【実はあるある】自分の親に結婚を反対されたら?理由や取るべき行動を紹介
結婚相談所イノセント代表
2人の間で結婚が決まったら、まず親に承諾を得るという流れが一般的ですよね。
婚活でも、真剣交際になるとおよそ7~8割の会員さんはそのまま結婚されていきますが、残念ながら破局してしまう方も2~3割いらっしゃるというのが現実です。
婚活(結婚相談所)で出会った相手と結婚直前で破局する原因は主に以下の3つ。
①好きになれない
②条件的に心配がある
③親の反対
①と②で破局になる方も多いのですが、③親の反対で交際終了という方も少なくありません。
【親が結婚に反対する内容】
・年齢差
・職業(転勤、年収)
・学歴(相手、相手の親の学歴)
・婚歴
・国籍
・宗教
・部落
・家族仲の悪さいざ結婚となって意外な部分で反対され、初めて親の価値観を知ることもあります。
— 坂田啓太@イノセント (@innocent_bridal) April 30, 2020
そこで今日の記事では、親が結婚に反対の態度をとる理由や大切な考え方についてお話をさせていただきます。
親が結婚に反対する理由
結婚の話が具体的になってくると、親への挨拶や両家顔合わせなど、親と自分の相手が関わり合うことが増えてきますよね。
2人の結婚に賛成し、心から祝福してもらえることもありますが、何かしらの理由で結婚に反対する親も少なくありません。
どういう理由で結婚に反対するのか、具体的な例を交えつつ詳しいお話をしていきます。
親が結婚を反対するよくある8つのパターン
婚活で、親が子の結婚に反対する理由としては、主に以下のパターンです。
- 年齢
- 職業(転勤族、年収)
- 学歴(相手、相手の親)
- 婚歴(再婚)
- 国籍
- 宗教
- 出身地
- 家族仲の悪さ
職業や婚歴、出身地などについては反対される理由が明白です。
結婚相手である彼の年収が低いとその後の結婚生活が心配になるのは当然ですし、ご実家のある場所や宗教についても、自分たちと違う世界の人を避けたがる気持ちはわかります。
・学歴
学歴については、相手の学歴に不満を持つ親が多いのかと思いきや、実は婚活では相手の親の学歴が問題になるパターンがあります。
仮交際の段階では、相手の親の学歴まで特に伝える必要もないと思い、あえて親に伝えていない人も多いですよね。
しかし実際に、結婚が近くなる真剣交際になってお相手の話しを具体的にするようになり、相手の親の学歴が判明したときに反対されるというのはよくある話です。
「家柄」と考えるとわかりやすいかもしれません。
実際に生活をしていく中で、育ってきた環境が違いすぎると問題が起こったときに解消するのが難しい、ということを親御さんは知っているからです。
大卒一家と中卒一家では、いくらお互いの人柄に問題がなくても、上手くいかないと考える親が多いのです。
どちらが良い悪いではなく、教育に対する価値観を筆頭に、考えが違いすぎることは明らかです。
本人たちはお互いに認めあっているので問題ないかもしれませんが、大切な息子や娘に苦労させたくないと、親心として心配になってしまうものなのかもしれません。
親が子離れできていないことで反対するパターン
親が子離れできていないことで、特に大きな問題ではないのに反射的に母親が結婚を反対しているパターンもあります。この場合、父親ではなく圧倒的に母親です。
男性側の母親にこのタイプが多く、同性である女性に対して敵意を抱きがち。
「早く結婚しなさい」と言う親ほど実は子離れができておらず、いざ子どもが結婚相手を連れてきたときに反対することが多いです。
ただ、子の幸せを願う気持ちや意志はもちろんあるので、一時的に反対しているだけで、しばらくすると結婚を許してもらえることも多いので、大丈夫です。
最初は反対していても、ずっと反対し続ける親はあまりいません。
結婚式を挙げた後や、孫が産まれてからやっと関係が良くなる事も割と良くある話です。
反対されても諦めない
大切なのは、母親に反対されても簡単に結婚を諦めないことです。
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・他にもっと良い人がいるんじゃない?
