ペットと婚活どう進める?相手の気持ちや上手くいくポイントを解説
結婚相談所イノセント代表
こんにちは!結婚相談所イノセント代表の坂田です。
実家や一人暮らしの家でペットと一緒に暮らしている方にとって、ペットは大切な家族同然の存在ですよね。
ペットを飼っている方は、大切なペットも一緒に受け入れてくれるパートナーを探したい!と考える人が多いのではないでしょうか。
しかし、住居やアレルギーの問題もあり、ペット婚活は出会いの幅が狭まってしまうのも現実。理解のある人と出会えない現実と、ペットへの想いの板挟みになってしまう状況は苦しいですよね。
そこで今回は、ペット婚活で悩んでいる方のためにペットを飼っている人の婚活のポイントや考え方について結婚相談所イノセントの考えをお伝えします。
婚活でペットを飼っている人がぶつかる問題
婚活で、ペットを飼っていると思ってもみなかったさまざまな問題にぶつかります。
プロフィールに「ペットあり」と書くことによって、婚活でどのような困難があるのでしょうか。
①動物アレルギー(犬アレルギー・猫アレルギー)
一番代表的で、どんな人でも思いつく問題は、犬アレルギー・猫アレルギーでしょう。
日本では、花粉に次ぐ代表的なアレルギーの一つで、犬や猫にアレルギーを持つ人は全人口の10〜20%であると推定されています。
動物アレルギーの人は、その動物との接触を避けることが基本です。物理的にペットと住むことは困難なので、ペットを飼っている人と出会い、結婚することは難しいと考えてしまうのです。
②犬派・猫派の派閥問題
動物が好きでペットが飼いたいと思っている場合でも、飼いたい動物が一致しない可能性もあります。
子供の頃から、結婚したら犬を飼って育てたいと思っていた人もいるかもしれません。
相談した上で好みと違う動物を迎え入れることはできても、今から知り合う相手が勝っているペットは嫌だと感じる人もいるでしょう。
③子犬から育てたい
もし出会った相手が犬好きの方でも、あなたがその好みに合致した犬を飼っていないかもしれません。
将来ペットを飼いたいと思っている人でも、生まれたての子犬から飼いたい・自分で好きな子を選んで迎えたいと思っています。
自分が選んでいない動物に対して、愛情を込めて世話をできるという人は少数派だということです。
④全員がペットに好意的ではない
犬好きにとって犬は当然のように可愛い存在なので、相手にも「この可愛さを理解してもらえる」と当たり前のように思う人がいます。
しかし、意外と動物に好意的な人ばかりではありません。
・そもそも犬が好きじゃない
・可愛さを全く理解できない
・可愛いとは思うけど触りたくない(飼うのは無理)
人によって感じ方は全然違うので、全員がペットの可愛さを理解できる訳ではないことを知っておくべきです。
そもそも、犬を飼っている方にとってお世話は楽しいことですが、犬好きではない方にとっては、ただ面倒くさい作業と言えます。
ペットを飼っている方は、お相手に迷惑をかけてしまうということを大前提に考えておけると良いですね。
ペットを飼っていない人が抱く不安や懸念
ペットに関しては、「相手が飼っているなら飼っても良いけど、でも積極的に飼いたいわけではない」という程度の気持ちの人がほとんどでしょう。
そんな相手に自分のペットを受け入れて欲しいと思うなら、まずはペットを飼ったことがない人が抱いている不安や懸念について心理を理解しておくことは大切です。
相手の抱く気持ちを知って、不安を解消できるような努力や姿勢をこちらから示すことで、安心してペットとの暮らしを受け入れてもらえる土台作りをしていきましょう。
次に、代表的なペットを飼った経験のない人が抱く不安を紹介します。
①毎日の散歩の時間がない・世話に手間がかかる
特に犬を飼うことの1番のハードルは、毎日の散歩に連れて行けるのか?時間がない!という問題でしょう。
フルタイムで共働きをするとなると、毎日の家事に加えてペットの世話が負担になると考える人は多いです。
帰宅時間が遅い人や、勤務時間が不規則な人には、配慮が必要なポイントですね。
②ペット可の物件が少ない・家賃が高い
ペット可の物件は数が少なく、家賃が高い傾向があります。
毎日の通勤のことを考え、住む場所を自由に選べないなら、ペットはいらないかな…と考える人は少なくありません。
家探しや家賃の負担は、相手の理解が必要なポイントです。
③犬の鳴き声でうるさくなる?苦情は来ない?
