婚活で「持ち家あり」のメリットとデメリット|不利な理由と対策
結婚相談所イノセント東京代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、東京代表の永島です。
持ち家があると、婚活が不利になると一般的には言われています。
持ち家の立地面や資産価値次第では有利になる場合もありますが、一般的には交際上の問題に発展することが多いでしょう。
今は特にコロナで世界情勢が不安定なので、金銭面的な問題は悩みの種として挙げられやすいです。
もし資産価値がある家だったとしても、お相手にとって住居場所の選択肢がないなど、デメリットは多々あります。
そこで今日は、「持ち家あり」が不利と言われている具体的な理由や対策についてお話します。
お相手に持ち家があるケースや、実際に不利になってしまった方の事例も交えつつお話するので、ぜひ参考にしてください。
持ち家ありのデメリット
では、早速持ち家がある方の不利な理由をお伝えしていきます。
持ち家の内装や立地に不満を持たれる
持ち家がある人にとって「自分の持ち家は資産だ」と思っているかもしれませんが、婚活で出会ったお相手にとってはお荷物になることがほとんどです。
多くの場合、持ち家の内装や立地などを気に入らないことがあるからです。
また、田舎だと実家の近くに家を建てる風習もあるので、お相手の親が近くにいることを嫌がる方もいます。
「家を他人に貸すか売ればいい」と話す方もいますが、立地などによっては買い手がつかないこともあります。
例え借り手が見つかったとしても、家の条件次第では「ローンを月10万円返済しているのに、ひと月に7万円の賃貸しかもらえない…」なんてこともあり得ます。
さらに、ご近所付き合いが大変だったり、いざ一緒に暮らし始めたとしても「子供ができたらもっと広い家に住みたい」「職場からの距離が近いところがよかった」など、様々な問題が出てきます。
ローンは夫婦の借金になる
結婚後、夫婦の財布が一緒になるケースは多いと思います。
そのため、もしお相手に奨学金があれば、その奨学金を自分も一緒に返している…という感覚になってしまいます。
家計が一緒になるとこのような事例も発生するので、持ち家に対してお相手が手放しで納得してくれるとは考えないようにしたほうが良さそうです。
金融リテラシーを疑われる
「家を買って初めて一人前」というような考えの人は、今でも多いことかと思います。
しかし、その考え方はすでに古く、今では時代錯誤と言えます。
むしろ収入に見合わない家を買ってローンを支払っていると、金融リテラシーが低いと言わざるを得ず、「変なところでお金を使いそう」と疑われてしまうかもしれません。
特に結婚相談所の女性は、しっかり働いて自立している方が多いので、「家を持ってるから素敵」と思う方は少ないです。
もちろん、専業主婦希望だったり、アルバイトでその日暮らしをしているような、同じく金融リテラシーの低い女性からはモテるかもしれません。
しかし、自立している女性には、家を持っているというだけでは好感度は上がらないと考えておくべきでしょう。
住む場所を自由に選べなくなる
何より一番のマイナス点は、持ち家のある方と結婚した場合、結婚後の住む場所を自由に選べないことです。
中には「結婚したら、新築未入居の物件に入りたい」というポリシーの方もいます。
本人は新築未入居物件を購入して嬉しかったかもしれませんが、結婚相手にとっては中古物件です。
自分で選んだのであれば、「住んでみたらここが嫌だった」などの問題点が出てきても我慢できますが、
そもそも選ぶ自由がなければ、同じ問題でも我慢できないことは多くなるはずです。
持ち家ありのメリット
持ち家の立地が良ければ、必ずしもマイナスになるとは言い切れません。
資産的な価値があるということなので、売ろうと思えば売れますし、そのまま住んでも問題はないでしょう。
場所によっては買ったときの金額よりも高く売れることもあるので、負債にはなりません。
また、親から受け継いだ家であったり、ローンがすでに返済されている家など、借金と呼べるものがなければ、持ち家ありでも受け入れられる可能性はあります。
ただ、家に価値があったとしても、場所や内装などの問題がなくなることはないので、資産価値があるからと言って手放しでプラスになるとは言えません。
自分に持ち家があるときの対処法
自分に持ち家がある場合、どのように婚活を進めていくべきでしょうか?
