IBJ(日本結婚相談所連盟)とパートナーエージェントを徹底比較

IBJ(日本結婚相談所連盟)とパートナーエージェントを徹底比較
2020年6月7日
結婚相談所イノセント代表 坂田 啓太
【執筆】坂田啓太

結婚相談所イノセント代表

こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。

結婚相談所の大手と言えば、IBJ(日本結婚相談所連盟)パートナーエージェントが有名です。


IBJ(日本結婚相談所連盟)


パートナーエージェント

実はパートナーエージェントは、もともとIBJに加盟していたグループだった、というのはあまり知られていない話です。

人物名坂田代表
今の日本では、仲人型の結婚相談所としてはIBJとパートナーエージェントが2強になっていますが、両社の目指すところや文化というのはまったく違う特色になっています。

今日はIBJ(主にIBJメンバーズ)とパートナーエージェントの違いを徹底的に比較していきますので、結婚相談所の入会を検討している人はぜひチェックしていただければと思います。

 

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IBJとパートナーエージェントの会員数の違い

パートナーエージェントは、自社会員と別に「コネクトシップ」という連盟で会員を共有しています。

コネクトシップとは、

  • パートナーエージェント
  • Yahoo!婚活コンシェルプラン
  • ゼクシィ縁結びエージェント
  • OTOCON MEMBERS

の計4つの婚活支援サービスが連携して、会員の相互紹介を実施するシステムです。

参考:コネクトシップとは?|株式会社パートナーエージェント

パートナーエージェントでは、

  • 自社会員の約11000人
  • コネクトシップで許諾をもらっている約13000人

上記合わせて約24000人の会員が紹介可能となります。

WEBサイトでは55,000名とありますが、この数字はコネクトシップに加盟している企業や連盟に所属している会員数の合計なので、パートナーエージェントで紹介できる会員数ではありません

人物名坂田代表
55,000名という数字は見せかけの数字なので、惑わされないようにしましょう。

一方、IBJは直営店(IBJメンバーズ)と日本結婚相談所連盟で合計約63,000名の会員が所属しています。

こちらは正真正銘、IBJが管理する会員の数です。

  • パートナーエージェント:自社会員+コネクトシップ=合計約24,000名
  • IBJ:直営店(IBJメンバーズ)+日本結婚相談所連盟=合計約63,000名

運営方針の違い(マッチングシステムや紹介or検索など)

パートナーエージェントは、会員の「紹介」がメインです。

会員の検索もできますが、基本は価値観や希望条件を確認したうえで、お互いに希望が合う会員さんを紹介する方針です。

完璧なマッチングではなく、自分と相手の希望が近い人を紹介してもらえるシステムになっています。

  • どんな人が良いのかわからない
  • 相手を選びきれない
  • 忙しくて検索している時間がない

という人におすすめです。

人物名坂田代表
紹介されたとしても自分から申し込む必要があるので、当然断られる可能性はあります。

ただし、紹介は基本的にパートナーエージェントの自社会員(約11000名)なので、何ヶ月も同じ条件で希望を出していると、だんだん紹介できる数が減る可能性は考慮しておくべきです。

