仮交際で脈ありと脈なしの見分け方を解説|


結婚相談所イノセント東京代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、東京代表の永島です。
仮交際は「また次会っても良いかも」くらいの感覚で交際継続する人も多く、お相手に対して強い想いを持っているとまでは確信できない状況ではあります。

自分が「この人と結婚したい!!」と思っていても、相手が「なんとなく」状態のことはよくあることで、
明らかに脈がない人に固執してしまうと、結果的に交際終了になり、振り出しに戻り、活動に大幅な遅れが生じてしまいます。
婚活は活動の効率化だけが重要ではありませんが、無駄な時間を過ごさないためにも、脈ありと脈なしの判断をこの記事でできるようになっていただければと思います。
どうしても無理なことはある
最初にお伝えしておきたいのは、お相手の気持ちがわかったところで、どうしても無理なことはあるということです。
私達のような結婚相談所カウンセラーは、婚活のサポートをすることができますし、お相手の担当者に連絡を取って、なんとか上手く進める方法を探すことはできます。
しかし、惚れ薬を持っているわけではありません。
当然、「○○を話したほうがいい」「デートでは○○を気をつけよう」などのいろんなアドバイスはできますが、完全に脈なしの人に対してできることはそれほどありません。

「そのお相手は脈なしだから難しいですよ」と伝えることも、アドバイザーの仕事だと私は思っています。
脈ありと脈なしの判断方法
今日ご紹介する内容は、「ひとつでも当てはまれば脈あり・脈なし」というものではありません。
総合的に見る必要があるので、たとえば「連絡の頻度が低いから脈なし」という判断は間違いです。
人によって個性はあるし、好意の示し方も全然違います。
脈あり(脈なし)の場合はこういうことが多い、ということを頭に入れたうえで参考にしていただければ幸いです。
会話内容
脈ありなら、これから先の予定を言ってくれることが多いです。
- 誕生日は一緒に過ごそう
- 梅雨明けたら◯◯行きましょう
など、次の次の予定も積極的に決めようとしてくれる場合、かなり高確率で脈ありだと判断できます。
会話とは少しズレますが、
- 自分の休みの日を積極的に伝えてくる
- 忙しくても会おうとしてくれる
なども脈ありな人の特徴です。

脈なしだと、予定をあえてあやふやにしたり、ごまかしたりする人が多いです。
予定がわからないならわからないなりにも
「今週の水曜には連絡しますね」
と、具体的に伝える姿勢を見せてくれるという場合は、脈ありだと判断できます。
会話では、やはり質問をたくさんしてくれるのは、興味を持ってくれているということなので、脈ありと考えて良さそうです。
結婚相談所では「結婚相手としてどうか」という基準でお相手を見るので、そういう意識があれば当然自分のことを伝えたいし、相手のことを聞きたいと思うはずです。
ちゃんとお互い結婚について考えていて、お互いのことを知ろうとする。この姿勢があるかどうかで、脈ありかなしかを判断するのは悪くないと思います。
行動や仕草
一般的にわかりやすいとされ、判断基準にされがちな「行動や仕草」ですが、実は人によって取る行動も全然違うので、あまりアテにはなりません。
女性向けの恋愛攻略本などで「○○されたら脈あり!」みたいなことが書いてあったとしても、結婚相談所ではいろんな判断ができるので一概には言えないということです。
むしろ「良いと思ってくれてそう」「なんとなくの好意を感じる」という、もっと感覚的な部分が大切です。

それでも、相手が自分のことを良いと思ってくれていると、なんとなくでもわかるものです。
もし「相手が何を考えているのかわからない」ということであれば、それはすでに脈なしということかもしれません。
婚活パーティやマッチングアプリであれば、出会ったころはお互い探り合いです。
- この人本当に婚活してるのかな?
- 単に遊びに来てるんじゃないのかな?
という不安がたくさんあると思います。

普通の出会いよりもよっぽどわかりやすいので、脈アリなら「なんとなく良いと思ってくれている」とわかるはずです。
もちろん、以下のような具体的でわかりやすい行動もあります。
- 手をつないでくる
- 敬語をやめましょうと言ってくる
- 手土産やメッセージカードをくれる
- お店の滞在時間が伸びる
1回目のデートで食事の時間が1時間くらいだったのに、2回目は2~3時間に伸びるというのは、
- もっと話したい
- 一緒にいたい
と思ってくれている可能性があります。
脈なしだったら「早めに帰りたい」と思うので、2件目のお誘いがあれば、脈ありの可能性は非常に高いです。
メールやLINEのやりとり
仮交際中において、メールやLINEのやりとりは重要な項目ですが、この頻度や内容によって脈ありか脈なしの判断は難しいと思います。

そのため、連絡頻度が低いからといって「好意がない」とは言えません。
好意がない人とマメにLINEのやりとりをするのは苦痛という人もいるので、頻度が高ければ期待はできる、というレベルです。
もし今まであまり連絡がなかったのに、突然マメに連絡をしてくれるようになったという場合は、気持ちが盛り上がってきたという可能性があるので、ひとつの基準としても良いかもしれません。
メールやLINEはあくまでも連絡ツールであり、コミュニケーションツールのひとつなので、会ったときが一番重要ということは忘れてはいけません。
外見(服装など)に気合いが入っているか
女性はわかることもありますが、男性は当てはまらないこともあります。
男性はもともとのオシャレレベルの差がありすぎるので、外見だけでの判断は難しいです。
女性は、たとえば美容院に行った直後だったり、一番キレイになった状態で会ってくれたときは、脈ありの可能性があります。
また、「好きな女性のファッションってありますか?」と、服の好みを聞いてくるときは、自分が相手の理想に近づこうとしているということなので、脈ありの可能性は高いと考えて良さそうです。
割り勘の有無
「割り勘されるかどうか」「奢ってくれるかどうか」で脈ありか脈なしか判断できるという人もいますが、これも難しいと思います。
成婚退会直前になっても割り勘の人もいますし、堅実な性格の人はたとえ好意があったとしても割り勘にする人がいます。

