bridal) April 30, 2020
お見合いから仮交際、そして真剣交際まで2人で距離を縮めながら気持ちを温めてきたのに、親の反対で破局というのはとても悲しいことだと思います。
今日の記事では、親が結婚に反対する理由や大切な考え方についてお話をさせていただきます。
なぜ親が結婚に反対するのか?
真剣交際になると結婚の話が具体的になってきて、親に自分の結婚相手を紹介したり、話をしたりするようになります。
心から祝福してもらえることもありますが、何かしらの理由で結婚に反対する親も少なくありません。
どういう理由で反対するのか、具体的な例を交えつつ詳しいお話をしていきます。
親が反対するよくある8つのパターン
親が子の結婚で反対する理由としては、主に以下のパターンが多いように思います。
- 年齢
- 職業(転勤族、年収)
- 学歴(相手、相手の親)
- 婚歴
- 国籍
- 宗教
- 部落
- 家族仲の悪さ
職業や婚歴、部落などについては言うまでもないと思います。
年収が低いと心配になるのは当然ですし、ご実家のある場所や宗教についても、自分たちと違う世界の人を避けたがる気持ちはわかります。
学歴については、実はお相手の親の学歴で問題になるパターンがあります。
仮交際の段階では特に伝える必要もないと思い、あえて親に伝えていない人も多いのではないでしょうか。
しかし実際に、結婚が近くなる真剣交際になってお相手の話しを具体的にするようになり、相手の親の学歴が判明したときに反対されるというのはよくある話です。

実際に生活をしていく中で、これまで育ってきた環境が違いすぎると問題が発生しやすいということを親御さんは知っているからです。
大卒一家が中卒一家のお相手を認められるかというと、なかなか難しい部分もあると思います。
*良い悪いではなく、家柄に違いがあると難しいという例えです。
本人たちはお互いに認めあっているので問題ないかもしれませんが、親からすれば心配になるのは当然です。
親が子離れできていないことで反対するパターン
親が子離れできていないことで、特に大きな問題ではないのに反射的に反対しているパターンもあります。
「早く結婚しなさい」と言う親ほど実は子離れができておらず、いざ子どもが結婚相手を連れてきたときに反対することが多いです。

ただ、子の幸せを願う気持ちはもちろんあるので、一時的に反対しているだけということも多いです。
最初は反対していても、ずっと反対し続ける親はあまりいません。
「食わず嫌い」という可能性もあるので、きちんと説明すれば、理解してくれることは多いと思います。
報告が突然すぎて反対されるパターン
実は、結婚相談所に入会して婚活しているということを、男女問わずほとんどの人が親に報告していません。
いきなり「結婚します」「結婚相談所で出会いました」「相手はこの人です」と紹介されると、親からすると「え?」と驚いてしまいます。
何も問題がなくても、突然のことで反対してしまう親も少なくありません。
もし何かちょっとした問題を見つけたときには、反射的に「そんな人でいいの?」と反対してしまいます。
本人たちはお互いに気持を深め合って、問題も納得できているかもしれませんが、突然突きつけられた親からすれば不安が大きくなるのは当たり前です。
10歳くらい歳が離れているだけで、「もっと歳の近い人で良い人いないの?」と反論してしまうのです。
「結婚したい」「結婚できそう」という相手ができた段階で、早めに自分の両親に結婚の意思を伝えておくべきです。
「結婚しようと思っている。」「今度紹介する。」「挨拶に来てもらう。」など、遠回しに伝えておくだけでも全然違います。
結婚相談所で婚活をしていたと言わなくてもいいですし、「どんな人?」「どこで出会った?」と質問されたときに「実は結婚相談所で」と伝えても良いと思います。
プロポーズから結婚までを円滑に進めるために、せめて「いいなと思う人がいる」くらいはちゃんと伝えておくようにしましょう。
「条件が合う人を探す」ことが正解ではない
親に反対されるパターンを簡単にご紹介しましたが、「じゃあ最初から条件がすべて合う人を探せばいいの?」というと、そうでもありません。
実際、何も問題を抱えていない人なんて、ほとんどいないからです。
さらに言うと、何も問題がなかったとしても、自分で問題を生み出してしまうのです。
たとえば学歴については、中卒でも高卒でも、正しいとか間違っているとかで判断するべきことじゃありません。
住んでる場所や仕事についても、そもそもお相手は何も悪くないのです。
自分や自分の親が「問題」として捉えて、事を大きくしていることがほとんどです。