入会前の無料相談の際には、自分が希望する条件に合う人が何人いるか、必ず確認するようにしましょう。

一方、IBJは「検索」がメインで、自分でスマホやパソコンを使い「絞り込み検索」をかけて会員を探していくシステムです。

自分の希望条件をいろいろ変えながら検索でき、良さそうな人がいたら申し込んだり、申し込まれたりします。

「紹介」と違って完全な実力勝負なので、お見合いがなかなか決まらない人もいれば、反対に条件の良い人とどんどんお見合いが決まる人もいます。

人物名坂田代表
もちろんIBJでも紹介はできるので、希望があれば担当者にお伝えしてみましょう。

パートナーエージェントとIBJは、紹介と検索でどちらに重きを置いているかの違いで、両社とも検索もできるし紹介も可能です。

料金システム(プラン)の違い

※各プランは年齢や性別、住んでいる地域、時期などによって異なるので、詳細は各公式サイトでご確認ください。

以下は参考までに、一番メジャーな料金プランを比較しています。

パートナーエージェント 結婚相談所 IBJ直営店(IBJメンバーズ) IBJ加盟店(例:イノセント)
95,000円 初期費用 135,000円 98,000円
17,000円 月会費 15,500円 10,000円
30,000円 登録料 30,000円 初期費用に含まれる
50,000円 成婚料 200,000円 100,000円
特になし 有料オプション 特になし 特になし
379,000円 1年間総額(推定) 551,000円 318,000円

パートナーエージェントもIBJも基本的には追加料金はありません。

各社が主催する会員向けの婚活パーティなどは有料だったり、IBJは一部プランに含まれていることもあります。

料金を見るときに本当に大切なのは、金額よりもサービスの内容です。

各プランによっても違いますが、パートナーエージェントはコンシェルジュによる紹介が月4~6人で、しかも4~6人と絶対に会えるわけではありません。

人物名坂田代表
お互いの希望条件が近い人の紹介なので会える可能性は高いですが、人によっては月に1人も会えないということもあります。

IBJメンバーズは月の申し込み人数が10~30名ですが、IBJ加盟店であればイノセントのように申し込み無制限という結婚相談所もあります。

条件の良い人であれば月4~6人でも十分ということもあるので、どちらが良い悪いではありません。

違いを理解したうえで、自分に合ったサービスと料金を比較することが大切です。

パートナーエージェントとIBJの詳細比較

ここからはもう少し細かいサービスについて、それぞれ比較していきたいと思います。

プロフィール項目の比較

パートナーエージェントもIBJも、写真付きプロフィールの検索を自分ですることができます。

ただし、パートナーエージェントでは「宗教」「子供がほしい」という項目がありません

IBJは「宗教」「子供がほしい」のプロフィールへの記載は必須で、検索項目もあります。

宗教と子供については結婚後に問題になることもあるので、重要視する人はIBJがおすすめです。

交際期間の比較

パートナーエージェントでは、交際期間については特に決まりはありません。

  • 結婚願望はあるけどいつか結婚したい
  • 良い人がいたら結婚したい

という人が多くなるので、「今すぐ結婚したいと思って交際したのに、相手がまだ結婚を望んでいなかった」なんてこともあるのです。

この段階の人を「結婚したい」と思わせるように意識を変えるのは非常に難しいです。

一方、IBJは仮交際3ヶ月、真剣交際3ヶ月、合計6ヶ月の交際期間が決められています。

最初から半年で結婚することを目的として出会うため、結婚に向かう意識が非常に強く、短期間で成婚しやすいという特徴があります。

人物名坂田代表
つまり、会員の結婚に対する心意気が全然違い、「今すぐ結婚したい」「6ヶ月以内に結婚したい」という人が6万3000人以上集まっているということです。
  • 本気で結婚を見据えた人と出会いたい
  • 出会ってすぐ結婚したい

という人は、間違いなくIBJがおすすめです。

  • 結婚を決めるまで6ヶ月以上交際したい
  • すぐに結婚ではなく結婚前提に付き合える人と出会いたい

という人は、パートナーエージェントがおすすめです。

成婚退会のタイミングの比較

パートナーエージェントでは、「二人で結婚に向けて交際をスタートしたら成婚退会」です。

つまり、成婚退会したあとでプロポーズや結婚の準備を進めていくことになるので、結婚の話が具体的になってきてから「やっぱり別れる」というケースはどうしても多くなります。

