結婚相談所(IBJ)の「家族構成」で見抜けること、見抜かれること
結婚相談所イノセント代表
こんにちは!結婚相談所イノセント、代表の坂田です。
「性格の不一致」は離婚の大きな原因となりますが、ただ「趣味が合わない」などの簡単な理由で判断できるものではありません。
反対に「趣味が合う=仲が良い」というわけでもなく、むしろ金銭感覚や食事の好み、育った環境が似ていることを優先したほうが上手くいくこともあります。
その中でも特に、結婚相談所の婚活で多くの方が意識する「家族構成」について、今日はとことん深堀りしていきたいと思います。
結婚相談所の婚活で、家族構成って大事?
家族構成は特に気にしていなかったけど、書いてあったから気になる、という人は多いです。
でも結婚相談所のプロフィールにははっきり書いていて、実家が北海道で、末っ子で、ご両親が今何歳で、兄弟がどんな仕事をしていて…みたいなこともわかっちゃうので、気になるのは当然です。
結局、家族構成って本人にはどうしようもないし、何が良くて何がダメということはないんですけど、相手はこういう部分を気にしているよということは把握しておくべきなんです。
自分の家族構成をどうフォローするか、お相手の家族構成をどう読み解くか、というのは結婚相談所の婚活ではめちゃくちゃ大事だと思います。
家族構成からわかること
もちろん本人の年齢にもよりますが、たとえば60歳と80歳では全然イメージは変わってきます。
やっぱりお相手の実家には自分も行く可能性がありますし、何かあったときにこっちに呼んで面倒を見ないといけないのかな…とかも考えますね。
さらにいうと、実家から近いのにひとり暮らしをしていれば、あえてひとり暮らしをしているということなので、自立しているんだなってこともわかったりします。
あとたとえば父親が亡くなっていたら、職業欄や同居・別居欄や未婚・既婚欄とかが空白で、備考欄に「平成◯年他界」みたいに書いたりします。
家族構成をカウンセラーが深読みすると?
母親が専業主婦というだけで、「やっぱり本人も専業主婦希望なのかな?」と男性はちょっと警戒します。
で、実際たぶん仲が良いし、共依存している可能性もあるなと警戒されます。
「父・母・姉」しか書いてなくて、会員さんに「これってどういうことですか?」って聞かれたことあります。
本当に何もなくて「忘れていました」って可能性もあるし、何か重大な問題があって書けないとか、そもそもやる気がないとか、親の年齢とか生年月日とかはっきりわからなくて、わざわざ聞くのもめんどくさいと思ってるとか。
もし白紙の人から申し込まれたときや、不明点や気になることがあれば、気にせず担当者に聞いてほしいですね。
「お見合いのときに本人から説明したいそうです」とか、「兄がいるけどどこに住んでいるかもわからない」とか、何かしらはわかると思います。
家族構成の書き方と、フォローの仕方
結婚相談所の家族構成は非常に奥が深く、父親が病気をしているとか、母親が専業主婦と書いているけどほとんど入院しているとか、ご両親の国籍、借金、兄弟の障害などなど…
表から見てわかること以外にマイナスになることもたくさんあります。
ここでは、自分の家族構成の書き方と、マイナスポイントのフォローの入れ方について考えていきたいと思います。
ひとり暮らし
もちろん年齢にもよりますが、基本的には実家暮らしはマイナスなイメージがあるということはわかっておいたほうがいいです。
もし親と同居している場合は、自己PRとかカウンセラーの紹介文とか、何らかの形でフォローを入れておくほうがいいと思います。
・職場から近いので一緒に住んでいる
・大学生のときは4年間一人暮らしをしていた
・実家暮らしだけどお金は入れている
・夕食は家族の分も自分が作る
とか、なんでもいいですよね。
ご両親が遠距離
もし帰るつもりがないのであれば、これも紹介文かどこかに書いておいても良いですよ。
北海道に会社があったとすると、もし父親に何かあったときに、会社を継ぐために実家に戻る可能性もあるのかな?と思われます。
親の学歴
たとえばご両親が高卒で、本人が東大とか京大とかってなかなかないですから、当然といえば当然ですね。
本人が大卒でも、「親が高卒だからダメ」ということもあります。
そういうこともあると知っておくだけでも違いますから、大事なポイントです。
ご両親の離婚
やっぱり重い話にはなるので、仮交際で自分の口から伝えるのが良いのかなと思います。
父親と完全な疎遠になっていて、まったく会うこともないし、結婚の報告もするつもりはないというのであれば、そもそも家族構成のところに書く必要もないですし、
高校生ぐらいのときに離婚して、今は定期的に会っているとかだったら、家族構成に書いておいて、詳しいことは口頭で説明するとか。
親の「無職」、兄弟の「家事手伝い」
言葉が与えるイメージはかなり強いので、「定年退職」などと書いたほうが間違いなく印象は良いです。
「アルバイト」とだけ書かれていると、ずっとアルバイトだったのかな?って思ってしまいますよ。
家事手伝いというのはどうしても闇を抱えているイメージがあるので、少しでもバイトをしているなら、何かしら書いたほうがいいです。
中途半端に説明するのはNG
ただ「兄弟に障害がある」とだけ言われると怖くて仕方がないですけど、ちゃんと「これくらいの障害があるけど、生活にはまったく支障はない」ということまでちゃんと説明すれば、少しは安心してもらえるので。
中途半端な説明は、一番不安にさせてしまいます。
親が高齢の方も、「75歳を越えてるけど、施設に入る準備はできているし、お金も自分たちで用意してくれているから、介護要員になることはない」と、はっきり1回で伝えてほしいです。
だから、自分が背負ったものに目を背けず、しっかりお相手に説明をして進めていってほしいです。
親が高卒でダメになったというケースは実際ありますけど、それが原因で最後まで結婚できなかった人はいないです。
だからと言って何も考えていないというのは最悪です。
今まで考えていなかったのなら、ちゃんと家族会議をして方向性を話し合っておくべきです。
家族の年齢とか障害とか宗教とか、本人にはどうしようもないというのはわかるんですよ。
でも、「だって仕方ないじゃん」ってスタンスでこられると一気に萎えますよ。
今問題を解決できないとしても、しっかり考えている姿勢、解決しようとする姿勢は大事です。
まとめ
IBJの「家族構成」は、その人の人間性も反映されるので、わかることはすごく多いです。
表面的には何もない家族でも、本当に何の問題もない家族なんてそうそうありません。
本人にはどうしようもないことでも、どうフォローするかで印象は大きく変わります。
本当の問題は、問題に対して向き合わず、卑屈になることです。
大切なのは本人同士なので、問題から目を背けず、突き進んでいただきたいなと思います。
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結婚相談所イノセント 代表
坂田 啓太
結婚相談所イノセントの代表。イノセントは、お客様の価値観や人生を尊敬する心を持って、価値あるサービスを提供し、一人でも多くの成婚を実現したいと考えています。
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