【相談】婚活で相手が転勤族、メリットやデメリットは何?|30代女性
結婚相談所イノセント代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。
結婚相談所(IBJ)では、転勤の有無は項目がないので、プロフィールに載せていない人もいます。
仮交際中や真剣交際中に相手が転勤族ということがわかり、交際継続の判断に迷っているという人も多いのではないでしょうか。
今回も、同じ悩みを持つ方からのご相談について、坂田と永島からアドバイスをさせていただきます。
<相談>
30代女性 東京在住
先日仮交際に進展したお相手から、全国転勤があると聞きました。お相手はとても良い人で、一緒についていっても良いと私は考えていますが、終了される方は多いのでしょうか?転勤族の具体的なメリットやデメリット、判断のポイントなどがあれば、教えていただきたいです。
「お相手が転勤族」のメリット
キャリアを積んでいくうえで、各支店への転勤を必須にしている会社も多いですよね。
転勤がある=将来期待されていると言える場合もあります。
「お相手が転勤族」のデメリット
たとえば、わかりやすいのが、「自分が住みたいところに住めない」ということ。
たとえば子供が生まれたときにサポートしてもらいたいから実家の近くが良い、と思っていても無理だし、
僻地の地方に住むことになれば、これまで都会で暮らしていた人は大変ですよ。
東京や大阪などの都会では、昔ほどのご近所付き合いってものはなくなってきていますから、慣れていない人は多いと思いますよ。
お相手の転勤のために仕事をやめることになれば、相手は仕事があるから良いけど、自分は実家も遠くて友達もいない土地でひとり、という寂しさを感じるかもしれません。
今まで普通に勤めてきた会社員は、会社を辞めて他の地域に行ったときに、同じくらいのお給料をもらえる仕事に就けるかどうかわからないですからね。
何歳で家を買うかとか、子どもを産むタイミングとか。
どこの学校に通わせるか考えるのも大変ですし、転校が多いと子供がかわいそうというのもありますよね。
子どもが生まれたら、子どもと単身赴任している親との関係が希薄になりますし、やっぱり寂しいんじゃないでしょうか。
一人の負担がすごく大きくなるので、2人目3人目も本当は欲しいけど、やめておこうか…ってことにもなるかもしれません。
ただ、他にもたくさん候補がいる仮交際の段階でそこまで決断できるのかと言われると、なかなか難しいのではないでしょうか。
交際継続の判断について
今回お話したデメリットを踏まえて、それでも大丈夫と思えるなら、ぜひ頑張ってほしいとは思います。
ここまでデメリットがたくさんあるってなかなか考えないですよ。
イノセントでは開示していこうってスタンスですけど、IBJでは転勤の有無に関する項目ってないので。
でも実際、上手くいっていたのに全国転勤を知って交際終了になるケースって非常に多いんです。
地方に行って同じ年収を稼げるかって考えたら難しいですし、今まで自分が積み上げてきたものをそう簡単には手放せないですよ。
転勤の問題を抜きにして、その人と結婚したいと思えるのかどうか。
この人とならなんとかやっていけると思えたら、条件は良いんだから、進んでいけばいいと思います。
隠す人が多い中で、ちゃんと全部伝えてくれるのか。どういう選択肢があって、自分はあなたのためにこうしようと思っていると言ってくれるとか。
みんな小さいころから塾に通ってすごい勉強をがんばって、良い高校に入って有名な大学を出て、良いところに就職したけど残業が多くて、全国転勤もあって…でも婚活では選んでもらえないなんて、隠したくもなりますよ。
でもそれがハイスペの宿命なんですよね。優秀な方なんですよ。
学歴も高いし、まじめだし、お金もあるし、婚活的には本当に条件良いと思います。
そういう方となら、結婚してから何か問題が出てきた時も二人でちゃんと乗り越えられるんじゃないでしょうか。
真剣交際なら、この人とやっていけるって覚悟を決められるか、無理だから終了しようと判断しやすいとは思います。
って考えると、仮交際で決断するのってすごくハードルは高いですよね。
言ってくれないなら、自分から聞いてみるべきだと思います。
1年だけなら、単身赴任でも大丈夫って思えるかもしれませんし。
全国転勤OKならプロフィールに書くべき
ハイスペの全国転勤がある人からしたら、容姿やスペックは良いけど転勤NGの人よりも、容姿やスペックは普通だけど転勤OKの人を選びますからね。
「将来のお仕事についてはお相手と相談して決めていきたいです。全国の方を視野に入れて活動しています。」
みたいな感じで書いてもらっていますね。
まとめ
今日のご相談者さんは、ついていっても良いということなので、お相手のことが本当に好きで、しかも柔軟な対応ができる方なんだと思います。
ただ、もし同じような状況で、本当にどうしようか悩んでいる方は、交際終了も視野に入れても良いとは思います。
交際終了の後押しをするわけではありませんが、特に仮交際の段階では他に良い人はまだまだたくさんいますし、条件が良くて転勤がない真のハイスペの方もいます。
この人となら乗り越えられると思うなら頑張っていただきたいですが、現時点ですごく悩んでいるなら、一考の余地はあるのではないかなと思います。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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