・あの子のここが心配
・結婚を決めるのが早すぎる
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色々と些細なことで結婚に反対する理由を見つけてくることもあるでしょう。
母親に少し反対されただけで「やっぱり辞めておいた方が良いのかな」と弱気になってしまう人が多いのも事実です。
大切なことは自分で決めるという意思を持って毅然と伝えましょう。
反対されて一番傷ついているのは結婚相手です。これまでの家族から出て、自分の家族を持つという覚悟を持ちたいですね。
報告が突然すぎて反対されるパターン
実は、婚活をしていることや結婚相談所に入会して婚活しているということを、男女問わずほとんどの人が親に報告していません。
そのため、いきなり「私は結婚します」「結婚相談所で出会いました」「相手はこの人です」と紹介されると、親からすると「え?」と驚いてしまいます。
何も問題がなくても、突然のことで「ちょっと待ちなさい」と反対してしまう親も少なくありません。
もし何かちょっとした問題を見つけたときには、反射的に「そんな人でいいの?」と反対してしまいます。
本人たちはお互いに気持を深め合って、問題も納得できているかもしれませんが、突然結婚を突きつけられた親からすれば勝手にいろいろ想像してしまい不安が大きくなるのは当たり前です。
少し歳が離れているだけで、「もっと歳の近い人で良い人いないの?」と反論してしまうのです。
早めに自分の両親に結婚の意思を伝えておくべきです。
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・お付き合いしている人がいる
・結婚しようと思っている
・今度紹介する
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など、遠回しに伝えておくだけでも全然違います。
結婚相談所で婚活をしていたと言わなくてもいいですし、「どんな人?」「どこで出会った?」と質問されたときに「実は結婚相談所で」と伝えても良いと思います。
世間話の中でお相手の情報を少しづつ伝えていきましょう。
結婚に賛成してもらうには、兄弟に先に会ってもらうなど事前の根回しも必要です。
プロポーズから結婚までを円滑に進めるために、せめて「いいなと思う人がいる」くらいは事前にちゃんと親に伝えておくようにしましょう。
親に結婚を反対された時の考え方
親に反対されるパターンを簡単にご紹介しましたが、「じゃあ最初から親の条件にすべて合う人を探せばいいの?」というと、それが答えではありません。
実際、何も問題を抱えていない人は、日本中を探してもほとんどいないからです。
さらに言うと、条件重視で婚活をする人は何も問題がなかったとしても、自分で問題を生み出してしまうのです。
たとえば学歴については、中卒・高卒・大卒どれが良くて劣っているなどと他人が判断することではありません。
住んでる場所や仕事についても、婚活で出会った相手に良し悪しを判断される筋合いは一切ないのです。
自分や自分の親が「問題」として捉えて、事を大きくしていることがほとんどです。
自分が結婚を決めた相手に対して、親にとやかく言わせないというブレない姿勢を持ちましょう。
大切なのは本人同士の気持ち
色々なカップルを見てきましたが、親に反対されたとしても、自分たちの気持ちを信じて進めば上手くいく場合がほとんどです。
結婚はもちろん親を含め両家にとって大切な事ではありますが、一番大切にされるべきなのは本人同士の気持ちです。
間違っても親の意見に巻き込まれて、お相手を責めるようなことはやめましょう。
親に結婚を反対された時に取るべき行動
お見合いや仮交際であればお断りになっても精神的ダメージは少ないですが、真剣交際まで進展して「親の反対で終了」というのは非常にもったいないことです。
まずは自分できちんと反対する親を説得して、理解してもらうという姿勢が大切です。
多くの人は自分の親に対して、わかってくれているはずという思い込みで説明を省略したり、わかってもらおうという努力をせずにトーンダウンしてしまいます。
親への説明や説得を怠ってはいけません。
どれだけ説得をしても反対される際は、反対を押し切ってでも婚姻届を出すという覚悟も必要かもしれません。
もちろん親に祝福してほしいという気持ちもあるかもしれませんが、親の祝福は一番大事なことではありません。
最初は祝福されなくても、幸せな家庭を築いていく中で和解していくこともできるでしょう。
親に従うかどうかは自分で決める
これまで育った家庭よりも、自分がこれから暮らす家庭を大切にできるかは結婚後も意外と大切。
実際に、自分が育った家庭を優先したことが原因で離婚されるケースは男女問わず少なくありませんよね。