確認したところ、パートナーエージェントでは、成婚退会後に破局になった場合、あらためて入会する場合の初期費用は無料だそうです。

人物名坂田代表
出戻りの初期費用が無料というシステムがあるということは、成婚退会後に破局する人が多いのかもしれません。

IBJでは「プロポーズをして承諾をもらえたら成婚退会」というルールなので、成婚退会後に破局する可能性はかなり低いです。

IBJでは、

  • プロポーズのシチュエーション
  • プロポーズをどうするべきか
  • 結婚について相手はどう思っているのか

などのサポートもありますが、パートナーエージェントではもっと手前で成婚退会なので、基本的にはサポート外となります。

ちなみに、「IBJと比べてパートナーエージェントは成婚率が高い」と言われますが、成婚退会の時期が違うのでまったく意味のない比較です。

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お見合い場所の比較

パートナーエージェントでは、お見合い場所の指定はありません。

「できるだけ静かなカフェで」という表現ですが、基本的には会員任せです。

支払いは「割り勘」が基本ルールのようですが、男性はおごっておいたほうが印象は良いかもしれません。

IBJはホテルのラウンジで、時間も60分と決まっています。

支払いは男性の全額支払いとルールで決まっているのでわかりやすいです。

パートナーエージェントでは会員が好きなカフェを選べますが、IBJではホテルのラウンジと指定があるため、男性の金額負担はIBJの方が高くなる可能性があります。

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婚前交渉のルールを比較

パートナーエージェントでは、婚前交渉(セックス)はルール上禁止されておらず、「推奨しない」という表現にとどまります。

IBJは明確にルールとして禁止されていて、違反した場合は強制的に成婚退会とみなされます。

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自己都合で退会したときのルールを比較

パートナーエージェントでは、1年以内に自己都合で退会した場合、2万円の違約金が発生します。

確認したところ、コンシェルジュや各サービスを利用することで自分磨きができ、パートナーエージェント以外の人と出会って退会ということもあるので、その費用だ、ということでした。

人物名坂田代表
自己都合退会する人が全員「パートナーエージェント以外で出会って退会する」ということを前提にしているのは、かなり違和感を感じます。

それに対しIBJでは、自己都合退会による違約金は発生しません。

IBJの「活動サポート費」は1年間分の料金を前払いしているので、期間が残っていれば返金されます。

イノセントのように最初から活動サポート費が無料ということであれば、もちろん返金もありません。

パートナーエージェントとIBJはシステムが全然違う

両社はそもそものシステムが全然違うので、横並びの比較をしていても違和感を感じるばかりです。

人物名坂田代表
結婚相談所の2強とは言われますが、成婚退会の定義や運営方針などが大きく違うため、横並びで比較するべきではないと、徹底比較をして初めてわかりました。

ただ間違いなく言えるのは、IBJの会員さんは明確な結婚の意思を持って入会をしているので、すぐに結婚したいという人はIBJがおすすめです。

反対に「結婚を見据えた交際がしたい」「良い人と出会っていつか結婚したい」という考えであればパートナーエージェントが良いのかなと思います。

★パートナーエージェントがIBJから除名された件

記事の冒頭でもお伝えしましたが、実はパートナーエージェントは、もともとIBJに加盟していたグループです。

2016年にIBJから除名され、独自路線を進んで今にいたります。

IBJからの除名は、パートナーエージェントが「コネクトシップ」を立ち上げたことが原因です。

コネクトシップはIBJのサービスと競合する(ぶつかり合う)ため、IBJの利益を損なう可能性がある、ということで除名になったようです。

実際に裁判にもなり、除名は有効であると認められています。

※上記は「会社四季報」「東京地裁の決定通知書」により開示されている情報です。

 

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結婚相談所イノセント代表 坂田 啓太

結婚相談所イノセント代表 坂田 啓太

1985年生まれ。結婚相談所イノセント代表。
婚活が上手くいかない会員さんに対して、上手くいかない原因と解決策、取るべき行動などを戦略的にアドバイス。
徹底したサポートと戦略で、短期の成婚退会に導く。
結婚相談所だけでなく、マッチングアプリや婚活パーティーのアドバイスも行っている。
Twitter、Instagramでも情報を積極的に発信。不定期で「婚活セミナー」を大阪・東京で開催。

結婚相談所イノセント

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