心療内科医監修「自分を好きになる方法」は3つの”比べない”がポイント
結婚相談所イノセント
心療内科医
こんにちは!心療内科医の内田さやかです。
今日のテーマは「自分を好きになる方法」。
自己肯定感といいますが、
・自分が存在していいんだ
・自分は価値のある存在だ
という気持ちのことで、専門的には「自尊心」と言います。
この自尊心が小さく、なかなか婚活でも上手くいかない方が多いようです。
ではどうすれば「自尊心を高める=自分を好きになる」ことができるのでしょうか。
今日は2つの方法をご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
過去、他人、親とは比べない
まずひとつめは「過去、他人、親とは比べない」ということ。
①過去と比べない
②他人と比べない
③親と比べない
という意味の言葉です。
「自分は自分」という視点が大切なので、他と比較しちゃダメ。手放せたら楽になるよ。ということなんです。
でも、自尊心を低下させる作用も持ってしまっているんです、比較ってものには。
たとえば過去の恋愛や成功体験にしがみついていても、それは過ぎ去ったものなので、今と未来はどうするの?と考えてみてほしいです。
肯定してくれる人の近くにいること
でも逆に、どんな自分でも受け入れてくれる人とか、肯定してくれる人と話していると、それだけで楽ですよね。
自分はこれで良いんだって思えたり。
もちろん、親も含まれます。
そういうときは残念だけど、たとえ親でも距離を取ったほうが幸せになれたり、自分を肯定できたり、ひいては自分を好きになれるということに繋がると思います。
自分のものさしを持つことが大切
自分で考えてやめると決めたなら良いんですけど、親に振り回されて大切なことを決めてしまうのは良くないと思いましたね。
しかも本人は「親にちょっとアドバイスをもらった」くらいにしか感じていなくて、深刻さがわかっていなかったので、ちょっと怖いなと思いました。
親とか会社とか、社会のルールだったり。そういう自分のものさしを持てていない人は、周りに依存してしまったり、従属的になっちゃうことがあります。
親から評価されること、会社から評価されること、ばかりに目が行っちゃうと、自分の幸せとか、自分の好き嫌いとかが曇ってきちゃうんですよね。
自分がおいてけぼりになるというか。
それこそ、
・自分がわからない
・自分に自信がない
・自分が好きじゃない
という部分に繋がってしまうのかなと思います。
現状を受け入れたうえで、アップデートさせてもいい
頭ではわかっていても、「よし、受け入れよう」って簡単に切り替えられない気がします。
「知る」があった後に「受け入れる」があるんですよね。
間違いなく「知る」よりも「受け入れる」のほうが未来であって、より高度なステップと言えます。
自分に✕をつけてみる。自分の◯を見つける。そうやってフラットに自分を見てみる。そして、それ全部ひっくるめて自分の現状を受け入れることができるかということだと思います。
でも、その後に、別に受け入れなくてもいいんです。
自分を知るときに出てきたものって、「これが私の価値観」「私の大事にしていたもの」だと思っていたけど、実は親に言われたものかもしれない。
だから、「いやいや違うぞ、私の大事なものは本当はこっちかもしれない」という風に崩してもよくって。
せっかく「これだ!」って見つけたのに、あえて崩してまた見つけて、崩して見つけて…ってことが起こりうるということなので。
でも、それが自分探しということなんだと思います。
「開き直り」はネガティブか、ポジティブか
物事と距離が取れているというか、ちゃんと感情と距離ができているってことだから、開き直りは良いんですよ。
会員さんで、「自分のことは嫌い。でも、こんな私を好きになってくれる人を探したい」という人がいるんですよね。
これって開き直りっていうんでしょうか?もちろんポジティブに開き直れている人と、ネガティブになっている人の2パターンあると思うのですが…。
ただ、「問題の回避」になっちゃうと、結局悩んでぐるぐるしちゃうのかなとは思います。
「問題の回避」という言葉を聞いて今わかったのですが、ポジティブな人は、自分のことは嫌いだけど、がんばって改善しようとしたうえで、やっぱり無理だから開き直るという感じなんですよね。
ネガティブな人は、問題にフタをしたまま、そのまま挑もうとしちゃうのかなって思います。
「私ここは努力したわ」って思えたり、相手と良い関係を築こうと努力をしたりできるんですよね。
人間の成長発達とは曖昧なものを受け入れるプロセスだ
たとえばすごいポジティブで自尊心が高い人でも、けちょんけちょんに言われたり、大失敗したら凹みますし、多少は揺らぎますよね。
特に婚活ってやっぱり、活動することで自分を知ることや、自分と向き合うことがあったりして、好きじゃない自分も見えちゃうじゃないですか。
そのときに、◯も見えているかなとか、✕の自分も一旦受け入れるかとかが大事なのかなと。
でもやっぱり、曖昧さが大事なんですね。白黒つけようとする人は多いですから。
曖昧さを持てる人が上手くいくというより、婚活をやりながら曖昧さが持てるようになっていけそうです。
とにかく打席に立たないと、っていつも会員さんに言ってます。
そういう人って、なぜか幼く感じるというか。
そういう相反するものが自分の中にあるとか、良いなと思った相手にちょっと気になるところがあるとか、そういう曖昧さを受け入れられないというのは、成熟していないからなんですよね。
気になる部分も絶対あるはずで、それも含めて一回様子を見れるとか、受け止めてあげるとかが大事なのかなと思います。
まとめ
自分を受け入れて好きになるには、比較三原則(過去、他人、親と比べない)と、自分を肯定してくれる人の近くにいることが大事というお話をしました。
ただ、すべてを受け入れなくてもいいというのも大事なポイント。変えていこうとしてもいいし、自分の「大事」を疑ってもいいんです。
そのうえで、不確実なものや曖昧さを持てるようになれば、婚活という旅もきっと持ちこたえられるのではと思います。
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結婚相談所イノセント 心療内科医
内田 さやか
日本医科大学卒。東邦大学医療センター大森病院にて心身医学を学ぶ。
IT企業を中心とした複数企業の産業医を担当。
会員制のプライベートサロン「 SAHANA(サハナ)」運営。
困っている方のお話にじっくり耳を傾け、必要なサポートを本当に必要としているひとのもとに届けたいと考えています。心療内科医の立場から、科学的根拠も交えつつ、少しでも前向きに婚活ができるようなお手伝いができれば幸いです。
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