一軒家なら問題ありませんが、犬の鳴き声はマンションなどの集合住宅では気になりますよね。
自分が苦情を言われる側にならないかな?うるさいのでは?と過度に心配してしまう人もいるかもしれません。
一緒に暮らす前に、しっかりとしつけておくことが望ましいです。
④ペットの臭いや毛がつく
動物を飼うと、匂いや毛の問題はどうしようもありません。
こまめに掃除をすること、自分が今飼っている家を綺麗に保つことで、不安を解消していきましょう。
⑤毎月の餌代や病院代など費用がかかる
生き物を飼うとどうしても費用はかかります。
餌代もこだわれば上限なく高くなりますし、高齢になれば病院には必ずお世話になる日が来るでしょう。
現実的に、毎月ペットへの出費額をしっかりと確認し、ペット保険などを利用して高額の病院代に備えておきましょう。
ペットを飼っている人はどんな婚活をすればいい?
ご紹介した不安や懸念点を踏まえて、ペットを飼っている人はどんな婚活をするべきか、大きく3つに分けてご紹介します。
①まずは自分が相手に好かれること
ペットを飼っている方は、ペットを受け入れてくれる方を探そうとしますが、それでは婚活はうまくいきません。
まずは自分が相手から好かれるように頑張るべきです。
ペットを受け入れてもらえるかどうかは、好きになってもらえたあとに考えることです。そもそも好きでもなんでもない段階で、ペットをどうするかという話はまったく意味がありません。
動物が苦手な方でも、交際している相手に魅力があれば、頑張って克服してみようかなと思う人は多いです。
「犬を飼っているからこの人が好き」とはなりません。
ペットよりも、まずは「自分が好かれるにはどうすればいいか」を意識して婚活を進めていきましょう。
もしもの時の選択肢を用意する
次に、結婚相談所イノセントで活動していた会員様の例を紹介します。
ペットを飼っている女性会員Aさんの交際中の相手男性は、ペットを飼ったことがなく、触れた経験もほとんどないという方でした。
そこでAさんは、お相手に慣れてもらうために、デートや相手の家に犬を連れて行きました。
さらに、もしお相手が「やっぱりどうしても苦手」となった場合、Aさんの親に犬を預けるという話もしました。
「できればペットを飼いたいけれど、無理ならあなたを優先します」という、歩み寄りの姿勢がとても素敵だなと感じました。
感情的に「ペットを手放せっていうの!?」という気持ちをぶつけては、うまくいきません。
男性も「そこまで言ってくれるなら頑張ってみようかな」と思えますよね。結果的に、男性は女性のペットを受け入れることができ、一緒に暮らすことになりました。
上手にペットをアピールする
動物が苦手な方に対しては、最初は写真などを使って可愛さをアピールしてもいいかもしれません。
実際にペットと直接対面すれば、圧迫感があったり、臭いや動作で苦手と感じる方はいますが、写真で「〇〇なところが可愛い」とアピールをされて、嫌だなと感じる方はいないはずです。
「犬は好き」と言う人でも、ゴールデンレトリバーのような大型犬が突然デートにやってきたら驚く人は多いと思います。
アピールは必要ですが、特に最初の段階では相手へのフォローを忘れず、アピールの仕方を間違えないよう細心の注意は払うべきでしょう。
婚活でペットを飼っている人が意識すべきこと
ペットを飼っていることは、これまでのイノセントの経験上婚活の結果に間違いなく影響します。
それでは、ペットを飼っている人はどのようなことを具体的に意識するべきか、もう少し詳しくお話していきましょう。
ペットがいることを言い訳にしない
犬や猫を飼っているから婚活が上手く行かないというのは言い訳であり、上手く行かない理由は必ず他にあります。
例えば、一見マイナスに捉えられる全国転勤がある仕事の男性は間違いなく不利ですが、実際に結婚されている人はたくさんいます。
転勤と同じく、ペットを飼っていることをマイナスと捉えるのではなく、あくまで自身の特徴であると考えて活動するべきです。
ペットがいるからこそ一緒にお散歩デートもできますし、犬猫好きが集まるパーティにも行けるので、楽しいこともたくさんあるはずです。