「自分の家族を持つ」ということは、金銭的・精神的な自立を求められます。
家を買うとき、子供の育て方、今後の人生もずっと親の意見を聞いて生活をするのですか?という話です。
積み重なれば、夫婦関係が悪くなる可能性も十分あり得ます。
親は無責任に反対する
親は子を思って反対しますが、意外と無責任であることも知っておきましょう。
親が今後の人生全てに責任を持ってくれる訳ではなく、ほとんどの場合口しか出しません。
手のひらを返したように「誰でも良いから」と早く結婚を迫る親もいます。
親を責めても失った相手と時間は戻ってはきません。
愛情が故のことなので仕方のないことですが、「従うかどうかは自分で決める」という考え方が大切です。
反対されてもお相手にはなるべく伝えない
親が反対するのは、実はどんな家庭でもよくある話です。
問題なのは、親が反対することで自分の気持ちが萎えて交際終了になってしまうことです。
恋愛結婚であれば、困難が立ちはだかっても「2人で頑張って親を説得して行く!」と前向きになれるかもしれません。
しかし婚活や結婚相談所の場合、出会ってから半年も経っていない相手なので、「別れたほうがいいのかな?」と、相手よりも親の意見を信じてしまうことがあります。
親の肩を持ってしまうんですよね。
さらに言うと、自分の親が反対していることを相手に伝えると、お相手は激的に気持ちが萎えてしまいます。
相手には絶対に伝えない
もし親が結婚に反対しても、自分の親が反対しているということを、安易に相手に伝えるのは良い方法ではありません。
重く受け止めず、そうだねと軽く話を聞く程度で良いでしょう。
相手に伝えずに、まずは自分で対応するようにしてほしいと思います。
親の反対に納得してはいけない
たとえ自分の子だとしても、いい歳をした大人が真剣に決めたことに対して「反対」する親の考え方に疑問を抱くことは、間違いではありません。
家族の仲が良いのは素晴らしいことですが、家族の仲が良いことと親の意見に従うことは意味が違います。
反対されたからと言って、すぐに納得してはいけません。
対等な大人同士として話す
自立していない大学生などであれば、「経済面のことを考えて結婚を反対する」などは間違っていないかもしれません。
しかし25歳をすぎた大人がしっかり考えて進めてきた行動や考え方を否定するのは、いくら親だとしても正しいとは思えません。
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・伝統芸能を背負う一家
・由緒ある家系の跡取り
・一族全員が医者
・親と同居予定
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など、ご家庭によっては特別な事情もあるかもしれませんが、特別な事情もなく「子どもの結婚に反対」というのは、違和感を感じざるを得ません。
特別な事情がなく、相手の粗探しをした上での反対に納得してしまっては、次に誰を連れてきても同じ結果になりかねないでしょう。
親が絶縁を切り出してきたとしても、本当に絶縁されて困るのは親と子どちらでしょうか?親の精神的な支配下から自立する機会と考えても良いかもしれません。
反対を押し切って結婚したカップルのその後
実際に親に結婚を反対されたカップルも、7割が最終的には許してもらえたというデータがあります。
相手の人柄や、自分にとって大切な人であるかを根気強く伝え続けることで、両親に納得してもらいましょう。
説得や、反対理由を解消するための努力が大切ですね。
孫の誕生が転機に?
反対を押し切って結婚した後も、孫の誕生で態度が軟化する親も多いです。
今すぐに理解してもらうことを焦らずに、短期間は疎遠になったとしても、関係修復を諦める必要はありません。
自分の選択に覚悟を持つ
同じ家庭で育った家族だとしても、親と子で価値観が違うというのは珍しいことではありません。
親と子供は何歳になっても親子という関係は変わりませんが、親は老い・自分は成長しているはずです。
勇気を持って、自分の人生を歩んでください。誰もあなたの決断の責任は取れないのですから。
とは言っても親に反対されることの精神的なダメージは大きいですよね。できれば祝福してもらいたい気持ちは痛いほどわかります。
結婚に対する最初の試練と捉えて話し合いをすることを諦めず、長い時間をかけて円満な付き合いができるように進めましょう。
この記事が、あなたの悩みの助けになれば幸いです。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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