一番大切なのは、本人同士の気持ちです。
親に反対されたとしても、自分たちの気持ちを信じて突き進んでほしいと思います。
理解してもらうための「説得」は大切
お見合いや仮交際であればお断りになっても精神的ダメージは少ないですが、真剣交際まで進展して「親の反対で終了」というのは非常にもったいないことです。
まずはきちんと反対する親を説得して、理解してもらおうという姿勢が大切です。
多くの人は自分の親に対して、わかってくれているはずという思い込みで説明を省略したり、わかってもらおうと努力をしなかったりします。

どれだけ説得をしても反対される際は、反対を押し切ってでも結婚を進めるという覚悟も必要になる場合もあります。
もちろん親に祝福してほしいという気持ちもあるかもしれませんが、親の祝福は一番大事なことではありません。
親に祝福されたからと言って自分が幸せになれるとは限らないですし、最初は祝福されなくても幸せな家庭を築くことはできます。
親に従うかどうかは自分で決める
これまで育った家庭よりも、自分がこれから暮らす家庭のほうが大事です。
男性でいう「マザコン」など、自分が育った家庭を優先して離婚されるケースは少なくありません。
家を買うときや子供の育て方など、今後もずっと親の意見を聞いて生活をするのですか?という話です。

親の反対ほど無責任なことはありません。
もちろん親が「ここに住みなさい」と言ってお金を十分に出してくれるなら話は別ですが、ほとんどの場合、口しか出しません。
親が反対したり口出しするのは仕方がないことですが、「従うかどうかは自分で決める」という考え方が大切です。
反対されてもお相手にはなるべく伝えない
親が反対するのは、どんなご家庭でもよくある話です。
問題なのは、親が反対することで自分の気持ちが萎えて交際終了になってしまうことです。
お相手と長い付き合いであれば、「2人で頑張って親を説得していこう!」と前向きになれるかもしれません。
しかし結婚相談所の場合、出会ってから半年も経っていない相手なので、「やめたほうがいいのかな?」と、相手よりも親の意見を信じてしまうことがあります。
さらに言うと、自分の親が反対していることを相手に伝えると、お相手は激的に気持ちが萎えてしまいます。
自分の親が反対しているということを、安易に相手に伝えるべきではありません。
相手に伝えずに、まずは自分で説得するようにしてほしいと思います。
親の反対に納得してはいけない
たとえ自分の子だとしても、いい歳をした大人に対して「反対」する親の考え方に疑問を抱くべきです。
家族の仲が良いのは素晴らしいことですが、家族の仲が良いことと親の意見を鵜呑みにすることは全然意味が違うということです。
反対されたからと言って、すぐに納得してはいけません。
自立していない大学生などであれば、「安全面や経済面のことを考えてひとり暮らしを反対する」などは間違っていないかもしれません。

- 歌舞伎一家で育った
- お寺の跡取りになる
- 一家全員が医者
- 結婚して親と同居する予定
など、ご家庭によっては特別な事情もあるかもしれませんが、特別な事情もなく「子どもの結婚に反対」というのは、違和感を感じざるを得ません。
親と子は価値観が違うことが多い
同じ家庭で育った家族だとしても、親と子で価値観が違うというのは珍しいことではありません。

親の意見を尊重することも大切かもしれませんが、親の価値観で自分の結婚相手を見るべきではありません。
争いを避ける気質で、事なかれ主義の日本人にとって、親の反対はなかなか割り切れないこともあるかもしれません。
親に反対されたことで「この人はダメなのかも」という発想になってしあうのは良くないので、今日の記事で考え方の再確認をしていただければ幸いです。
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