間違いなく言えるのは、「ペットがいるから結婚できない」と悲観的になる人よりも、ペットがいることを前向きに考えている人のほうが上手く行くということです。
ダメな人に押し付けない
ペットをアピールするうえで、「相手がもしかしたら好きじゃないかも」という考えは、前提として持っておくべきではないでしょうか。
人には、それぞれ好き嫌いがありますから、自分は動物が好きだからと言って、同じように好きになってもらえるとは限りません。
「実家で犬を飼っていたから触るのは全然問題ないけど、一緒に生活したいとは思わない」という方もいます。
まずは自分を好きになってもらえるよう努力し、ペットについて相手が不安なことはしっかりフォローする。
そのうえで、動物が苦手なら親に預けるなど、お互いの配慮や歩み寄る姿勢を大事にし、それでも難しければ交際終了も仕方ないと自分で覚悟を決めておきましょう。
婚活成功への道はペット好きが集まる場所に行くこと
ペットを飼っていることで成婚までの難易度は上がりますが、同じペットを飼っている方とは仲良くなりやすいというメリットもあります。
そのため一般的な結婚相談所や婚活パーティーよりも、ペット好きが集まる場所やイベントがおすすめです。
ペットが好きな人に会えれば、共通点ができて話も広がりますし、ペットありきのデートスポットにも行けます。
IBJではペット好きを見つけにくい
IBJにはペットについての設問がないので、お相手がペットを飼っているかどうかはほぼわかりません。
プロフィールの文章に記載することはできますが、実際にペットの有無を記載している方は少ないでしょう。
・お相手がペットを飼っているか
・過去に飼っていたか
・動物が好きか
これらは、プロフィールを見ただけでは判断しづらいため、IBJでペット好きのお相手と出会うのは難しいと考えておきましょう。
ペット好き限定の婚活パーティに参加する
IBJではペット好きを検索で探すのは難しいので、ペットを飼っている人が集まる婚活パーティをチェックしてみるのもおすすめです。
「パーティーパーティー」などIBJ主催の婚活パーティでもペット好き限定のパーティが開催されています。
引用:パーティパーティ
ペットを飼っている方は、結婚相談所と併用してこのようなサービスを利用し、出会いの幅を広げる工夫も必要ですね。
同じ趣味の人が集まる場所に行く
婚活のサービスだけではなく、ペット関連のイベントに行き、動物が好きそうな人に声をかけるという方法もあります。
共通の趣味を持つ人が集まるイベントや展示会などにも行ってみましょう。
実際に触れ合える犬カフェや猫カフェ
ペットを連れていけるカフェ
上記のような場所も、出会いの場のひとつです。
ペットがいなければ散歩中にすれ違った方と話す機会はありませんが、犬同士が近づいていけば自然と飼い主同士も話し始めます。
素敵な方だなと感じたら、積極的に声をかけてみましょう。
ペット婚活に関するQ &A
Q.ペットを飼っていることを隠して婚活してもいい?
例えばIBJでは、ペットの有無は証明書が必要な必須項目ではないので、記載するかどうかは任意です。しかし、お互いのことを考えるとなるべく早い段階で伝えておくことが望ましいので、プロフィールに記載、もしくは仮交際の早い段階で相手に伝えておくべきでしょう。
やり方を考えればペットを飼っている人も結婚できる
ペットを飼っているということは、婚活において一見マイナスになりそうですが、やり方によっては有利に進めることも可能です。
ペットがいると声もかけやすいですし、共通の話題があるということで会話も盛り上がります。
上手にアピールできれば、「何も趣味がない」という方よりはよほど魅力的に映るはずです。
婚活は総合点なので、「ペットがいるから」とネガティブに考えるよりも、少しでも自分の魅力を高めるために一歩でも前に進める人が素敵だなと私は思います。
結婚相談所イノセントでは、結婚をもっと自然に・自分らしく叶えるための婚活情報を発信しています。
婚活のお悩みはぜひ当社へご相談下さい。
結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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