受け入れてもらうためにきちんと説明する
持ち家があって不利な状況でも、お相手に理由をきちんと説明できれば、受け入れてもらえる可能性はあります。
「月々10万円の返済をしているけど、この家の家賃相場は12~13万だし、もし嫌なら売って他の賃貸に住んでもいい」
「共働きの間は別々に住んで、いつかお互いに納得したら一緒に住みたい」
など、お相手を安心させられるようなフォローをするべきです。
また、
- ローンの残額
- 売却した場合の利益
- 年間の修繕費
- 固定資産税の金額
などをきちんと説明できれば、お相手への印象は全然違います。
お相手からすると「結婚前になんで家を買ったの?」と考えてしまうので、購入した理由やお相手が気に入らなかったときの対策を話せるかどうかが大事です。
お相手にとっては住む場所の選択肢がありませんから、諦めて相手の持ち家に住むか、交際終了をするかの2択を迫られ、つらい状況に追い込まれます。
だからこそ、きちんと受け入れてもらえるように、家の資産価値や、なぜ家を買ったのかという理由をしっかり説明する義務があると私は思います。
問題は仮交際中に解決しておくべき
「持ち家は手放すべき」とは言いませんが、婚活ではマイナスになる可能性があると考え、きちんと備えるべきです。
「家の内装や場所などは一緒に決めたい」と考える女性は多いですし、男性が結婚前にローンを組んで購入した家は、二人で借金を抱えることと同じなので、「俺が一人で返していくから」という話は通用しません。
女性会員さんからも、「家を持ってるから素敵」「持ち家があるから決めました」という方は見たことないですし、むしろ「結婚へのブレーキになった」という方をよく見かけます。
「持ち家のローン=借金」なので、できれば仮交際中にしっかりと説明し、受け入れてもらえるように努力する必要はあるでしょう。
お相手に持ち家があるときの対処法
一方、お相手に持ち家があることが発覚した場合、どのようにすればいいのかをお伝えします。
持ち家について説明してもらう
お相手の持ち家は大きな不安材料ですが、即交際終了と決断するのはもったいないです。
お相手に魅力がある場合は、お相手の持ち家を自分が受け入れられるかどうかを検討しましょう。
2人で話し合いの機会を作り、持ち家についてきちんと説明をしてもらうことが大切です。
- 月々いくらローンを返しているのか
- ローンの残額はいくらか
- 固定資産税や資産価値はどれくらいか
- 貸す、売るなどの選択肢はあるのか
- 周辺はどんな場所で、ご近所さんはどんな人なのか
など、いろいろ聞いてみてください。
そして実際に家に行ってみて、
- 周りに何があるか
- 自分の職場からどれくらいかかるか
- 内装はどんな感じか
などをチェックし、自分が住めるかどうかを検討しましょう。
もちろん、「思ったよりダメだな…」と感じることもありますし、行ってみたら「意外と素敵だな」と思うこともあります。
もし受け入れられなければ、交際終了の判断も仕方ありません。
また、お相手の男性が資産価値やローンの残額を言わずに「とりあえず見に来てほしい」とゴリ押しするような方は、問題解決能力がないので良い方とは言えません。
最初は批判的な意見を言わないこと
持ち家について話し合うとき、最初はあまり批判的な意見を言わないよう注意しておきましょう。
自分にとってはお荷物な家だとしても、お相手は相当の覚悟を持って買ったはずなので、頭ごなしに否定するのは配慮に欠けています。
真剣交際や成婚を考えているお相手なら、「将来のことを考えているから、言いづらいだろうけどローンのことなどを話してほしい」とやんわり提案しつつ、解決していくべきです。
持ち家に資産価値があるならはっきり伝えてくれるはずなので、もし誤魔化すようなら、その家に資産価値は無いと判断して良いかと思います。
お相手にきちんと説明すること
結婚相談所のカウンセラーをしていて、お相手に持ち家があることが発覚して成婚間近で破局になったという方をたくさん見てきました。
住む場所はとても大切なことなので、仮交際の段階で「将来どこに住みたいか考えてますか?」などの話を持ちかけ、お相手が家持ちかどうかを探ってみましょう。
もし自分が家持ちなら、お相手に受け入れてもらえるように全てを話して安心させてほしいですし、説明する義務があると思います。
特にローンのある方は、家が資産として考えているのは自分だけで、他人から見ればただの借金であることを自覚しつつ婚活に臨みましょう。
家を購入したときは、むしろプラスになると判断してのことだと思いますが、婚活においてはマイナスになることが多いです。
家を購入したことは変えようのない事実なので、これからどうするか改めて考えてみましょう。
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結婚相談所イノセント 東京代表
永島 一之
結婚相談所イノセントの東京代表。会員様とのコミュニケーションを重視し、画一的なアドバイスではなく会員様一人一人に寄り添ったアドバイスを信条としています。
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