ただ、デートを重ねるごとにお店のレベルが高くなってきたときは、脈ありの可能性があります。
1回目は1人2000円くらいのところだったのが、2回目のデートでは1人4000円くらいのお店だったという場合です。
また、今まではビールだけだったのが、ワインをボトルで注文する、などもひとつの判断材料になりそうです。
これは女性に多いのですが、交際終了にしようと思っている人におごられるのが嫌だから、強引に割り勘にしようとするという人がいます。
これまで男性側が「多めに出す」「全額おごる」ということに対して、比較的すぐ「ありがとう」と答えていたのが、突然かたくなに割り勘を主張してきたら、それは終了フラグかもしれません。
逆に男性は、終了するのが申し訳ないから、最後くらいおごってあげようという人がいるので、女性は「全額おごってくれたから脈あり」という判断は微妙なところです。

キープされているかどうか知りたい
結婚相談所の仮交際では、複数の人と交際できますが、やはり本命とキープは状況がまったく違います。
キープということは好意もないので、「脈なし」と同じか、それ以下だということです。
結婚相談所では、この「キープ」状態な人が非常に多いのも事実です。

ただ、仮交際1回目であればお互いに「まだよくわからない」状態なこともあり、「まだ盛り上がってないだけ」とも考えられます。
3~4回デートを重ねて微妙な感じがするのであれば、キープの可能性も考慮しておきましょう。
実際に成婚退会される方は、仮交際デート1回目が終わった時点で、
- なんとなく良いな
- 交際継続したいな
- また会いたいな
とお互いに感じています。
はっきりと言葉にするわけではありませんが、なんとなく手応えがあるのがわかるということです。
少し前の話ですが、イノセントの女性会員様で、20代で容姿も整っており、男性から非常に人気のある方がいらっしゃいました。
その女性がお見合いをしたときに、「今までで一番楽しかった!」と報告を受けたことがありました。
しかし仮交際1回目のデートが終わった次の日、なんとお互いが交際終了を申し出ていました。
これは珍しいことではなく、結婚相談所ではよくある話です。

仮交際が続かないときはどうすればいい?
- 相手が自分に興味を持ってくれない
- 会話が全然盛り上がらない
- 誰とデートしても楽しくない
こう言って、まったく仮交際が続かない人がいます。
上記のように感じる人は、まず自分自身が相手に好かれているか改めて考えてみましょう。

交際は二人で進めていくものです。LINEも会話も二人で初めて成り立つことです。
自分が盛り上がろうとしないのに、相手に盛り上がれというのは無理な話です。
仮交際は、キャバクラやホストクラブのように相手が楽しませてくれる場所ではありません。
相手が自分を楽しませるべきというお客様的な考え方は無意識なことが多く、「なぜ仮交際が上手くいかないのか原因がわからない」という人は本当にたくさんいます。
- 相手から何かをしてもらうのではなく、自分から何かをしてあげる。
- 興味を持ってほしいなら、まず自分が相手に興味を持つ。
という考え方が大切なのかなと思います。
脈なしから脈ありへ、一発逆転の方法はある?
結婚相談所において、一発逆転の成婚退会はありません。
もしあるとすれば、相手に本命がいて、自分にも好意を持っているけど2番手だという場合です。
このパターンなら、本命がダメになって自分が暫定1位になるということはよくあることです。
ただ、「脈なし」はキープ以下なので、そこからの逆転は非常に難しいと思っておきましょう。
もしできることがあるとすれば、
- 嫌われることをしない
- 徐々に仲良くなれるのを待つ
くらいかと思います。

ただし、仮交際1回目であれば、様子見でも問題ありません。
仮交際3~4回目でまったく手応えがないということであれば、早々に見切りをつけたほうが良さそうです。
特に女性ですが、結婚相談所には、相手をキープ以下だと思っているのに、なぜか交際終了しない人がいます。
これは、自分に好意を持ってくれている人と繋がることを心の栄養にしている人たちです。

男性から「真剣交際しよう」と言われても、「まだ気持ちが盛り上がってないから…」というやり取りを繰り返し続けます。
そういう女性と「上手く行く方法はありますか?」と聞かれれば、ないと答えるしかありません。
最初から対象として見ていないので、可能性は限りなく低いです。
まとめ:脈なしでも行動することが大切
今日の記事を読んで、もし脈なしだとわかったとしても、落ち込んでいる暇はありません。
婚活市場価値は、時間とともにどんどん落ちていきます。年齢が1つ増えるだけで、ライバルが増え、希望できる相手はぐっと減ります。
落ち込む暇があるなら、なんとかして次を見つけるために行動することが大切です。
もちろん気になっている人がいるなら継続しても良いかもしれませんが、それでもひとりにとらわれず、並行してどんどん行動していくべきだと思います。
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