【婚活相談】仮交際相手の持ち家にローンが残っていて、立地も微妙です。|30代前半女性
結婚相談所イノセント代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。
今日は「お相手にローン購入した持ち家がある」という、30代前半女性からご相談をいただいた内容についてお話させていただきます。
交際に進んでから持ち家問題が発覚し、「結婚相手として魅力的なのに、どうしよう」と悩まれる方は非常に多いです。
今お見合いを頑張られている方も、申し込もうとしたお相手の資産欄に「持ち家有り」となっていて悩む可能性も十分にありますから、ぜひ今日の記事を読んで参考にしていただければなと思います。
<ご相談内容>
東京都在住 30代前半 女性
初めまして。これまであまり交際に進むことがなかったのですが、今回仮交際になったお相手に、ローン付きの持ち家があることが発覚ました。
ローンは30年ほど残っているらしく、場所も私にとってあまり魅力的とは思えません。具体的に言うと、まず私の職場から遠く、電車で何度か乗り継ぎが必要になってしまいます。調べてみると水害に弱い地域に指定されているらしく、さらに駅からも離れているので、立地もそれほど良くありません。
また、お相手の実家からは近いようで、何かあったときに頼れるという安心感もありますが、干渉されたらどうしよう、という不安な気持ちもあります。お相手はとても素敵な方で、人としては結婚したいと思えるほど好きな気持ちはあります。ただ、持ち家のことで悩んでおり、このまま真剣交際に進んでいいものか、終了したほうがいいのか、専門家のアドバイスをいただけないでしょうか?
ちゃんと話合うことが最重要
持ち家があるだけで即終了する人もいる中で、ちゃんと前向きに考えようとされている相談者さんは素敵だと思います。
「持ち家有り」ってだけでアレルギー反応を起こさず、冷静に考えようとしているのは素晴らしいことだと思います。
ネガティブな一面もあるとか、相手が不安な部分があるとか、話し合うことで初めて相手が気づくことにもなるので、まずは話し合って欲しいですね。
ちゃんと女性の気持ちを考えられているのか、説明しようと努力できるか、歩み寄れるか、という部分が大事なのかなと思います。
もちろん何も考えずに「持ち家=男のステータス」みたいな感覚で購入する人もいるんですけど、
詳しく聞いてみたらこの人意外とちゃんと考えているのね、ということも十分ありますから。
まずはアレルギー反応を起こさずに話し合ってみてほしいとは思います。
相手が「持ち家あり」のときに確認すること
確認事項としては、次の5つが大事かなと思います。
- 名義(お相手か、お相手の親か)
- ローンの詳細(あと何年ローンが残っていて、支払い計画はどうなっているのか)
- 立地(最寄り駅、周辺の物件、相手の実家との距離、など)
- 目的(住む用、貸し出す用、売る用)
- 将来のこと(一生住みたいと思っているのか、他の人に貸して自分は引っ越ししても良いと思っているのか、価値が上がったら売りたいと思っているのか)
そのあたりをちゃんと把握しておくことが大事かなと思います。
できれば実際に見に行くこと
「どうしようか悩んでいたけど、実際に行ってみたら思ったより住みやすそうだった」ということもありますし、逆にやっぱりダメそうという判断もしやすくなると思います。
実家の近くという問題
不安なポイントとしては、
・夫婦生活に口出しされそう
・将来的に親の介護をさせられそう
・子供が生まれたら頻繁に家に来そう
などなどありますが、もしかしたらいろいろ金銭面的に負担してくれるかもしれませんし、まったく干渉してこない(何かあったときだけ頼れる)というような、女性にとって過ごしやすいタイプかもしれません。
最初に言ったように、この問題は一概に良い悪いは言えないので、持ち家問題とは切り離して考えても良いのかなとは思います。
相手の対応も重要
持ち家問題を抜きにして本当に好きかどうかとか、相手にちゃんと気持ちを伝えて、相手が歩み寄ってくれるかとか、そういうことのほうが何倍も大切です。
とにかく、まずは自分に受け入れる気持ちがあるということと、不安な部分をしっかり伝えることですね。
反対に、絶対にうちに住んでほしいと一点張りで、女性のことを考えてくれない人であれば、仮に良い物件だったとしても結婚しないほうがいいと思います。
私の職場からはすごい遠そうとか、やっぱり私は自分の実家に近いほうが安心だとか。
歩み寄ってくれるのであれば、とても希少な存在ですから、大事にしてほしいなとは思います。
自分が受け入れられるかどうか
ただ、親については一概には言えませんが、ローンや立地などは確定事項なので、この時点でめちゃくちゃ悩んでいるなら、結婚は厳しいかもしれません。
ローンがあっても、「自分と相手の年収や貯金額を考えたときに、なんとか節約して生活ができる」と思うとか、
「今の仕事にこだわりはないから、転職すればいいかな」と思えるとか。
自分の条件が悪くて、なかなか仮交際に進めなかったのであれば、終了せずにもうちょっと頑張ってみるとか、
条件が良くてたくさん出会えるのであれば、仮交際であれば終了するのもひとつの手だとは思います。
しっかり2人で話し合うこと
持ち家問題と言ってもいろいろあると思いますが、
- その家がどういう状況にあるのか
- 相手がどう思って購入したものなのか
- それについて自分がどう感じているのか
という部分について、ちゃんと話し合うことが大切だと思います。
お相手が自分の不安について理解を示してくれて、歩み寄ってくれるなら、結婚したあとに他の問題が出ててきたとしても、きっと乗り越えられるはずです。
むしろ結婚したあとのほうが、本当に大変な問題が出てくる可能性は本当に高いので、今見えている目の前の問題だけでなく、「結婚相手」のことをしっかり考えてみてはいかがでしょうか。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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